失恋から学んだ大事なこと
ミキ(22)
先日失恋をしました。悲しかったですが、でもこの体験は、わたしの考えを根底から覆すとても貴重な出来事となりました。
バレンタインデーにずっと好きだった人に想いを伝えました。すると彼は思いもよらぬことを口にしたのです。
「実は、僕は男の人が好きなんだ」
驚いて二の句が継げませんでした。でもすぐに理解しました。え、ゲイっていうこと? 同性愛者? すると彼はこう言いました。
「その言葉はあまり好きじゃないな。たしかに世間的にはそう言われるけど、僕は、ゲイもレズもないと思ってる」
彼は、あるのはストレートかバイか、つまり女性が好きか男性が好きか、あるいはそのどちらも好きか。あるのはそれだけなんだと言いました。
「君が僕に向けてくれたその想いと、ベクトルも質も、まったく同じものなんだよ。性自認は関係ない」
目から鱗が落ちる思いでした。彼はまっすぐな目をしていました。きっと、様々な葛藤を経験した上での、純粋な言葉なのだと感じました。
世間の理解は徐々に深まっているとは思います。でも、本当の意味で、ジェンダーフリーな世の中になればいいなと心から思いました。
そして、やっぱりわたしは彼が好きです。
バレンタインデーにずっと好きだった人に想いを伝えました。すると彼は思いもよらぬことを口にしたのです。
「実は、僕は男の人が好きなんだ」
驚いて二の句が継げませんでした。でもすぐに理解しました。え、ゲイっていうこと? 同性愛者? すると彼はこう言いました。
「その言葉はあまり好きじゃないな。たしかに世間的にはそう言われるけど、僕は、ゲイもレズもないと思ってる」
彼は、あるのはストレートかバイか、つまり女性が好きか男性が好きか、あるいはそのどちらも好きか。あるのはそれだけなんだと言いました。
「君が僕に向けてくれたその想いと、ベクトルも質も、まったく同じものなんだよ。性自認は関係ない」
目から鱗が落ちる思いでした。彼はまっすぐな目をしていました。きっと、様々な葛藤を経験した上での、純粋な言葉なのだと感じました。
世間の理解は徐々に深まっているとは思います。でも、本当の意味で、ジェンダーフリーな世の中になればいいなと心から思いました。
そして、やっぱりわたしは彼が好きです。