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【息子の自閉症が完治した】カリン・セルーシー著。2000年2月出版。

書籍『自閉症および広汎性発達障害のミステリーを解く』-調査そして答えを発見した母親の物語(柿谷正期・岩井智子共訳2002年5月)

柿谷カウンセリングセンター

http://www.choicetheory.net/kcc/autism1.html

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「牛乳、チーズ、パスタ、シリアルしか食べない子供」が自閉症になり、

乳製品をすべて取り除き、グルテン(小麦)なしの食事にすることで完治した。

自閉症のきっかけはワクチン。

予防注射を受けるべきではない。

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自閉症(自閉的スペクトル障害)は精神病ではない。

脳の中の異変によって引き起こされる発達障害である。

自閉症児の奇妙な行動は、LSDの幻覚症状とよく似ている。

 

「乳製品は、自閉症の症状を悪化させる」

自閉症児のあるタイプは、牛乳の蛋白質(カゼイン)をペプチドに分解し、これが幻覚誘発剤のように脳に影響を与えている。

少数の科学者(何人かは自ら自閉症児の親)が、自閉症児の尿に麻薬を含む物質(アヘンとヘロインを含む物質)を発見。

子どもがペプチド分解酵素を持っていないか、ペプチドが消化される前に何らかの理由で血流に漏れこむのではないかとの仮説をたてている。

 

慢性的な下痢の原因

小麦、オートミール、ライ麦そして、大麦に含まれるグルテンは、有害物質に分解されるもうひとつ別の蛋白質である。

 

何が実際の引き金になるのか?

多くは、生後15ヶ月頃に、自閉的行動が始まった。子どもがMMR(はしか、耳下腺炎、風疹)ワクチンを受けた直後。

「はしか」のワクチンが、小腸に障害をもたらすという研究は、幻覚を誘発するペプチドが血流へ漏れるメカニズムを説明する。

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◆自閉症・ADHDは牛乳とパンが原因?!

奈良市骨盤矯正整体院「子供たちの未来」託児無料

2010/11/22 16:59:54

http://nara.areablog.jp/page.asp?idx=1000007112&post_idx_sel=10325143

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【引用開始】

昨日、私の尊敬する小児科の名医、 

真弓定夫大先生の講演会でADHD、LD(多動症・学習障害)などは

食生活生活習慣の改善で治ると聞き調べた。

 

   牛乳と小麦を食べないと、

自閉症など発達障害は改善する。
 英国サンダーランド大学自閉症研究部門主任教授のポール・シャトック博士は、

「世界中の多くの親たちや専門家が、

カゼインとグルテンを除くと、

自閉症を改善できることを見いだしている」

 

 「親たちの報告を調べたリムナンドの研究では、

食餌療法の結果はどのような薬物の治療よりも、
非常にすぐれたものであるようだ」と述べる。
  牛乳のカゼインという蛋白から

麻薬様物質(カゾモルフィン)ができ、

脳の発達を阻害し、自閉症・多動症・学習障害などを生じる可能性がある。

 

  自分の脳内麻薬は分解できるが、牛乳の麻薬は分解できず蓄積する。

・・・略・・・

【引用終了】

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◆息子の自閉症が完治した

カリン・セルーシー著

柿谷カウンセリングセンター

http://www.choicetheory.net/kcc/autism1.html

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【引用開始】

息子の一生が厳しい障害のある人生になるだろうと医者に言われたとき、私たちは彼らの間違を証明する取り組みを始めました。

 私たちの18ヶ月になる息子を診察した心理学者が、マイルズは自閉症だと思うと言ったとき、私の心臓は早鐘を打ち始めました。私はその単語が何を意味するか、正確には知りませんでした。しかし、悪いことだというのは分かっていました。自閉症はあるタイプの精神病?ひょっとして少年期の精神分裂病のようなもの? 一層悪いことに、この障害は幼年期の情緒的な外傷経験によってもたらされたと聞いたことがある。ぼんやりと私はそんなことを思い出していました。一瞬にして、私の世界の安全がすべて崩れ去っていくように感じました。

 

私たちの小児科医は、1995年8月の『サイコロジスト』を紹介してくれました。マイルズが、私たちが言ったことを何も理解しているようには見えなかったからです。彼の成長は、15か月になるまで全く普通でした。しかしそれから、彼は覚えていた言葉を口にしなくなったのです。ウシ、ネコ、ダンスといった言葉を言わなくなって、彼は自分の中に閉じこもっていきました。私たちは彼の慢性的な耳の感染症のせいで、黙っているのだと思いました。しかし、3か月以内に、彼は完全に自分の世界に引きこもってしまったのです。

 

突然、私たちの幸福な小さな息子は、私たち親と3歳の姉を認識していないようになりました。マイルズは目を合わせず、指さしや身振りで意思の疎通をすることすらしなくなりました。彼の振る舞いはますます奇妙になりました。

 

例えば、彼は床に自分の額をこすりつけたり、(自閉症の子どもによくありがちな)爪先立ち歩きをしたり、うがいをするような奇妙な音をたてたり、ドアの開閉を繰り返したり、砂場の砂のカップを満たしたり空にしたり同じことを繰り返す動作をするようになりました。彼は抱きしめられたり、可愛がられたりするのを拒否して、悲痛な叫び声をあげることも多くなりました。また、彼は慢性的な下痢をするようになりました。

 

私がその後学んだように、自閉症(あるいは医者が現在呼んでいる言い方では、自閉的スペクトル障害)は精神病ではありません。それは脳の中の異変によって引き起こされる発達障害です。国立衛生研究所では、500人の子どものうち1人が発症していると推測しています。しかし、最近の研究によると、発症率は急速に上昇しています。例えばフロリダでは、自閉症児の数が、過去10年にほぼ600%増加しました。にもかかわらず、自閉症はダウン症より一般的であるのに、最も理解されていない発達障害の1つです。

・・・略・・・

それから私は気づいたのです。マイルズが11ヶ月のときに耳の感染症が始まっていたのでした。それはちょうど大豆ミルクから牛乳へと変えたときだったのです。私の家族にアレルギー傾向があったことと、大豆のほうが良いかもしれないと読んだことがあったので、大豆ミルクを飲ませていました。彼が3か月になるまでは、私は母乳で育てました。しかし、彼は母乳をあまり好みませんでした。恐らく、私が多くの牛乳を飲んでいたからでしょう。失うものは何もなかったので、私は彼の食事から乳製品をすべて取り除くことにしました。

 

次に起こったことは、奇跡以外のなにものでもありませんでした。マイルズは金切り声を上げるのをやめました。彼は長い間同じ行動を繰り返すのを止めました。また、開始して1週間も経たないうちに、彼が階下に行きたくなると、私の手を引っ張るようになりました。彼は、手をつないで歌って遊ぶ遊戯をするために、初めて自分の姉に自分の手をとらせたのです。(訳注:日本の「カゴメ、カゴメ」のような手をつなぐ遊戯)。

・・・略・・・

私は天性の懐疑論者で、私の夫は研究者ですから、私たちは、牛乳がマイルズの行動に影響したという仮説をテストしようと決めました。私たちは、ある朝彼に2、3杯の牛乳を与えました。その日は終日、つま先で歩き、床に自分の額をこすりつけ、奇妙な音を出し、私たちがほとんど忘れていた他の奇妙な行動をするようになりました。数週間後に、ちょっとした再発行動が見られましたが、マイルズが保育園でチーズを少々食べたことが後で分かりました。乳製品が彼の自閉症に関係があることを私たちは完全に確信するようになりました。

・・・略・・・

私は、他の子どもが同様の経験をしているかどうかを知らなければなりませんでした。私はモデムを買い(1995年にはまだ珍しい事でした)、私はインターネットで自閉症支援グループを発見しました。少し気後れしながら、「子どもの自閉症は牛乳と関係があるでしょうか?」と尋ねました。

私の問いかけに対する反応はすさまじいものでした。私は今までどこにいて何をしたいたのか?何と私はノルウェーのカール・ライヒェルト(Karl Reichelt)のことを知らなかったのか?私は英国のポール・シャトック(Paul Shattock)のことも知らなかったのか?このような研究者たちは、親が20年にわたって報告したものを確認する研究をしていたのだ。つまり「乳製品は、自閉症の症状を悪化させる」というのです。

 

夫は化学で博士号を持っています。彼はインターネットで支援グループの親が提供している研究記事を入手し、注意深く検討しました。彼は私に説明してくれました。自閉症児のあるタイプは、牛乳の蛋白質(カゼイン)をペプチドに分解し、これが幻覚誘発剤のように脳に影響を与えている。少数の科学者、しかも、その何人かは自ら自閉症児の親であるが、自閉症児の尿に麻薬を含む物質(アヘンとヘロインを含む物質)を発見している。研究者は、これらの子どもがペプチド分解酵素を持っていないか、ペプチドが消化される前に何らかの理由で血流に漏れこむのではないかとの仮説を立てているというのです。

 

私は興奮で爆発寸前でした。この説明はとても納得のいくものでした。マイルズが最初の年に大豆ミルクだけで普通に成長していた理由の説明にもなります。この仮説はまた、なぜ彼がその後に牛乳を渇望したかの説明にもなります。麻薬はひどく習慣になりやすいからです。さらに、自閉症児の奇妙な行動は、LSDの幻覚症状とよく似ているからです。

 

夫は、有害物質に分解されるもうひとつ別の蛋白質がグルテンだと教えてくれました。グルテンは、小麦、オートミール、ライ麦そして、大麦に含まれており、その他数多くの加工食品に使われています。もし夫自身がマイルズの劇的な変化を見ておらず、マイルズが自ら選んで小麦と乳製品を好んで食べていたことを思い出さなければ、「科学者」を自認する夫にとって、この理論はこじつけに聞こえたに違いありません。私に関するかぎり、食事からグルテンをなくさなければならないことに、疑問の余地はありませんでした。忙しい身であるにもかかわらず、グルテンなしの食事を料理することを学ぼうと思いました。さらに、セリアック病(訳注:小児脂肪便症:大量の便には非分解の脂肪を含み、衰弱、蒼白、発育停止、筋肉萎縮を伴う小児病)の人々は、グルテンを食べてはいけないのです。私はインターネットでの情報集めに何時間も費やしました。

 

グルテンなしの食事にして48時間以内に、1歳10か月のマイルズは初めて固形の便をしました。そしてバランスを保ち、手足の動きが顕著に改善されました。1、2ヶ月後に、彼は話し始めました。 例えば、キリンを「キュリン」と呼んだり、象を「ジョウ」と呼んだりしました。

・・・略・・・

私が最新の調査研究を追跡しているなかで、自閉症が免疫障害の病気であることがますます明らかになっています。私の知っている重い自閉症児のほとんどは、牛乳と小麦に加え、いくつかの食物アレルギーを持っています。私たちのグループの親のほぼ全員が、少なくとも一つの免疫系の問題を抱えています。例えば、甲状腺異常、クローン病(訳注:消化管全体が潰瘍に冒される病気)、セリアック病、慢性関節リウマチ、慢性疲労症候群、ファイブロマイアルジア、またはアレルギーです。自閉症児は、恐らく遺伝的に免疫異常を起こしやすいのだと思います。しかし、何が実際の引き金になるのでしょう?

 

親の多くは、生後15ヶ月頃に、子どもの自閉的行動が始まったと断言します。子どもがMMR(はしか、耳下腺炎、風疹)ワクチンを受けた直後です。私は、マイルズが言葉や社交性を失い始めた頃の写真やビデオ・テープを検証した結果、MMRワクチンと一致している事を認めざるをえませんでした。マイルズはワクチン摂取を受けた後、摂氏41度(106°F)の高熱を出し、熱性発作のために緊急治療室へ行きました。最近、小さな研究が英国の研究者アンドリュー・ウェークフィールド医師によって公表されました。それによると「はしか」のワクチンが、小腸に障害をもたらすというものです。この研究は、幻覚を誘発するペプチドが血流へ漏れるメカニズムを説明してくれます。MMRワクチンが自閉症の引き金になっているとしたら、ある子どもたちはより高いリスクに直面している可能性があることを見つけなければなりません。そうであるなら、予防注射を受けるべきではないし、もっと成長してから予防注射を受けるべきなのかもしれません。

 

・・・略・・・

自閉症という言葉は、かつて私にとってほとんど何の意味も持たないものでしたが、私の人生を深く変えました。それは奇怪で招かれない客のように、私の家へやって来ましたが、最終的には贈り物をもたらしてくれました。私は祝福を二度うけました。一度は、自分の子どもを取り戻すという驚くべき幸運を得たこと。二度目は、医者に見放され、親が悲嘆にくれる他の自閉症児たちを助けることができることです。(2000年2月)
(柿谷正期・岩井智子共訳2002年5月)

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書籍『自閉症および広汎性発達障害のミステリーを解く』-調査そして答えを発見した母親の物語
カリン・セルーシー著。2000年2月出版。
(Unraveling the Mystery of Autism and Pervasive Developmental Disorder: 
A Mother’s Story of Research and Recovery by Karyn Seroussi,
Published by Simon & Schuster, February,2000)
この記事は著者の許可を得て翻訳されました。

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より多くの情報についての連絡先は以下のとおり。

「食事療法のための自閉症ネットワーク」(The Autism Network for Dietary Intervention: ANDI)

【引用終了】

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