自民党の総裁選挙をめぐる最新情勢について、党本部前から、瀬島隆太郎記者が中継でお伝えする。
菅首相の不出馬で、総裁選の構図が一気に変わったことから、若手や中堅議員を中心とした「反菅票」の受け皿が流動化しており、各派閥の動きも激しくなっている。
河野規制改革担当相は早速、派閥トップの麻生副総理と会談した。
関係者によると、河野氏は、出馬する意向を固めたという。
一方、石破元幹事長の動向にも注目が集まっている。
菅首相の周辺からは、「岸田氏以外だ。勝てる候補は石破氏で、衆院選も乗り切れる」と、早くも石破氏支持に向けた声が出ている。
また、菅首相支持を表明していたある二階派の幹部は、「勝てる候補を見極める」と述べており、二階派が石破氏や野田幹事長代行を推すのではないかとの見方も出ている。
岸田氏は、菅首相への対立軸として党改革を打ち出し、勢いを得ていたが、戦略の練り直しを迫られた形。
さらに、高市前総務相が3日、「出馬の意思は変わらない」と強調したほか、茂木外相の動向も注目され、候補者が乱立する混戦も予想される。
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