硫酸事件で逮捕、沖縄から移送 男の素顔とは(2021年8月28日)

 公開手配からわずか一日、男性が硫酸を掛けられた事件が急展開です。事件後、逃走していた25歳の男が28日に沖縄県で逮捕され、現在、身柄を東京へ移送中です。

 公開手配されていた花森弘卓容疑者。沖縄の宜野湾市周辺の路上で見つかり、逮捕されました。

 至近距離で硫酸・・・。花森容疑者は、東京メトロ白金高輪駅で男性の顔などに全治6カ月のやけどを負わせた疑いが持たれています。

 認否について留保しているという花森容疑者。27日、花森容疑者は友人宅で過ごしたといいます。そして28日朝、宜野湾市周辺の路上で捜査員が声を掛けると、花森容疑者は「スナガワ」と偽名を名乗り、本名を名乗らなかったといいます。そして捜査員が追及すると、ようやく本名で答えたといいます。

 計画的な犯行だったのでしょうか・・・。花森容疑者は事件後、その日のうちに新幹線で自宅のある静岡へ戻っています。花森容疑者を知る近所の人は・・・。

 近所の人:「(家族は)人格的には、とても人間的に良い方たちだし、優しい人たちでしたから。僕もその通り、おっとりと育った感じがして、静かな方ですからね」「(花森容疑者は)とってもおとなしくて礼儀正しい。お友達が少なかったのかなとか思います。彼女とかもいないし、友達の話もしなかったから孤独だったのかなと思って」

 月に1、2回、見掛けていた女性。最後に会ったのは、犯行の5日前だったといいます。

 近所の人:「いつもと変わらない。ただ、いつもね、大きい黒いのしょってるんだよね、(バッグ)いつもしょってるね。いやぁ、あの中に(硫酸が)入ってたのかなと」

 犯行の翌日、午後1時から午後2時ごろ、大きなバッグを持って地元の静岡駅で花森容疑者が撮影されています。それから行方が分からなくなって3日間。再び姿を現したのは、大学時代を過ごした沖縄でした。ここに花森容疑者と被害男性の接点がありました。

 花森容疑者と被害男性は、同じ時期に琉球大学に通い、同じサークルに所属して先輩と後輩の間柄だったといいます。

 花森容疑者は今後、東京で本格的な取り調べを受ける予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

powered by Auto Youtube Summarize

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事