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署名38カ国中29カ国離脱。EUに続きメキシコもACTAに「NO」
(2012/7/4)
ACTAは、EUとその加盟国、アメリカ、オーストラリア、カナダ、日本、メキシコ、モロッコ、ニュージーランド、シンガポール、韓国及びスイスにより、海賊対策法の執行を改善するために交渉されて来たものである。この水曜の議決は、EUもその個々の加盟国も本条約に参加することはもうできないということを意味する。
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◆第278回:欧州議会における海賊版対策条約(ACTA)の否決
2012年7月16日 (月)
http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-a92e.html
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【引用開始】
・・・略・・・
ACTAは、EUとその加盟国、アメリカ、オーストラリア、カナダ、日本、メキシコ、モロッコ、ニュージーランド、シンガポール、韓国及びスイスにより、海賊対策法の執行を改善するために交渉されて来たものである。この水曜(2012/7/4)の議決は、EUもその個々の加盟国も本条約に参加することはもうできないということを意味する。
この7月4日に採決された否決文書にも書かれている通り、欧州議会がこのような決定に至るまでには、産業研究エネルギー委員会(5月31日)、法務委員会(5月31日)、市民の自由、司法及び内務委員会(5月31日)、開発委員会(6月4日)、国際貿易委員会(6月21日)という5つの欧州議会関連・担当委員会でことごとく否決されて来たということがある。(括弧内がそれぞれの採決日。)
この国際貿易委員会の報告の概要中にも
The report states that the unintended consequences of the ACTA text is a serious concern. On individual criminalisation, the definition of “commercial-scale”, the role of internet service providers and the possible interruption of the transit of generic medicines, Members maintain doubts that the ACTA text is as precise as is necessary. The intended benefits of this international agreement are far outweighed by the potential threats to civil liberties.
Given the vagueness of certain aspects of the text and the uncertainty over its interpretation, Members consider that the European Parliament cannot guarantee adequate protection for citizens’ rights in the future under ACTA.
Therefore, the committee recommends that the European Parliament declines to give consent to ACTA. It hopes the European Commission will therefore come forward with new proposals for protecting IP.
本報告は、ACTAの条文から意図せずにもたらされ得ることについて深刻な懸念があると述べている。個人の刑事訴追、「商業的規模」の定義、インターネット・サービス・プロバイダーの役割及びジェネリック医薬に対するあり得る通過の遮断について、ACTAの条文が必要なだけ明確かどうか私たちは疑念がある。この国際条約についてはその目的とする便益より市民の自由に対する潜在的脅威が遥かに上回っている。
条文にある種の曖昧さ及び解釈の不鮮明があり、欧州議会はACTAの下で将来に渡り市民の権利が適切に保護されることを保証できないと私たちは考える。
したがって、本委員会はACTAに対して同意を与えないことを欧州議会に勧告する。すなわち、欧州委員会が知財保護について新たな提案を打ち出すことを期待する。
と簡単に書かれているが、中でも重要な市民の自由委員会の意見書を同国際貿易委員会の報告から抜き出して訳出すると以下のようになる。
・・・略・・・
【引用終了】
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◆EUに続きメキシコもACTAに「NO」日本だけ批准に走れど「発効は絶望的」との見方が強まる
ガジェット通信
2012.08.14 07:00:01
記者 : 84oca
http://getnews.jp/archives/242011
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【引用開始】
・・・略・・・
2003年に当時の小泉純一郎首相(当時)が提唱し、昨年10月に提唱国の日本など8か国が署名した「偽造品の取引の防止に関する協定(Anti-Counterfeiting Trade Agreement, ACTA)」が7月4日に欧州議会で反対多数により否決されEUが不参加を決めたのは記憶に新しいところですが、7月18日にはメキシコ議会も上下両院でACTAの批准手続きを停止するよう12月に就任する予定のペニャニエト次期大統領に勧告しました。
メキシコは当初からACTAの起草作業に参加していたものの、昨年10月に東京で行われた署名式には参加しながらも署名を見送っていました。ところが、残り任期が6ヶ月を切ったカルデロン大統領はACTAへの署名を行わないよう求める上院と下院電気通信委員会の決議を振り切ってヘレル駐日メキシコ大使に署名を指示し、7月12日にヘレル大使が外務省を訪れて署名を行いました。
この署名強行に対する議会の反応は非常に早く、わずか6日で上下両院の本会議においてペニャニエト次期大統領に対して「署名撤回・批准手続きの停止・ACTAの枠組みからの完全な脱退」を勧告する決議が採択されました。決議においては「ACTAの何点かの条項は憲法により保障されている個人の権利と矛盾し、推定無罪の原則に対する脅威となり得るものである」と指摘されています。
今回のメキシコ議会による署名撤回勧告は当然にEUの否決と軌を一にしたものですが、提唱国の日本政府は依然としてこうした“ACTA包囲網”を「杞憂で騒いでいるだけの対岸の火事」としか見ていない状態が続いています。そのような姿勢は政府・外務省だけでなく国会議員の大多数にも共通しており、ACTAの承認案件は議論も低調なまま8月1日に参議院本会議を賛成多数で通過しています。既に日本国外では発効そのものが絶望視されているACTAですが、衆議院でも参議院と同じようにEUやメキシコで燃え盛っている“反ACTA”の炎が外務省の言うような「杞憂」に過ぎないと考える大多数の議員によって無風のまま批准されてしまうのか、それとも危険性に気付いた議員の方が多数になる逆転劇が起きるのか。衆議院外務委員会での審議は、今月中に実施される予定です。
画像:「Stop ACTA 24」(martinkrolikowski) http://www.flickr.com/photos/martinkrolikowski/6858379441/
【引用終了】
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【重要】ACTA 偽造品の取引の防止協定でインターネット弾圧 アノニマス
2012-02-11 20:05:21
http://ameblo.jp/0405ryu-i-s3017/entry-11161931229.html
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【引用開始】
・・・略・・・
ちょっとでもネットワークのことを知っていたら、信じられないような内容ですが、
しかし、この協定について進めている人たちは、インターネットについて全く無知かもしれません。
いったん署名をしてしまえば、すべてを履行しなければなりません。
結果として、私たちが対応せざるをえないことは、
・インターネットの検閲
・言論の自由の制限
・ネットの中立性の喪失
・オンライン活動の完全な監視
・インターネット切断といった罰則
・自由を失い、市民の権利の喪失
私たちが得るものは? 何もありません。
今は、インターネットのために行動するときです。
【引用終了】
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野田政権が強行する大言論弾圧を警戒し、阻止しよう!!(神州の泉)
http://shimotazawa.cocolog-wbs.....-bc05.html