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【代表Column】
「政府側の?民兵?が、婦女子を?近距離?で殺害?」
なぜ、こんな内容の報道が信じられているのだろうか?
反政府軍への攻撃でなく、国際的非難の的にしかならない、民間人の特に婦女子の殺戮は、アサド政権が実行するに、何のメリットもない。
アメリカが、イラク開戦理由の「大量破壊兵器」は全くなかった。
アフガンでの結婚式「誤爆」は、2度目である。
アメリカやNATOが、サラエボ、アフガン、イラク、リビアで行った空爆で、
あまた(数多)の民間人を殺戮してきた政府とメディアに、
なぜ、また騙されるのだろうか?
2012/6/8 【川崎泰彦 記】
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【ホウラでの虐殺】
BBCが2003年のイラクでの写真を27日にシリアで撮影したとして掲載していた!
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嘘が長続きしない時代・・・『隠されたもので、明かされないものはない』
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「ホウラで虐殺された家庭は親政府の家庭ばかりである」欧米側(メディア)は、「非難が客観的になされる」まえに、必死になってシリア政府を審理し、有罪にし、処刑しようとしている。
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◆シリア・ホウラでの虐殺の犯人は、シリア政府軍ではなく別の武装組織(民兵)
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欧米側は政府軍ではないが「親政府のグループ(シャビハ)」だと言い出しているが、
シリア政府はこの武装組織は外国の支援を受けているアルカイダ系テロリストであると主張。
はっきりしたことは、いずれにしても、この殺戮の下手人は、シリア軍ではない、ということである。
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多くの者は、この虐殺の一番の容疑者は、NATOと湾岸諸国の独裁者が支援し、BBCを含む主流メディアが後押しした反乱側の者たちという結論に至るだろう。これは古典的なテロの偽旗(自作自演)活動である。
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◆<シリア>男性の不在時に襲撃…金曜礼拝、家には女性と子供
毎日新聞 5月31日(木)2時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120531-00000006-mai-int
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アブジャーファルさんは「生存者がいないかと叫んだ。(アサド政権は)我々を人間扱いしていない」と声を震わせた。
【( )は記者の付記とみえる。つまり証言者の言葉にはない。】
アサド政権は反体制派弾圧の際、軍とともに【?】シャビハ【?】を展開する【?】。
メンバーは主にアラウィ派といわれるが、実態は明らかでない【?】。
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、ホウラの犠牲者108人のうち、34人が女性、49人が子供。
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◆BBC シリア・フーラ大虐殺やらせ捏造報道 イラクの写真を使用
http://www.youtube.com/watch?v=XtREm5lN1Ro
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ransawakening4u さんが 2012/05/29 に公開
コメントより
私は滅多とテレビを観る事の無い生活なのですがヤフコメだけでも相当戦争に傾いてる世論に驚かされる。
Youtube 内でも単純に数だけで言うならシリア政府とアサド政権悪者論の方が多い。
つくづくメディアが有害な媒体としてしか機能していない事の証左。
次々と戦争ばかりの世界にはうんざりさせられてばかりだ。
holdsworth1970 1 週間前
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◆フーラ大虐殺-シリアへの偽旗作戦
http://www.youtube.com/watch?v=CkwlENdseng
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Jessica0701 さんが 2012/06/05 に公開
「フーラ大虐殺の後、シリアの外交官は世界中に追放されました。」http://www.csmonitor.com/World/Latest-News-Wires/2012/0529/After-Houla-massacre-Syrian-diplomats-expelled-around-the-world
「シリアのフーラ大虐殺で何が起きたのですか?」
http://www.thestar.com/news/world/article/1201955–what-happened-at-syria-s-houla-massacre
「BBCは虐殺に関するレポートの為に偽の写真を使用して逮捕される」
http://www.presstv.ir/detail/243579.html
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◆アサド大統領が演説、虐殺への関与否定
http://www.youtube.com/watch?v=ahwIgr_7ybA
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tbsnewsi さんが 2012/06/03 に公開
シリアのアサド大統領は3日、議会で演説し、先月、中部の街で起きた100人以上の虐殺について、改めて政府側の関与を否定しました。
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◆シリア大統領「国外が仕掛けた戦争に直面」、ホウラ虐殺を非難
朝日新聞デジタル
2012年6月4日
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201206040013.html
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【引用開始】
[ベイルート/アンマン 3日 ロイター] 政府軍と反体制派の衝突が続くシリアで3日、アサド大統領が議会で演説を行い、国内情勢について「国外から仕掛けられた真の戦争に直面している」と主張した。
1時間にわたり演説した大統領は、先月25日に西部ホムス近郊のホウラで108人が死亡した事件などについて、「モンスター」でもこのような虐殺は行わないと述べ、政府軍の関与を否定。外国による陰謀を実行している「テロリスト」が攻撃を続けているとし、武装した反体制派への弾圧を続けると強調した。
大統領はシリア情勢について「これは国内の危機ではなく、国外の勢力が仕掛けた戦争だ」と持論を展開したほか、情勢解決に向けて野党勢力と協議する意向を示した。
国連のシリア監視団は、ホウラでの虐殺は政府軍が行った可能性が高いとの見方を明らかにしている。犠牲者の大半は子どもと女性だった。
【引用終了】
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◆ホウラ大量殺害で露政府、シリア政府報告を支持
読売新聞 YOMIURI ONLINE
2012年6月2日
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120602-OYT1T00287.htm
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【引用開始】
【モスクワ=緒方賢一】ロシア外務省報道官は1日、シリア中部ホウラでの大量殺害について、「テロリスト集団への資金援助や武器供給がどのような結果につながるかを示した」との声明を出し、大量殺害はテロ集団による犯行とするシリア政府の調査委員会が出した中間報告を支持した。
(2012年6月2日10時48分 読売新聞)
【引用終了】
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5月29日
http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/740/
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【引用開始】
BBCが27日にシリアで撮影したとして掲載した2003年のイラクでの写真(上記)
シリアに対する謀略が継続し、それに伴って死者数も増加している。25日にもホウラと言う町で大規模な戦闘があり、子供32人を含む90人が殺されたという。「国際世論」は相変わらずシリア政府を非難しているが、BBCが自分のインターネットサイトに掲載した写真は2003年にイラクで撮影されたもので、今回シリアで撮影されたものではないという事が分かり、この手の報道の欺瞞性が再び明らかにされた。
シリアで起きていることは2011年の3月から今に至るまで一貫していて、欧米、イスラエル、トルコ、湾岸アラブ諸国などが、アサド政権打倒を目指して、シリアの反体制派に武器と資金、更にはゲリラ要員まで与え、また最新兵器の取り扱い方や、戦術面での指南を施すことをしてゲリラ攻撃をさせ、それを欧米のユダヤ系と湾岸アラブ国のメディアがシリア政府側によるデモの弾圧、あるいは無辜の市民に対する虐殺と喧伝してきている、ということだ。
反乱側が9時間に及ぶ襲撃をする事ができたという事は、彼らが相当な重武装であり、襲撃方法も巧妙であることを示している。反乱側に武器を供給している組織が存在するはずであるが、これが上記の欧米、イスラエル、トルコ、湾岸アラブ諸国などである事は明白である。
シリア政府スポークスマンのマクディシが、シリアは「嘘の津波に曝されている」と語ったというが、これも2011年の3月以来ずっとそうなのだ。BBCが2003年のイラクでの写真を堂々と、シリアの虐殺の写真としてホームページに掲載できる、その精神が恐ろしい。嘘八百でも何でもいいから、とにかくアサド政権を悪逆非道の政権に仕立て上げ、騙されやすい世界の大衆の「国際世論」をアサド非難に持って行け、ということであろう。その根性が汚すぎる。
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●BBCがイラクでの写真をシリアの虐殺写真として掲載
【5月28日 Truth Seeker】
http://www.thetruthseeker.co.uk/?p=49606
BBCがイラクでの写真をシリアの虐殺写真として掲載
上の写真は27日にシリアで撮影されたものではなく、2003年にイラクで撮影されたものである。このイラクでの写真を撮った人物がこの点を指摘すると、BBCは何の説明も謝罪もないまま掲載を止めた。
BBCが2003年のイラクでの写真を27日にシリアで撮影したとして使用するという準備がされているのならば、シリア軍が大量虐殺を行ったという報道内容にどれほどの偽情報が使用されているであろうか?
BBC Onlineではこの写真が取り除かれているが、話の内容はそのまま流されている。BBCの受信料の値がこれだ:偽情報と真っ赤な嘘。
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●ホウラの虐殺はシリア軍によるものではないと否定
【5月27日 Albert Aji – Associated Press】
http://www.google.com/hostednews/ap/article/ALeqM5iaCJX1UwmxJNKFCAo9b26XWHc_IQ?docId=c35a9b02c04443f2a349ff3c2d086a97
シリア政府は27日、90人の死者を出したホウラでの襲撃事件はシリア軍によるものではなく、数百人の重武装したテロリストたちによるもので、彼らはその地域の軍に対しても攻撃をしたと発表した。
25日のホウラでの襲撃事件は、シリアにおける15ヶ月間に渡る紛争でも最大の流血事件であった。国連は10歳以下の子供たちの犠牲者が32人いると言っている。国際機関とその他は、シリア政府に責任があるという声明を出した。
ダマスカスでの記者会見で、シリア外務省のスポークスマンのジハド・マクディシは、シリアは「嘘の津波に曝されている」と語った。「我々はこの虐殺事件はシリア軍によるものでないときっぱりと否定する」とマクディシは述べた。
マクディシは、この事件を調査する委員会を設置し3日以内に結果を発表すると語った。また彼は国連特使のコフィ・アナンが28日にシリアに来ると付け加えた。
この襲撃事件はアメリカその他、世界のリーダーの嫌悪感に火をつけ、また毎日のように起きる暴力沙汰を止めることができていない国際的和平計画に対する懸念を新たにさせた。停戦計画を支援するため最近派遣された250人以上の国連監視団は土曜日、政府の機甲部隊のものと思われる大砲と戦車砲の薬莢(やつきよう)を発見した。
「自分たちの計画のために暴力を使用する者たちは、更なる不安定、更なる予測不可能性を引き起こし、この国を内戦に向かわしめるでのあろう」と、監視団団長のロバート・ムード少将は警告した。
しかしながら政府スポークスマンのマクディシは、「数百人の機関銃、迫撃砲、対戦車砲で武装した者たち」が午後2時にいくつかの異なった場所から同時に襲撃を開始し、それは9時間に及んだと語った。彼はこの地にある5カ所の軍の基地が同時に攻撃され、3人の死者と16人の負傷者が出たと語った。
「この付近にはシリアの戦車も大砲も存在しなかった」とマクディシは語った。彼は、テロリストたちは対戦車砲を使用していたと語り、「シリア軍は基地の防衛の為の反撃を行った」と語った。
22カ国からなるアラブ連盟の議長国を務めるクウェートは、アラブ閣僚会議の開催を呼びかけている。この会議の狙いは、「シリア人に対する圧政的な動きを終了させるステップを踏む」ことである。
クウェートの公式通信社のKUNAで外務省高官の匿名の人物が、ホウラの襲撃事件を非難し政府軍を「酷い犯罪」を犯したとして断罪した。この高官は、国際社会が「シリアの同胞の流血を止めるために責任を取る事ができるよう」クウェートは折衝を重ねているところだと語った。
国連はアサド政権に責任があるという声明でこの襲撃事件を非難し、ホワイト・ハウスはこの暴力行為を、「言葉にできない非人道的蛮行」と呼んだ。シリアは武装した「テロリスト・グループ」を非難した。
「子供、女性、その他の罪のない人々が自宅で殺害されたが、これはシリア軍がやる事ではない」とマクディシは語った。「殺害のやり方は残忍である」と述べた。
この流血事件は、アナンの国際的和平計画にとっては新しい衝撃であり、この計画の進捗状況のチェックのための彼のシリア訪問に暗い影を落とす事になった。シリア軍と反乱グループとの間の停戦は4月12日から開始されるはずだったが、毎日起きる流血沙汰のため開始されないままである。
国連は数週間前に死者の合計は9000人以上としていたが、それ以来数百人が殺害された。
27日には、政府軍はシリア中央部で住宅市街地で砲撃を行った。
この砲撃でハマの周辺地域とホムスの北方にある反乱側が陣取っているラスタンに被害が出た、と調整委員会とイギリスに本拠を持つシリア人権監視団が語った。
この二つの団体はハマ、ハラスタで政府軍と反乱グループとの間で衝突があったと報告している。調整委員会によれば、軍用飛行場近くの首都の高級住宅街のあるマゼ地区で治安当局の車両に爆弾による被害が出たという。
ダマスカスは政府軍によって厳重に警戒されているが、ここ数ヶ月は爆弾騒ぎが頻発し多くの人々の命が奪われてきた。殆どの爆弾が治安当局を標的にしている。
【引用終了】
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◆ギリシャ正教修道院長:シリアでの虐殺の背後に外国人傭兵とテロリスト
6月3日
http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/742/
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【引用開始】
シリアのホウラで結局108人が殺された事件で、欧米社会は、シリア政府をその下手人として非難してきたが、ここにきてシリア政府軍ではなく別の武装組織の仕業らしい、という話になってきた。そしてこんどは、欧米側は政府軍ではないが「親政府のグループ」がやったのだ、と言い出しているようだ。
ところでシリア紛争では、アメリカのクリントン国務長官も、アルカイダ系組織がシリア内で活動していることを知っているのだから、そのような組織の犯行と見る視点があってもよさそうであるがそうは見ない、ないしは見ないふりをしている。2月27日号で、以下のような記事を紹介した。
●アルカイダがシリア反体制派に潜入、生物化学兵器流出に懸念
【2月18日 CNN】
http://www.cnn.co.jp/world/30005654.html
反政府デモの武力弾圧が続くシリア情勢で、クラッパー米国家情報長官は18日までに、イラクのアルカイダ系組織の工作員がシリアの反体制派内に浸透を図っているとし、騒乱がさらに悪化した場合、同国内にある生物化学兵器が流出することに懸念を抱いていると述べた。
それに欧米側が言うように親政府組織がやったと言うならば、なぜその親政府組織が政府軍を襲撃するのか(5月27日号)? 欧米側の言っていることは支離滅裂である。しかもホウラで虐殺された家庭は親政府の家庭ばかりである。事態は明白である。いずれにせよ、欧米側が、大砲や戦車砲の薬きょうを発見したと言って、それだから政府軍の非道な弾圧だと言ったことが、嘘であった、ということが明らかになったことが重要である。このように欧米側のシリアをめぐる謀略では欧米側の嘘が次々と露呈(BBCのイラクの写真流用・至近距離での小火器や刃物による殺害を戦車砲による殺戮としたなど)されてきているのである。
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●欧米のシリアについての話の矛盾が露呈した
国連はシリアのホウラで殺された108人はシリア軍の大砲や戦車砲によるものではなく、至近距離で殺害されたものと認めた。
UN admits almost all of the 108 killed in Houla were killed at close range by militants, not Syrian soldiers firing artillery.
The UN has also stated that militants, not Syrian soldiers, were responsible for the massacre. The report cites “witness accounts” claiming the militants were “pro-government thugs known as shabiha,” while the Syrian government has claimed the militants were foreign-backed armed terrorists.
【5月29日 By Tony Cartalucci】
http://www.informationclearinghouse.info/article31449.htm
APによれば国連は「先週シリアのホウラで殺害された108人の殆どの者たちは、至近距離から撃たれたもので、それらの者たちの中には女性、子供、家族全員が自宅で撃ち殺されているケースがある」と述べた、という。国連はまたシリア軍ではなく武装組織がこの殺戮の下手人であると語った。この国連のレポートでは、「目撃者」の証言として、この武装組織は「シャビハという親政府系のごろつきたち」だと主張しているが、シリア政府はこの武装組織は、外国に支援された武装テロリストたちであると主張している。
これは最初に米、英、仏その他のNATOメンバー国が悪逆非道だとシリア政府を非難しシリアの外交官を追放した根拠とした内容とはっきりとしたコントラストを示している。イギリスのバート外相は、「32人の子供を含む92人を殺害したシリア政府についての信頼できる報告に接して驚いている。国連監視団団長はこの数字と、更に戦車砲が使用されたことをを確認している。これがそうならば、これは全く100%の野蛮そのものであり、我々はこれを最大限強い言葉で非難するものである」と語ったことにも表れている。
バート外相は明らかに「信頼できる」報告に接してはいなかった。今やねつ造された報告内容であることが分かった彼らの初期の非難内容を取り消そうともしていない。反対に欧米側が行ってきたことは、出てくるそれぞれの新しい事実を歪曲することであった。その間シリア政府とロシアはホウラで起きたことを客観的に確かめようと努力していたのである。
この例は自社の初期のレポートと矛盾する内容を掲げたガーディアン紙に見られる。最初、彼らは反政府側に認められ準備された、見るからにオーダーメードの「目撃者」の証言を掲げ、ロシアが安保理に提出した最新の証拠の論駁に使用したのだ。
当時は、ロシアだけが、政府あるいは反政府側の両者のどちらも非難しうるような十分な証拠は存在しないとみており、「非難は客観的になされるべきである」と主張していたのである。「国際法と規定」を通して自分たちの世界的な介入を正当化しようとしている欧米側は、「非難が客観的になされる」まえに、必死になってシリア政府を審理し、有罪にし、処刑しようとしているようである。
■ウォール街とロンドンは戦争と政変のため悲劇を産み出しているのか
BBCは、自分たちが受け取った「殆ど」の話は、やったのはシリア軍ないしは親政府側の民兵である、と目撃者が考えていたことを示唆していた、と認めたが、それはつまり、そう考えない目撃者たちもいたことを示していることになる。
ホウラの流血事件を利用するためのチャンスが狭まるにつれ、欧米側メディアは、意見を変え始め、前言を撤回し、自分たち自身の嘘とプロパガンダに縛られ始めている。BBCは何年も前のイラクの写真をホウラの見出し写真に使用して失敗した。その間にも、新聞やテレビは上がってくる新しい事実と解説内容に整合性を持たせねばならなかった。
シリア軍が「自由シリア軍(FSA)」という武装民兵組織とホウラ付近で戦っていたことは分かっている。シリア軍は要塞化された反乱側の拠点に対して大砲と戦車砲を遠方から撃っていた。このやり取りがしばらく続いた後、武装民兵組織は家屋に侵入しナイフや小火器で住民を殺害しだしたのだ。このFSAと反政府側はこの武装組織は親政府系だと主張しているが、シリア政府はこの武装組織は外国の支援を受けているアルカイダ系テロリストであると主張している。はっきりしたことは、いずれにしても、この殺戮の下手人は、シリア軍ではない、ということである。
グローブ・アンド・メール紙の社説では、反乱側が今回の殺戮事件に関与しているというロシアの見方は、「笑わせる」と言っている。しかしながら、それは事実と違うだけでなく、近代の第四世代の戦争の完全な理解からもかけ離れているものである。ベネズエラからタイに至るまで、欧米側が支援する反乱グループが騒乱を引き起こし、それを利用して政府の要人を狙い撃ちし、次いで政府を非難し、紛争を拡大し、大衆の批判を増大せしめることで、政権の打倒に持っていこうとしてきた歴史がある。・・・(略)
■シリアでの推移
自由シリア軍は定期的に政府軍と戦闘をしてきたが、今は通信機器、武器、資金そして物流面での支援を欧米、湾岸諸国から受けている。2011年「身元不明の武装勢力」が反政府デモの最中に乱射事件を起こしている。彼らは「屋上の狙撃手」と言われシリア軍とデモ隊の両方に発砲していた。
ホウラのケースはこういったもののもっと大がかりなものと思われる。シリア政府が主張するように自由シリア軍でも政府軍でもない武装組織が関与していると思われるのである。これは自由シリア軍、政府軍、住民に誰がこの殺戮事件を犯したのかという戸惑いを抱かせた。
さまざまな指摘されるべきことの中でも、米、英、仏、イスラエル、ムスリム同胞団が根拠もないままシリア政府を非難し、一緒になって軍事介入の必要性を叫んでいるのは、政治的な動機からである。そしてそのことが、この殺戮事件の背後に誰がいるのかを最もはっきりとした証拠になっている。 誰の得になるのか? NATOと中東の代理人国家である。
ホウラでの政府軍と自由シリア軍との長引く戦闘で第三勢力が殺戮事件を作り上げることで、明らかに利益を得た可能性がある。殆ど実証がないのに、シリア政府が非難されるべきとし、制裁措置が当然であると断罪するのは、無責任の極みである。グローブ・アンド・メール紙がロシアのことを「非難は客観的になされるべきである」と言っていることで非難しているが、今のところ、それが最も道理にかなった態度である。欧米側が今不信に思われていることで嘆いても、非難すべきは自分自身であり、また全くこれと同じやり方で暗殺グループを使ってきたその長い歴史である。
【引用終了】
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6月4日
http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/743/
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【引用開始】
昨日のブログで「ホウラで虐殺された家庭は親政府の家庭ばかりである」と書いたが、以下の記事によれば、あのBBCの「ライブ」のテレビショーで、在ロンドンのシリア人にインタビューした際に、上記と同じ発言が飛び出しそれが放映されてしまったようだ。
「ライブ」であるからこそ、時にこのような、BBCにとってもイギリス政府にとっても、そしてNATOメンバー国政府と湾岸諸国の独裁者らにとっても都合の悪い爆弾発言が飛び出す事が可能だったのだ。
たまたま選んだロンドン在住のシリア人のシリアのホウラにいる家族が虐殺され、その者たちが親政府であったということは、実はシリア人は大方がアサド政権を支持していると書いてきたこの ROCKWAY EXPRESS の指摘が正しかったと言う蓋然性を示しているであろう。
いずれにしても、3月21日号で「『隠されたもので、明かされないものはない』と2000年前にあの中東でイエス・キリストが語ったが、今は特に嘘が長続きしない時代に入りつつある、と認識すべきである」と書いたように、彼らの嘘が次々とばれているのが、現在の状況である。
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●シリアのホウラ虐殺の犠牲者はシリア政府支持者
【6月2日 Ian Henshall for Salem-News.com】
http://www.salem-news.com/articles/june022012/bbc-syria.php
BBCの昨夜のインタビューでホウラで家族が虐殺された在ロンドンのシリア人ビジネスマンは、殺された家族がシリア政府支持者であったと語った。
もしもそうならば、主流メディアが語っていた話が真実ではない事になり、その反対が真実と言う事になりそうである:つまり、この虐殺事件はアサド政権の仕業ではなく、NATOとアルカイダ、それに湾岸諸国の独裁者者らが支援していた反乱勢力側の仕業と言う事になる。
ホウラの公式的説明は、最初にそれが起きた時の確認されていない反乱側(BBCは活動家たちと言っている)による話から実質上変化した。
解説1:少なくとも一人のBBC特派員によって確認されたもので、犠牲者はシリア軍の重火器で殺害された、とするもの。
解説2:村人はアサド政府がスポンサーである民兵によってランダムに殺されていった、とするもの。
解説3:今回の話であり、これは殆どの犠牲者がある家族たちと関係する者たちであったことをみとめるものとなる。
反乱側かあるいはシリア政府側か、その家族がどちら側の者かを判断する事は困難ではないはずだ。BBCの「ニュースナイト」に出たシリアのビジネスマンは、反乱側がボイコットした最近行われた議員選挙で議員に選出された人物の関係者であった。
このBBCのライブのテレビショーで、シリアのビジネスマンがこのような情報を出す事が知られていたかどうかははっきりしていない。爆弾発言が飛び出す可能性は、タカ派のニュースキャスターであるガビン・エスラーとシリアに対する軍事攻撃を要請している戦争屋のポール・ウォルフォウィッツによって無視されたのだ。国連のスポークスマンは、ホウラの犠牲者はシリア政府軍に殺されたという事を証言してくれ、というエスラーの招待を拒否している。
我々がホウラの虐殺についての情報について更なる詳細を聞く事が無ければ、多くの者は、この虐殺の一番の容疑者は、NATOと湾岸諸国の独裁者が支援し、BBCを含む主流メディアが後押しした反乱側の者たちという結論に至るだろう。これは古典的なテロの偽旗(自作自演)活動である。皮肉にもエジプトのムスリム同胞団は、9月11日同時多発テロがイスラエルとCIAによる偽旗作戦であった事を否定している。
ある意味、これは良いニュースである:これらの人々が逮捕、起訴され裁判にかけられない論理的理由は存在しない。国際法では、戦争犯罪のためのプロパガンダは、それ自体が戦争犯罪である。このことが起きることを誰も考えてはいなかったという事は、NATOメンバー国政府とメディアが人権については実際には関心を持ってはいないという事を了解している証拠である。
【引用終了】
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◆<シリア>男性の不在時に襲撃…金曜礼拝、家には女性と子供
5月31日(木)2時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120531-00000006-mai-int
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【引用開始】
【カイロ前田英司】シリア中部ホウラで25日発生した「集団処刑」事件は、イスラム教恒例の金曜礼拝で男性が不在の間にアサド政権系民兵らが村に侵入して女性や子供の殺害に及んだ可能性の高いことが30日、分かった。複数の地元住民が毎日新聞の電話取材に証言した。
ホウラの反体制派は北部に向かう幹線道路をしばしば封鎖しており、周辺にはアサド大統領の出身母体であるイスラム教アラウィ派の村もあるため、事件前から政権側は鎮圧の機会を狙っていた模様だ。ホウラは中部の主要都市ホムスの北約20キロにあり、政府軍の検問所などで四つの村に分断されている。
証言を総合すると、「集団処刑」の現場はタルダウ村。25日は多数の住民が集まる金曜礼拝に合わせて反体制デモが開かれ、政府軍は昼前後に銃撃を始めた。離反兵士団体「自由シリア軍」が応戦して政府軍側に死者が出ると、激しい砲撃が始まったという。
タルダウ住民のアブジャーファルさん(33)によると、村の多くの男性はモスク(イスラム礼拝所)に出かけ、家には女性や子供が残っていた。男性らは負傷者を救助していたところ、「午後3時過ぎに『シャビハ(政府系民兵)が村に侵入した』と連絡があった」という。
家族の元に戻ろうとしたが、普段なら10分で着く距離が「砲弾の雨」のために1時間近くかかった。現場では悲鳴と銃声が錯綜(さくそう)していた。殺されると思い身を隠したが、約40分後、シャビハが立ち去るのが見えた。
ドアが開け放たれたままの近くの家をのぞくと、玄関近くで負傷した女性が倒れていた。奥で大人2人と子供11人が死んでいた。多くは頭を銃で撃ち抜かれたり、のどを刃物でかき切られたりしていたという。
アブジャーファルさんは「生存者がいないかと叫んだ。(アサド政権は)我々を人間扱いしていない」と声を震わせた。
アサド政権は反体制派弾圧の際、軍とともにシャビハを展開する。メンバーは主にアラウィ派といわれるが、実態は明らかでない。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、ホウラの犠牲者108人のうち、34人が女性、49人が子供。アサド政権は関与を否定している。
【引用終了】
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生存者たちが語る家族の処刑の様子
2012年05月28日
http://www.hrw.org/ja/news/2012/05/28
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【引用開始】
(ニューヨーク)-コフィ・アナン特使は、少なくとも108人が殺害された5月25日のホウラでの虐殺事件の調査/捜査のため、国連の調査委員会のシリア入国を同国政府に求めるべきだ。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、アナン特使率いる国連代表団のダマスカス訪問に先立つ本日、このように述べた。これまでシリア政府は国連の調査委員会の入国を拒否している。また、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、国連安全保障理事会に対し、シリアの事態を国際刑事裁判所(ICC)に付託するというかねてよりの要請に応えるよう再度求めた。
国連監視団は虐殺の翌日26日に、反体制派の拠点ホムス市の北東約20キロに位置し、複数の村落から成るホウラ地区を訪れ、事件を確認。「残虐な悲劇」を非難した。シリア監視団の責任者ロバート・ムード少佐は報道機関に、砲撃による死亡者と至近距離からの銃撃による死亡者がいると述べたが、至近距離から殺害をした者が誰かについては言及しなかった。ヒューマン・ライツ・ウォッチの聞き取り調査に応じた生存者と地元活動家らによると、シリア軍が5月25日に同地区を砲撃、武装した軍服の男たちが郊外の家々を襲撃し、家族全員を処刑して回ったという。
目撃者らは全員、武装した男たちは政府支持派だったと話す。ただ、シリア軍兵士だったのか「シャビーハ」と呼ばれる親政府民兵だったのは分からないと言う。スンニ派が圧倒的多数を占めるホウラ地区は、アラウィ派とシーア派の村々に囲まれるようにして位置しており、昨年来宗派間の緊張が高まっていた。シリア外務移民省の報道官は5月27日の記者会見で、虐殺に関する軍の責任をきっぱりと否定し、調査のために軍事司法委員会を設置すると表明した。
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生存者3名はヒューマン・ライツ・ウォッチに対し、ホウラ各地の砲撃が激しくなった午後6時半ごろに、銃で武装した軍服の男たちが、町郊外のホウラ・ダムに続く道上に点在する家々を攻撃した、と語る。殺害された人びとのほとんどがアブデル・ラザク家のメンバーだった。地元活動家らはヒューマン・ライツ・ウォッチに対し、アブデル・ラザク家で殺された62名のリストを提供した。生存者らによると、一族は国営の水道会社やタルドウのダムに隣接する土地と農地を所有していた。2家族がひとつの家で暮らし、8-9軒の家が隣接して建っていた、という。
◆アブデル・ラザク家の生存者(高齢女性)の証言:
「その日は孫の男の子3人と女の子3人、義理の姉妹、娘、義理の娘、いとこと家にいました。[5月25日]午後6時半ごろ、日の入り前に銃声がしました。私は独りで自分の部屋にいたんですが、男の声が聞こえてきて、家族に何やら大声で叫んでいました。私は戸の後ろに隠れました。玄関の外にもう1人、家の中にも1人いました。軍服姿でしたが、顔は見ていません。家宅捜索したいんだな、と思いました。家に歩いて入ってきましたが、戸に鍵を掛けたことはないので、押し入ったような音は聞こえませんでした。3分後には家族皆の悲鳴と叫び声が聞こえました。10歳〜14歳の子どもたち全員が泣いていました。私は何が起きているのか見ようと、床に伏せて這いましたが、戸に近づいた時に銃声が何発か聞こえて、恐ろしくて立てませんでした。兵隊たちが去った音を聞いたので部屋の外を見たら、家族が皆撃たれていました。体も頭も。怖くて生きているかどうか見に近づくこともできませんでした。裏口の戸まで這って外に出て逃げました。ショック状態だったので、その後に起こったことは覚えていません。
」
◆アブデル・ラザク家の10歳の少年の証言(軍服を着た男たちが13歳の友人を撃ったところを目撃):
「僕はお母さんといとこたち、それからおばさんと家にいたんだ。突然鉄砲の音が聞こえた。あんなにたくさんの鉄砲の音を聞いたのは初めてだよ。お母さんは僕をつかんで、納屋に隠れた。男たちが悲鳴を上げたり叫んだりしてるのが聞こえた。窓の外を見たよ。何回か覗いたけど、見つかるんじゃないかって怖かった。軍の兵隊みたいな、緑と他の色[迷彩色]の[制服]姿をした、白い靴の男たちが家に入ってきたけど、2分もしたら出て行った。その時、通りの向こうに13歳の友達シャフィーク(Shafiq)が独りで立っているのが見えたんだ。軍服の鉄砲を持った男がシャフィークを捕まえて、ある家の角に立たせ、銃を抜いてシャフィークの頭を撃った。シャフィークのお母さんとお姉さん、確か14歳だったと思うけど、2人が外に出てきて泣き叫び出したよ。同じ男がその2人も何度も撃った。それからその鉄砲を持った人たちはいなくなって、(反体制派の)自由シリア軍(FSA)の兵隊たちが来たんだ。」
◆少年の母親の証言(少年の証言の多くを裏づける内容):
「午後6時半〜7時くらいに銃声が聞こえ始めました。すごく近くで。私たちは走って納屋に隠れました。武装した男たちが家から出て車で走り去る音を聞いて、姉(妹)と一緒に外に出ました。[息子の友達で13歳の] シャフィークが地面に倒れて死んでいました。家族3人が撃たれているのも見ました。女の人3人で、そのうち2人は子ども連れ。頭を撃たれている人もいたし、体中撃たれている人もいました。14歳の女の子が1人、足を2発撃たれたけれど生き残っていました。いとこが胸を撃たれたのも見たし、マヒのある13歳の男の子も同じように胸を3発撃たれました。」
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【引用終了】
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[...] 120525 ホウラ虐殺の犯人は? [...]
シリア反体制派がサリン使用の証拠
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