【独占】横浜DeNAベイスターズを支える「diana(ディアーナ)」の2020年メンバーに直撃インタビュー!
ココがキニナル!
昨年末、新メンバーが発表された横浜DeNAベイスターズのオフィシャルパフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」。2020年シーズンを盛り上げるdianaはどう変わる?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
結成15周年を迎えた新星dianaは、進化したパフォーマンスで横浜DeNAベイスターズの日本一をサポートする!
ライター:田中 大輔
ドラフトでの新人獲得や新外国人選手の補強などで戦力を整え、いよいよ春季キャンプに突入した横浜DeNAベイスターズ。チームの顔であり続けた筒香嘉智(つつごう・よしとも)選手のメジャー移籍を受け、後任の新キャプテンに佐野恵太(さの・けいた)選手が任命されるなど、大きな変化を経験しながらも開幕に向けて準備が進められている。
DeNA3代目のキャプテンに任命された佐野選手
でも、シーズンの開幕に照準を合わせているのは選手たちだけではない。
2006(平成28)年の結成から今季で15周年を迎える勝利の女神、diana(ディアーナ)もまた、新しい1年に向かってすでに走り始めている。
新メンバー発表! 衣装の発表はオープン戦で
チームのオフィシャルパフォーマンスチームとして、選手とファンの架け橋を目指すdianaは2019(令和元)年12月、ランドマークプラザにある球団オフィシャルグッズショップ「BAYSTORE」にて新メンバーを発表した。
2019年メンバーを含む応募総数230名の中から、書類審査と3日間に及ぶオーディションで新メンバーが選ばれた。
お披露目では報道陣だけでなく、ファンも集まり新メンバーたちに歓声を送った
今回の最終選考では、協調性や他人への思いやりを審査するため「グループワーク」が実施されるなど、これまでになかった取り組みも行われたそうだ。
メンバーとともに注目の集まる新衣装はまだ発表前。メンバーたちですら最終版は見たことがないそうで、披露されるのは横浜スタジアムでのオープン戦になる予定。
こちらは2019年の衣装。今年はどんな衣装になるのか楽しみの一つ(画像提供:横浜DeNAベイスターズ)
秘密の新衣装の情報をちょっとだけお伝えすると、これまで同様にセーラー服を基調としたデザインを踏襲しつつ、「躍動感」をテーマとしてプラスしたとのこと。斜めのラインを多く使い、見る角度やダンスの動きに合わせて表情を変えるような衣装が出来上がるようだ。
ダンスは必須。でも、それだけじゃない
球団のdiana担当マネージャーよると、オーディションで重要視したのは「パフォーマンスレベルの向上が目指せるメンバーであること」。ここ数年dianaオーディションの募集要項から削除されていた「ダンス経験」が今回から復活し、ダンスの技術も選考基準になった。
オーディション風景。ダンスが上手なことが前提に(画像提供:横浜DeNAベイスターズ)
新星dianaがパフォーマンス力を重視していることは、メンバーたちも感じているようだ。
今回はdianaの練習拠点である「The BAYS」を訪ね、メンバーを代表して3年目のMahoさん、2年目のFukaさん、そして新規メンバーのSarasaさん、Saraさんに話を聞いた。
練習後にインタビューに応じてくれた4人。左からSaraさん、Sarasaさん、Fukaさん、Mahoさん
新メンバーの2人は、もともとベイスターズのファンだったそうだ
Fukaさんが「今まで得意としている人がいなかったジャンルのダンスをできるメンバーも入り、昨年よりも多彩」と言えば、「ジャンルが増えたのもそうですし、ダンスが上手いメンバーが増えたのもそうです。さらに、新しい振り付けも難しくなっていて、パフォーマンス力は間違いなく上がっています」とMahoさんも続ける。
練習風景。長いときには8時間にも及ぶ練習が行われる
この日は、継続メンバーが先生役になって新メンバーに振り付けを教えていく練習がメインだったが、新メンバーがどんどんとダンスを覚えていく様子は目を見張るばかり。今季は昨年以上にキレキレのパフォーマンスを見ることができそうだ。
この日はMinaさんが先生役。後列の先輩もアドバイスを飛ばしていく
こちらは先輩メンバーたちが見せたお手本ダンスの決めポーズ
とはいえ、ただ単にダンスが上手ければdianaが務まるかというと、そういうわけでもない。
例えば、dianaの活動には地域貢献活動の一環として行われる幼稚園訪問もある。
2019年の幼稚園訪問の様子。園児に野球の楽しさを伝える(画像提供:横浜DeNAベイスターズ)
Mahoさんは、「あまり野球を知らない子どもたちに、野球に興味を持つきっかけを与えてあげたい」と話し、「私たちの活動が子どもたちの記憶に残って、将来の夢につながるかもしれない。そのことを普段から心掛けて言葉をかけています」と続ける。
3年目のシーズンを迎えるMahoさん。お話しも上手
担当マネージャーも、ただ華やかなだけではなく、一般社会人が身に付けているであろう教養を持った人材を育成したいと考えていて、「ペーパーテストをやったり、ミーティングの時間を設けて、みんなで頭を使って考える時間を取ったり、試行錯誤している」という。目指すところは文武両道といったところのようだ。