特〇富士そば
「特撰富士？」「特製富士？」「特選富士？」どの文字が正解なのでしょうか？
【グランドメニュー化】と策を打ち出し、人気商品を全店舗で販売する取り組みのきっかけになった商品の一つです。もう一つの商品は「かつ丼」。前座もいます。
　
当時は、店舗間で商品を共有する風習が無く、他店舗の商品を販売するにあたり、「真似していいの？」という店長、逆に「人の商品は売りたくない」という方、凄くシンプルな案件にも必要以上に荒々しい波風が立ち、新しい風が吹いたぞっ！、インターネットってこういう事なのかぁ～と感じる出来事でした。
　
私の場合は「特製富士」の商品名で販売を始めていました。
そして多くの方々が名称に深い関心が無く、「特〇富士」と覚えて販売を始めた結果、呼び名は似た感じ、3種類（以上）の商品名が誕生しました。
名称への関心が薄いのは例外ではありません。「えび天・海老天」「ちくわ天・竹輪天」「ネギ・ねぎ」などなど....　肉骨茶そばも食券では「バクテー」になっていたりします。

あれから、幾度となく、「統一名称は特撰富士に決定！」という会議を繰り返しています。少し時間が経つと、なぜか？また戻ってしまう超常現象…。開発者は「特選富士」と命名したとの都市伝説…
　
今年も「特撰富士」ですよー！という、社内共有・確認の意味も含めて、お得なミニカレー付セットで登場します。
※店舗に違う表示の「特〇富士」がある場合があります。それは同じ商品です。見かけたら、温かい眼差しをお願い致します。

当時は斬新で少しお洒落目、彩がある部類として、瞬く間に人気になった新人でした。
あれから、社会人としての成人式を迎える程の時が経ち、今ではすっかり、一丁前に大人の顔をして、迷った時、忙しい時に考えないで選ぶ商品【THE定番】の椅子にどっしりと構えているは「Mr.特〇富士さん」です。天玉(^^♪より。