2020年9月某日 2両編成のうち1両を女性専用車両運用開始するといい始めた熊本市に電凸

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熊本市電に路面電車初の「女性専用車両」 痴漢・盗撮対策 2両編成の後方
2020年9月3日 20時9分 毎日新聞

 熊本市交通局が、熊本市電に「女性専用車両」を試験的に導入することを決めた。この3年間で年平均6件の痴漢・盗撮被害があり、女性客から「導入してほしい」という声が寄せられていた。9月14日~12月28日の平日朝の通勤・通学時間帯に1日8両運行する。

<なぜ痴漢被害はいっこうになくならず、日常化しているのか>

 国土交通省鉄道局によると、女性専用車両を導入しているのは全国で31の鉄道事業者。都市圏のJRや地下鉄などで普及しているが、1両編成が主流の路面電車では全国で初めてとみられる。

 今回導入するのは、2両編成の全低床車で、進行方向に対し後方の車両を女性専用にする。女性以外には小学生以下の男児や、障害者とその介助者の男性も乗車できる。窓ガラスや乗降口、連結部に「女性専用車両」と表示されたステッカーを貼る。

 同交通局は「あくまで任意の協力をお願いするもので、性別によって乗車を拒否するものではない」と説明。乗車の際に男性客に協力を呼びかけるが、女性専用車両に男性客が乗車しても乗務員が直接注意することはないという。

 試験期間中、利用客にアンケートを実施し、本格導入するかどうか検討するとしている。

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