GLOCOM六本木会議オンライン#2 ネット上の誹謗中傷問題とその対処を考える

GLOCOM六本木会議オンライン#2
「ネット上の誹謗中傷問題とその対処を考える」

<セッション概要>
リアリティ番組での発言が引き金となり、ネット上で誹謗中傷を受けていた出演者が死に追いやられる―。海外でたびたび報じられてきた痛ましい事件が国内でも発生したことを受け、SNS上での「被害者救済」と「表現の自由」が再び大きな議論となっている。一方、総務省は、4月に「発信者情報開示の在り方に関する研究会」を発足し、SNSで名誉毀損(きそん)など権利侵害にあたる投稿があった場合に、SNS事業者などが被害者に開示できる情報に電話番号を加えるなど、プロバイダー責任制限法の改善点について議論を重ねており、この7月にも方針の全体像を示すとしている。本セッションでは、これらの議論を参照しながら、ネット上の誹謗中傷問題へのしかるべき対処について、政策、メディア、そして個人の観点から考える。

ゲスト:※五十音順、敬称略
曽我部真裕(京都大学大学院法学研究科教授)
古田大輔(ジャーナリスト/株式会社メディアコラボ代表/メディアコンサルタント/BuzzFeedJapan創刊編集長)
山口真一(国際大学GLOCOM 主任研究員/准教授)

進行:小林奈穂(GLOCOM六本木会議 事務局長/国際大学GLOCOM主任研究員)

※本セッションは、2020年6月23日(火)にZoomウェビナーとして、事前参加登録をしたリモート参加者100名程にライブ配信されました。

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GLOCOM六本木会議オンラインとは

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(東京都港区、所長:松山良一、以下国際大学GLOCOM)は、コロナ・パンデミックが情報社会にもたらした社会的影響への対処を含め、情報社会において刻々と変化するさまざまな課題や論点を共有し、理解を深めるための活動として、『GLOCOM六本木会議オンライン』を開始しました。

この活動は、情報通信分野における革新的な技術や概念に、適切かつスピード感をもって対処していくために、毎回、旬なテーマをピックアップして専門家や実践者の皆様に議論をいただき、その模様をオンラインで配信するものです。

<GLOCOM六本木会議>
情報通信分野において、次々と登場する革新的な技術や概念に適切に対処し、日本がスピード感を失わずに新しい社会に移行していくための議論の場を提供すること/政策提言活動を行うことを活動意義として、2017年9月に設立。産官学民によるメンバーで構成され、各種勉強会、分科会活動などを行っている。
https://roppongi-kaigi.org/

<国際大学グローバル・コミュニケーション・センター>
1991年に設立された国際大学付属の研究所。設立以来、学際的日本研究や、情報通信技術の発展と普及に根ざした情報社会の研究と実践を活動の中心におき、産官学民の結節の場として、常に新しい社会動向に関する先端研究所であることを目指している。
http://www.glocom.ac.jp

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