「BIGBANG」出身V.I、“懲役5年”の求刑を受け、グループや前事務所YGに言及し悲痛の陳述&潔白主張 (7/2)

「BIGBANG」出身V.I、“懲役5年”の求刑を受け、グループや前事務所YGに言及し悲痛の陳述&潔白主張

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韓国軍検察がグループ「BIGBANG」出身のV.I(本名:イ・スンヒョン、30)に懲役5年、罰金2千万ウォン(約200万円)などを求刑した。V.Iは最終陳述で自身の潔白を主張し、特に「BIGBANG」について言及し、激しい感情を露わにした。

1日にキョンギ(京畿)ヨンイン(龍仁)地上作戦司令部・普通軍事裁判所でV.Iの結審公判で、軍検察は懲役5年、罰金2千万ウォンなどを求刑した。

V.Iは▲特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)、▲食品衛生法違反、▲業務上横領、▲性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなどを利用した撮影)、▲性売買あっせんなどの行為の処罰に関する法律違反(性売買あっせんなど)、▲常習賭博、▲外国為替取引法違反、▲性売買あっせんなどの行為の処罰に関する法律違反(性売買)、▲特殊暴行教唆容疑など、合計9件の容疑を受けている。

軍検察は「数年にわたり続いた犯行」だとV.Iが「経済的利益のために外国人に性接待を行い、法人資金を横領し、罪悪視される性売買や賭博などを行い、私的復讐をはたらくなど重大な犯罪を犯した」と指摘した。それとともに「最も大きな利益を得たのは被告人だが、犯行後に反省をしないなど罪質がよくない」とし、「厳重な処罰が必要だ」と述べた。

数か月にわたった公判中に、容疑の大部分を否認していたV.Iは同日も自身の潔白を主張した。

最終陳述でV.Iはあらかじめ準備してきたメモを取り出して読み、「17歳の練習生生活から15年間、歌手生活を送り数多くの愛を受けてきたが、私の過ちにより一瞬にしてすべてが崩れ残酷な心情」だと打ち明けた。

ただV.Iは「100件以上の単独記事などで数多くの疑惑が提起されたが、疑惑のほとんどは事実ではない」と抗弁し、「軍隊に逃避したというのは事実ではない」と述べた。「当初2019年3月にが入営日であったが、入営を延期し捜査に協力して入隊した」とし、「私の潔白を証明しようとした」というのだ。

特にV.Iは「バーニング・サン事件(※)」の事態についても言及した。「クラブ『バーニング・サン』で麻薬が流通し、性犯罪が起こり、公権力の庇護を受けたという疑惑があったが、捜査過程を通じて私と何の関係もないことが明らかになった」とし、「疑惑が解消されないまま、過った批判を受けており心が痛む胸中」だと吐露した。

V.Iはいわゆる“V.Iのグループチャットルーム”のメンバーたちが性犯罪で実刑を言い渡されたことと関連しては、自身が所属していたチャットルームではなく、自身がいない別のチャットルームで起こった会話に自分が巻き込まれたことで誤解されていると悔しさを表した。V.Iは「以前、収監された“カカオチャットルーム”のメンバーたちの性犯罪と関係はない」とし、これも捜査過程を通じて明らかにされ、「私が関与したものと誤解していらっしゃるが、事実ではない」と訴えた。

この他にも「公権力と何の癒着も持っていない」というV.Iは、むしろ捜査過程で強圧的な捜査を受けたという趣旨の陳述を続けた。

ただV.Iは「このすべての原因提供者は私自身」だと自責した。「3年間誰のせいにもしないまま、自分自身を省察した」というV.Iは、「この出来事で生まれ変わる」という心境も伝えた。

最後にV.Iは「国民の皆さんにご心配をおかけし、ファンの皆さんを失望させて申し訳ない」と謝罪し、特に「一緒に活動していた同僚たち、前所属事務所の関係者の方々に申し訳ない。私のせいで大変な日々を送った家族たちにも申し訳ない」と、「BIGBANG」やYGエンターテインメント、家族などに言及し、感情を込み上げる様子を見せた。

V.Iの宣告日は未定。

※バーニング・サン=ソウルのホテル内にあったナイトクラブ。2018年11月に起きた暴行事件を発端とする疑惑や「BIGBANG」の元メンバーV.Iが関与していたことなどから大スキャンダルに発展した場所である。

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