ロタウイルス胃腸炎は、乳幼児が重症化しやすい胃腸炎で知られている。
世界中のほぼ全員が5歳までに1度は感染する(※1)といわれており、この胃腸炎により入院する乳幼児は、生後3か月から増えはじめる傾向がある。
ロタウイルス自体に効く薬はなく、自然治癒を待つしかないため、赤ちゃんにも保護者にも大きな負担がかかる。
手洗いなど、衛生状態を良好にすることが予防につながるが、十分ではない。
そこで大切なのは、ロタウイルスワクチンによる予防。
ワクチン接種により、ウイルスに対する免疫がつくられ、ロタウイルスから守ることができるのだ。
ワクチンが接種できる期間は0歳の限られた期間(※2)のため、早めにかかりつけ医に相談するのを心掛けたい。
参照:
グラクソ・スミスクライン株式会社 ワクチン啓発サイト「ラブベビ」https://lovesbaby.jp/
VPDを知って、子どもを守ろうの会「KNOW★VPD!」http://www.know-vpd.jp/
(※1)※ 国立感染症研究所.「ロタウイルス感染性胃腸炎とは」(2013年5月15日作成)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/3377-rota-intro.html(2020年5月14日閲覧)
(※2)生後14週6日までに初回接種が望ましい
CDC: MMWR RecommRep, 2009; 58(RR-2): 1-25.
https://lovesbaby.jp/
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