10月31日(木)開かれた園遊会で、山本太郎議員が天皇陛下に陳情書を手渡し、直訴したことが波紋を呼んでいます。

あなたは、何もしなくて平気なのですか?

昨日付の田中龍作ジャーナルに書かれたコラムに、山崎ジャーナル!は賛同します。

末尾に貼付転載します。

ご賛同されたら、拡散して、議員の行動の正当性を世論に広く訴えましょう!

山本議員は、「国民の命と財産を守る」国会議員に選出され、その国民から期待された役割をまじめに受け止め、遂行すべく使命感から、やむにやまれず責任ある行動を取ったのではないでしょうか。

弱者や市民の声を天皇陛下になんとかお伝えしようと試み、国民に選ばれた“代理人”

として、自分に与えられた権威や立場、機会を最大限に活用しようとするのは、まっとうで立派な勇気ある行為ではありませんか。

「政治利用」が目的ではありません。

政治的に天皇陛下を利用するのが彼の動機でも目的でもなく、議員が記者会見で説明した通り、陛下が『国民の象徴』であるからこそ、陳情書をお渡しすることによって、『国民の窮状と、子ども被災者の実情を知っていただきたい』一念で嘆願の機会をとらえ、陳情申し上げたのです。

すなわち、公益を目的とした、利他的行為でした。

そのことを、国民は知っています。

したがって、山崎ジャーナル!も田中龍作ジャーナルに賛同し、山本議員によるこの度の『嘆願書による直訴、お手渡し

陳情行動』を強く支持し、サポートするものであります。

  ところで、私、山崎淑子自身も過去に3度、敬愛する美智子皇后様に嘆願した経験があります。

1度目は嘆願が届き、受け入れられ、山崎淑子による読売新聞・米国現地版へ掲載された単独スクープ報道が実現しました。1998年の両陛下、ご訪米時の随行取材の折りでした。

2度目は、日本赤十字の名誉総裁としての美智子皇后様に、私自身の身の潔白を訴えるため、東京拘置所の独房から2005年9月と10月の2回に渡って、魂を込めた涙の嘆願書をご送付申し上げました。

2005年の7月28日に、日米両政府によって突然、911テロ発生時の“弁護士との共謀罪”容疑者とされて、任意事情聴取など抗弁の機会を一切与えられないまま、いきなり投獄された“冤罪被害者”となった私。

国際赤十字のボランティア・メンバーとして、“911テロ被災・犠牲者”NY家族支援センターにおける救済活動が評価されて、米国赤十字から名誉表彰を受けた赤十字ファミリーの一員として、私は皇后様宛てに、「無実の罪で米国へ送られ、生きて祖国に戻れないかもしれませんが、私の潔白をどうか、どうか信じ続け、この冤罪事件の推移を見守っていて下さい」と、心を込めた手紙をしたため、お送りしました。

赤十字の精神をなす、「他者への献身と奉仕の精神」を実践する者として育てられた自分が、そのスピリットを大切に守り忠実に実践して生きた証として、皇后様に宛てた“遺言書”ともいえる、感謝と敬意に満ちた『悲しみの私信』でした。

911テロ発生時、現地ニューヨークにいた私は、米国赤十字に登録した奉仕者として、被災した米市民犠牲者と世界市民避難者ご家族の救済活動に参加しましたが、「決して、米国連邦検察に誹謗中傷されるような火事場泥棒などではありません」と皇后様に訴え、日本政府に棄民された“いち日本国民”である自身の悲しみの心情をお伝えしたいと切望し、手紙をお送りしました。

日本と、日本国民と、山崎家と赤十字メンバーの「名誉と尊厳を守り抜きたい」と、米国へ引き渡される前に言い遺しておきたかったのです。

『日本の象徴的“母”』である美智子皇后様を、誰よりも敬愛し、お慕いした祖母と母に育てられた一人の日本女性として、私の思いを手紙に託して、お届けしたかったのです。

そして私は小泉政権によって2005年10月25日に、無実を叫び続けたまま手錠・腰縄で市中引き回しされた末、米連邦政府へ“献上”され、ニューヨークへ強制送還され投獄・拷問を受け、拘置所で何度も死にかけました。

高熱が続いた危篤状態にあっても、なんとしても「日本人の清廉潔白な高貴さ」や「世界市民として、隣人としての善良さ」を米政府に伝えられないものかと、最後まで、あきらめずに希望を持てたのは、ひとえに聖書の御言葉と神への信仰、母から受けた愛と信頼、祖母に仕込まれた忍耐と辛抱強さ、美智子皇后様への思慕と敬愛の御陰でした。

そんな“司法棄民された”日本国民の一人として、私は福島はじめ東日本に住む原発事故による放射能被曝被災者の苦しみを、自分に降りかかった痛みとして心底、懸念し、深く共感・共鳴し、政府と東電の不誠実きわまりない対応に怒りを覚えてきました。

私も、山本太郎議員の立場であれば、昨日の園遊会でやむにやまれず同様に、陳情していたかもしれません。

彼は、「民の声を届ける公僕として」選ばれた国会議員なのですから、当然の責任を果たそうと努力したまでです。

読者の皆さんも、そう思われませんか?

この記事にご賛同されたら、ぜひ拡散して、ご自身の意見表明をしてください!

今、声を上げなければ、いつ、あなたは声を上げられるのでしょうか?

このままでは、福島の子ども被災者と原発ヒバクシャの実態が、政府によって、存在しないことにされてしまいます。

他人事にしてはいけません。被曝と被災による命と財産と健康問題は、私たち国民全体の問題に他ならないのです。

最後に、下記の名言をお贈りします。

ご自身に起きた出来事として、真摯に捉えてください。

2013/11/01 23:23 山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル!

山崎淑子記。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

【日隅一雄弁護士が、ご自身のブログ巻末に引用していたものです】

 

◆ 『彼らが最初共産主義者を攻撃したとき』: ドイツルター派牧師であり

反ナチス行動で知られたマルティン・ニーメラー氏による詩から。

 

「ナチ党が共産主義を攻撃したとき、私は自分が多少不安だったが、共産主義者でなかったから、何もしなかった。

ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。

私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから、何もしなかった。

ついで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。

私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。

ナチ党はついに教会を攻撃した。

私は牧師だったから行動した―しかし、それは遅すぎた。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【貼付転載終了】

『没後百年を経て蘇る田中正造の精神 山本議員が天皇に直訴』

 

2013年10月31日 田中龍作ジャーナル:

 

きょう開かれた園遊会で山本太郎議員が天皇陛下に文書を手渡して直訴したこと

が波紋を呼んでいる。

 

文書の内容は「子どもと事故収束作業の労働者を被ばくからお守り頂くようお力

をお貸し下さい」との趣旨だという。

 

山本議員によれば、陛下に「子ども達の未来が危ない。健康被害が出てきていま

す。収束作業の労働者がひどい環境で働いています」と話しかけた。

 

テレビニュースの映像では、陛下は頷き山本議員が差し出した文書を受け取った。

 

第一報が伝えられるとマスコミは蜂の巣をつついたような騒ぎとなった。山本太

郎事務所は夕方5時から記者会見を開いた。

 

マスコミはほぼ横並びで「天皇の政治利用ではないか?」と詰め寄った。

 

「本当に切羽詰まった状況、どうやって子供たちを守るか、それをお伝えするた

めだった」。山本議員はてらうことなく話した。

 

天皇陛下に直訴した理由について聞かれると、山本議員は「日本国の象徴だか

ら」と答えた。

 

「切羽詰まった状況、子供を被ばくから守れ」。山本氏が国会議員になる前から

口グセのように話していた言葉だ。一貫した姿勢である。マスコミがあ げつら

うような「政治利用」や「受け狙い」ではない。

 

福島駅前での山本議員の遊説では女性たちから「太郎さんありがとう、よく言っ

てくれた」の声がしきりとあがった。=10月3日、写真:筆者=

 

山本議員の行動には批判の声がある一方で「平成の田中正造」と評価する向きも

ある。

 

今年は、田中正造の没後100年にあたる。田中は直訴の前年、足尾鉱毒事件の解

決を図るため「亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付」と題 した質問

書を衆議院に提出したが、政府は「要領を得ず」とだけ答弁し、取り合わなかった。

 

 何度も国会に質問しながら無視されたため、田中は議員を辞職してまで直訴を

試みたのだった。直訴の内容は新聞各紙を巡り大きな反響を呼んだ。結 局、時

の明治政府は直訴と認めず行為を不問に付している。

 

質問の冒頭は「民を殺すは國家を殺すなり。(中略)財用を濫り民を殺し法を亂

して而して亡びざる國なし。之を奈何。」(※)から始まる。今の言葉 で言え

ば、“住民の健康被害を無視し続けることは国家を殺すことと同じ”ということだ。

 

原発事故で汚染された地域の住民は100年前の鉱毒事件の被害者と同じ立場に置

かれている。「この国に生まれた者として、伝えたかった」と語る山 本議員が

田中正造と同じように「亡国の事態だ」と危機感を募らせたのも無理はない。

 

日本は世界に放射能汚染を撒き散らし、事態は田中正造の頃より遥かに惨憺たる

ものになっている。マスコミや一部政治家は山本議員が「天皇を政治利 用し

た」として騒ぐが、田中正造と山本議員の行動に共通する「やむにやまれずした

熱い思い」をわかっているのだろうか。

 

今までマスコミや政府がちゃんと扱わなかったから、起こるべくして起こった

「事件」なのだ。

 

福島市内で被災者支援活動を行う主婦の福岡百子さん(70代)は「よくぞやって

くれた。どうして国が本気にならないのか」と山本議員の行動に共感 する。

 

「山本議員は福島の母親たちの気持ちを代弁してくれた。『政治利用』という

が、他の議員は子どもたちを被曝から逃がすために何をやってくれた か?」福

島県出身の母親(都内在住・30代)は喝破した。

 

 

※フリー図書館「青空文庫」参照

 

http://www.aozora.gr.jp/cards/000649/files/4892_10243.html

 

【関連記事】

 

▲山本太郎議員、秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡し

 

【映像】

 

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20131031-00000041-jnn-soci

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

10月31日 TBS系(JNN)報道から引用:

 

31日午後、赤坂御苑で開かれていた秋の園遊会で、山本太郎参議院議員が天皇

陛下に直接、手紙を手渡しました。宮内庁によりますと、天皇陛下に直 接、手

紙を渡す行為はきわめて異例だということです。

 

午後2時半頃、山本太郎参議院議員が折り畳んだ白い手紙を取り出し、天皇陛下

に直接、手渡しました。その後、陛下と会話も交わしました。

 

手紙や会話の中身は分かっていませんが、宮内庁によりますと園遊会で陛下に直

接、手紙を渡す行為はきわめて異例だということです。手紙は、陛下か らすぐ

に侍従長に渡されました。

【貼付転載終了】

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