北海道旭川市で2021年3月、女子中学生が公園で凍死して見つかった問題で、旭川市長は10月8日、いじめの有無を調べる調査の中間報告を10月中に行うよう市教委に求めました。

 2021年3月、旭川市内で当時中学2年生だった広瀬爽彩さん(当時14歳)が遺体で見つかった問題。

 旭川市教委は4月に「いじめの重大事態」と認定して5月以降、第三者委員会で調べています。

 しかし、8月に開いた記者会見で市教委は「生徒ら関係者への聞き取りには至っておらず、報告をまとめる時期も示せる段階ではない」などとして調査のめどが立たないとしていました。

 旭川市の今津市長は8日に開かれた会議で、調査の進捗を確認し迅速な対応を求めました。

 今津寛介 旭川市長:「中間報告は10月中にお願いしたい。最終報告はできるだけ年内を目途にしていただきたい。遅くとも年度内。遺族および弁護団との連携をよりとって、遺族に寄り添いながらの中間報告などを行っていただきたい」

 また、今津市長は市長に直接子どものSOSが届く、新たな制度を設置する考えを示しました。

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