@yamamototaro0 山本太郎俳優 より引用:

今日、マネージャーからmailがあった。
『7月8月に予定されていたドラマですが、原発発言が問題になっており、なくなりました。』
だって。
マネージャーには申し訳ない事をした。
僕をブッキングする為に追い続けた企画だったろうに。ごめんね。
【引用終了】
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【山崎ジャーナル:冤罪被災者のきもち-8】
国策にはむかうと、生意気だと誹謗中傷され、時に刑事被告人あるいは犯罪者におとしめられ、潰されます。
言論活動が封殺され、個人も、メディアも、ジャーナリズムも委縮します。
特に、批判の対象が原発推進国策であったり、米国への属国政策反対表明であったりした場合、自由な言論表現しただけで、巧妙かつ陰湿な社会的抹殺が待っていたりしますので、始末に負えない。
これが米国なら、最大の公共事業である軍需産業と製薬業界、フード・インク(食品・畜産業界)への批判は、超ご法度。
おきて破りには、暗殺または脅迫、干されて生活の糧を奪われ、ハニー・トラップなどの巧妙な陰謀のワナが仕掛けられ、おとしいれられ、貶められます。
容赦なく、徹底的に、冷酷無慈悲に攻撃され、命を奪われることすら公衆の面前で起きるので、恐怖政治を行う側にとっては「見せしめ」による“委縮効果”バツグン。
この言論弾圧の犠牲者となったのが、小林多喜二、原胤昭、チャーリー・チャップリン、バレリー・プレイム、ダン・ラザー、スーザン・サランドンやチャーリー・シーン、….そして今回の山本太郎さんがいます。
古くはギリシャ、ローマ、ユダヤの地、そして米国セーラムで集団ヒステリー殺人を引き起こした、恐怖の”魔女狩り”や宗教裁判の残虐な殺戮史実についても、人類は忘れてなりません。
さて、そのターゲットになりやすいのが、ジャーナリストや表現者です。
次回は、具体的に何が起きたか、私が環境ジャーナリストとして1999年11月、ニューヨークで論評・リポート発表したOCS掲載記事:
「JCO臨界事故-臨界が止まらない!=原子力はペイしない、高リスクで危険、技術的に未確立の悪魔のビジネス」

この報告書がいかなる圧力を受け、ジャーナリストとしての私が当時、NYでどのような影響を被り不本意な決断を迫られたか?

などーを、1例としてご紹介することにします。

ちなみに、当時、問題となった報告書の内容は、広瀬隆さんが昨年夏に出版された単行本:

「原子力 時限爆弾」と酷似した、原発震災を警告する告発レポートでした。

掲載号を入手次第、当サイトにて公開します。

2011/05/26 7:36 【山崎淑子 記】

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