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◆浜松医科大、森則夫教授
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「脳の深部を刺激する慢性電極を脳に留置してはどうか」を研究しています。これは、2,3年前からアメリカで開始された治療法で、わが国にも導入する必要があるのではないかと検討しています。
しかし、日本では、心臓や脳にさわることに対して抵抗感があるので、相当の時間がかかるかと思います。ただ、私の予測では、50年後には、脳にマイクロチップを入れて刺激して健康を保つ治療法は、たくさんの人が普通に行っていると思います。この勉強会は、その出発点と考えています。
(2005年11月20日静岡新聞朝刊より)
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◆体内にチップ、自動で投薬 米チーム成功、注射不要に
朝日新聞
2012年2月17日4時2分
http://www.asahi.com/science/update/0217/TKY201202170003.html
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【引用開始】
自動的に薬を放出するマイクロチップを体内に埋め込み、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)患者に安全な治療をすることに米ハーバード大などの研究チームが成功した。16日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシン電子版で発表した。注射が不要になり、患者の生活の質を重視したがん治療などへの応用も期待される。
このチップ(13ミリ×5ミリ)は、一種の小型コンピューター。外部からの無線通信か内部のプログラムの指示でチップの穴から薬を体内に放出する機能を持つ。今回は骨粗鬆症の治療に応用し、骨を作る働きを活発にする注射薬テリパラチド20日分を1日分ずつ放出できるように工夫。複数のチップがUSBメモリーほどの大きさの容器に入れてある。
65~70歳の女性患者7人の腰回りに埋め込み、様子をみたところ、薬は想定通り放出され、副作用もみられなかった。注射と同様に骨を作る働きを活発にする働きがみられたという。
【引用終了】
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一人一人の違いを認め合い、協力もし合い、意見も述べ合い豊かな社会を創ろう。
http://blog.goo.ne.jp/arai647/e/27d3a6995048aa67d749682017a1fab5
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【引用開始】
mixiの中で『現代の精神医療』の問題点を取り上げた 市民の人権擁護の会サイクバスターさんの日記を、本人から許可を頂き転載しています。
◆脳を標的にする・・・ 2008年02月27日 22:09
(mixiのサイクバスターさんの日記から転載)
http://karifuku.digit-01.com/psycbust/psyc_0802272209.html
こんな記事がある・・・
浜松医科大の森則夫教授は、浜松医科大学公開講座「よりよく生きる」でこのような発言をしています。
…今、われわれ精神科医が脳外科の先生方と勉強会を開き、「脳の深部を刺激する慢性電極を脳に留置してはどうか」を研究しています。これは、2,3年前からアメリカで開始された治療法で、わが国にも導入する必要があるのではないかと検討しています。
しかし、日本では、心臓や脳にさわることに対して抵抗感があるので、相当の時間がかかるかと思います。ただ、私の予測では、50年後には、脳にマイクロチップを入れて刺激して健康を保つ治療法は、たくさんの人が普通に行っていると思います。この勉強会は、その出発点と考えています。
(2005年11月20日静岡新聞朝刊より)
一部の精神科医にとって究極の目的とは、患者に対する完全なコントロールです。人間をラジコンのように動かしたいのでしょうか。SFの世界で言うところのサイボーグとかアンドロイドのような状態を生身の人間で達成しようというのです。脳に電極を埋め込み、電気刺激で望ましい行動をとらせるというのは、彼らにとって究極の「治療」というのですから驚きです。その標的が「脳」なのです。精神科医(神経科医)にはやたらこの「脳」を珍重するがごとく取り付かれた人々がいます。
森氏に代表されるこの研究は「イワン・パブロフ」「ジョン・B・ワトソン」「B・Fスキナー」らが実践した「刺激」によって人の行動を修正することが可能であるという理論と「エガス・モニス」「ウォルター・フリーマン」らに代表される「精神外科手術(ロボトミー)」を掛け合わせたものと言えるでしょう。
上記のような実践が最終的に残した結果は、苦痛に苛まれる人々、無思考に陥った人々、よだれが止まらなくなってしまった人々、動きを奪われた人々、記憶を失った人々、そして死に至らしめられた人々です。
このような結果が既に出ていたにもかかわらず、かつて米国では精神医学界は精神外科手術によって精神保健の予算が削減できると信じ込ませることに成功しました。例えばデラウェア州立病院の最高責任者はこのプロパガンダを真に受け、精神病患者の数を60%減らせるだろうと考えました。予測される死者と退院者の数を合わせると35万1千ドルの節約になるはずでした。
1960年代に「アイスピック手術」に終止符を打たれるまで、アメリカで4万人、全世界で11万3千人がロボトミー手術を施されました。死亡率は10~20%で少なくとも2万2千人に人々がこの手術によって死を迎えました。フリーマンはこの手術を「精神の安楽死」と表現し、好奇心旺盛な記者団や見物客の前で手術を公開しました。
私がこの動きを警戒する理由があります。この教授が、国が多額の補助金を出して支援している「子どものこころの発達研究センター」の中心人物だからです。このセンターの設立趣旨について、この教授が説明しているページがあります。
精神科医たちの中には「精神病患者は生きることに苦痛を感じている」「感じなくさせることは苦痛を減らす」などと口にし、これらの実践を正当化する者がいます。精神病患者の苦痛を減らすには精神病から治癒に導くことであり、決して無感覚・無意識・無気力がこれを解決するものではありません。むしろ逆です。
自らの思考と意図を以って物事を上手にコントロールできるようにしてあげること、自由なコミュニケーションをとれるようにしてあげること、より多くの人の現実性を受け入れられるようにしてあげること、そして様々なものに親愛の情を感じるようにしてあげることです。
精神医学には「刺激」や「苦痛」で問題を解決させようとします。全く見当違いも甚だしいところとしかいいようがありません。
http://karifuku.digit-01.com/psycbust/psyc_0802272209.html
http://mamoru235.jugem.jp/?eid=56
【引用終了】
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元記事
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精神外科手術の復活と子どもの未来
このブログは皆さんに情報を知っていただくことが目的ですので、引用、転載、リンクは自由です。
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/40161729.html
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【引用開始】
例の事件がこんなことになっているとは知りませんでした。
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服役中の自死権認めず 仙台地裁、受刑者の請求棄却
河北新報社 2008年02月15日金曜日
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宮城刑務所(仙台市若林区)で服役中の男(79)が自殺を妨げられない権利「自死権」の確認と、刑務所が自殺を認めないことに対する160万円の損害賠償を国に求めた訴訟の判決で、仙台地裁は15日、男の請求を棄却した。
男は長期の服役による身体の不調を訴え、「生きていても仕方がない」などと主張していたが、近藤幸康裁判官は「自死権が認められる憲法・法律上の根拠はない。身体状態や刑務所の処遇状況にかかわらず自死権の根拠はなく、請求は前提を欠く」と指摘した。
男は1979年9月、脳の前頭部を薄くはぎ取る脳外科手術(チングレクトミー)で後遺症となったことを恨み、主治医だった東京都小平市の精神科医宅で、医師の妻と義母を殺害。強盗殺人罪などに問われ、一審東京地裁八王子支部、二審東京高裁とも無期懲役を言い渡した。最高裁は96年11月、男の上告を棄却し、判決が確定した。
河北新報社 2008年02月15日金曜日
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察しの良い方はすぐに気付いたことでしょう。例の事件とは、かの有名な「ロボトミー殺人事件」です。この受刑者の男性は、加害者であると同時に精神医療の被害者でもあります。詳細は「ロボトミー殺人事件」で検索して下さい。恐ろしい背景がわかるでしょう。
結局「画期的」と散々もてはやされた、ロボトミーに代表される精神外科手術は何をもたらしたのでしょうか?その画期的な治療は、殺人者を生み出し、「生きていても仕方がない」と考える人を作り出したのです。何だか現在にも同じ構図が見られませんか?精神医療において「画期的」と言われたものを調べてみるとよいでしょう。
さて、この精神外科手術は過去のものでしょうか?
最近こんな記事もありました。
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脳科学:精神外科の歴史に学び、研究倫理を=ぬで島次郎
毎日新聞 2008年2月7日 東京夕刊
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脳研究への関心が高まっている。子どもの教育から高齢者の認知能力アップまで、様々な応用に期待が寄せられていることが背景にある。ビデオやゲームによる刺激が脳にどのような変化をもたらすか計測する様子を、目にする機会が増えた。
そうしたなか、昨年八月、脳損傷患者の脳に電極を埋め込み電気刺激を与えたら、意識状態が改善したとの報告が出て話題になった。ゲームをさせるくらいならまだしも、電気刺激は侵襲の度合いが深く、そこまでしていいのかと不安になる。
この脳深部刺激(DBS)という医療技術は、疼痛(とうつう)やパーキンソン病の治療にすでに使われており、精神疾患にも応用されているものだ。実用化が始まった一九六〇年代末から七〇年代には、行動や精神の制御につながると問題にされたが、その後は臨床現場での普及が進み、論議の対象にならなくなった。ヒトゲノム研究がもたらす倫理問題に関心が集中し、その陰に隠れてしまった感がある。
私は、ゲノムやクローン研究には倫理がうるさく言われるのに、脳研究にはさほど言われないのを不思議に思ってきた。人の尊厳にかかわるといったら、DNA配列の解析より脳への介入のほうがよほど脅威ではないか。たとえば、教育の効率を高めるために子どもの脳にどういう働きかけをすればいいかを研究する計画がある。こうした実験がどこまで、どのような条件で許されるか、脳科学の研究倫理の確立が急務になっている。
そこで私が重要だと思うのは、精神外科の歴史と現在の問題である。悪名高いロボトミーを代名詞とする精神外科は、脳科学倫理ではほとんど取り上げられることがない。今の脳科学には関係ない昔の話、という感じだ。だが調べていくと、精神外科の勃興(ぼっこう)と衰退が、そのときどきの脳研究と結びついて、現在の先端治療にもつながっていることが分かる。脳深部刺激の基盤技術(定位脳手術による電極埋め込み)は、ロボトミー手術の改良の試みから生まれてきたものなのである。
十九世紀末以来今日まで、脳科学が力を注いできた焦点の一つに、大脳の前頭前野(額の奥のあたり)の研究がある。精神外科は、一九三〇年代から五〇年代にかけて、その研究結果に基づいて手術個所が決められて行われ、手術の結果が脳研究にデータを提供し知見が蓄積されるという歴史があった。前頭前野とそのさらに奥の大脳基底部とのつながりを切断すれば、精神病などを治療できると考えられたのである。そうして臨床例が積み重ねられた結果、手探りで大きく脳を切るロボトミーは廃れ、代わりに、切る位置と量を局限する定位脳手術が開発された。その手法が機能的神経外科という分野で別個に展開し、今に至っている。
脳の基礎研究と脳手術の臨床とは、表裏一体で進んできた。そして今でもなお、前頭前野と大脳基底部のつながり方は分からないことが多く、仮説に留(とど)まっている。その仮説に基づいて、精神外科手術は欧米の少数の拠点を中心に行われ続けており、精神疾患の治療法として見直す動きが出てきている。脳研究が進めば、どこを切ればいいか確実に分かるようになるとの期待もある。
このように精神外科の歴史は脳科学の現在につながっていて、将来にも影響を与えるだろう。だからきちんと知っておく必要がある。長年一流の研究者が相手にしながら、脳は今も未知の部分が多く、人間の本質を知ろうとするうえで不可思議な対象だ。それに見合った畏(おそ)れと謙虚さを、研究者と、研究の成果を享受する一般人がいかに深く抱き続けられるかが、今後の脳研究の質を左右するだろう。精神外科の過去と現在は、そのための格好の教材になると思う。(ぬでしま・じろう=生命倫理政策研究会共同代表)
毎日新聞 2008年2月7日 東京夕刊
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実は、上記記事にもある通り、この精神外科手術は形を変えて復活してきています。電気けいれん療法が、麻酔下で行う「修正型電気けいれん療法」として復活しているのと同じです。これらは、医学的な装いによって以前の残虐性が隠され、より受け入れられやすいような形になっていますが、実は、どのように作用するのかなどのメカニズムはほとんど解明すらされていないのです。
日本でも本格的に動き始めたようです。2008年1月25・26日、第47回日本定位・機能神経外科学会が浜松で開かれました。
http://www.congre.co.jp/stereo2008/
この中で、外科的手術を精神疾患に応用しようとする取り組みが発表されています。
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特別企画 精神科領域疾患に対する脳深部刺激療法
15:05 ~ 18:45
座長(名古屋大学脳神経外科)吉田 純
(和歌山大学脳神経外科)板倉 徹
特別講演1
L1 難治の精神障害に対するDBS 治療の、浜松医大におけるマニュアル作成の試み
金沢大学大学院脳情報病態学 神経精神医学 三邉義雄
特別講演2
L2 Experiences of cingulotomy and deep brain stimulation for intractable obsessive compulsive disorders
Yonsei University College of Medicine Jin Woo Chang
特別講演3
L3 Deep Brain Stimulation: The New Neurosurgery for Depression
Toronto Western Hospital, University of Toronto Andres M. Lozano
指定発言1:精神科から
浜松医科大学精神医学講座 森 則夫
指定発言2:脳神経外科から
日本大学医学部 脳神経外科 片山容一
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やはり浜松医科大がからんでいました。どうやら、浜松医科大学の精神医学教授の思い通りに事が運んでいるようです。というのも、この浜松医科大の森則夫教授は、浜松医科大学公開講座「よりよく生きる」でこのような発言をしていたからです。
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…今、われわれ精神科医が脳外科の先生方と勉強会を開き、「脳の深部を刺激する慢性電極を脳に留置してはどうか」を研究しています。これは、2,3年前からアメリカで開始された治療法で、わが国にも導入する必要があるのではないかと検討しています。
しかし、日本では、心臓や脳にさわることに対して抵抗感があるので、相当の時間がかかるかと思います。ただ、私の予測では、50年後には、脳にマイクロチップを入れて刺激して健康を保つ治療法は、たくさんの人が普通に行っていると思います。この勉強会は、その出発点と考えています。
(2005年11月20日静岡新聞朝刊より)
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一部の精神科医にとって究極の目的とは、患者に対する完全なコントロールです。人間をラジコンのように動かしたいのでしょうか。脳に電極を埋め込み、電気刺激で望ましい行動をとらせるというのは、半世紀以上実験が繰り返されてきた究極の「治療」なのでしょう。
私がこの動きを警戒する理由があります。この教授が、国が多額の補助金を出して支援している「子どものこころの発達研究センター」の中心人物だからです。このセンターの設立趣旨について、この教授が説明しているページがあります。
http://www2.hama-med.ac.jp/w1b/psy/Kodomo/
近年,子どものこころの危機が叫ばれ,その対応が社会的急務になっております。このような社会状況を受け,大阪大学医学部と浜松医科大学の連携融合事業として「子どものこころの発達研究センター」が2006年4月に新設されました。本センターでは,第1に,子どものこころの危機を分子生物学レベルで解明し,新たな治療薬への発見へと繋げる研究を展開してまいります。第2に,本センターは脳画像と遺伝子研究の連携という新たな学問領域を創生し,未踏の領域に挑戦いたします(金沢大学との協力を予定しています)。第3に,子どものこころの危機が顕現化する前に,その兆候を察知して,早期に心理的介入を行うための手法を開拓してまいります。
ちなみに、このセンターは、国内初のADHD治療薬「コンサータ」を発売したヤンセンファーマと連携しています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/027/siryo/07030513/034.htm
上記センターの目的第1を見ればその理由は納得できるでしょう。
このセンターは、国の発達障害政策の鍵となる施設です。ここの研究が子どもの将来を左右すると言っても過言ではありません。しかし、このセンターはどこに向かっていくのでしょうか?子どものこころを薬でコントロールし、最終的にはマイクロチップと電気ショックで思い通りに操っていくのでしょうか?
皆さんは、このような精神科医に子どもの脳を、ひいては子どもの未来を預けられますか?
【引用終了】
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◆ロボトミー殺人事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/ロボトミー殺人事件
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ロボトミー殺人事件(ロボトミーさつじんじけん)とは、1979年、東京都内で精神科医の妻と母親が刺殺された事件の通称。
◆概要 [編集]
1979年9月、元スポーツライターだったS(50歳)が、ロボトミー手術を受けたことで人間性を奪われたとして、執刀医の殺害と自殺を目論み医師の自宅に押し入った。医師の母親と妻を拘束し本人の帰宅を待つが、予想時刻を過ぎても帰宅しなかったことから2人を殺害し金品を奪って逃走する。池袋駅で職務質問した警察官に、銃刀法違反の現行犯で逮捕された。
1993年、東京地裁で無期懲役の判決が下るが、検察側・S側双方が控訴、1995年に東京高裁が控訴を棄却したため、S側が上告するも1996年に最高裁で無期懲役が確定。
◆犯人の人物像 [編集]
犯人のSは家計を助けるため働きながら勉強しており、正義感の強い真面目な青年として知られていた。20歳にして通訳となるも、親の看病のため帰郷し土木作業員として働いた。しかし、関連会社に仕事上の不正を抗議した際、貧しい経済状況から、出された口止め料を受け取ってしまう。これを会社は恐喝行為として訴え、Sは刑務所に収監される。 出所後は翻訳の仕事から、海外スポーツライターとして活動を始め、事務所を開いて実績を積んでいった。
しかし1964年3月、妹夫婦と親の介護について口論になり、家具を壊して駆けつけた警官に逮捕、精神鑑定にかけられる。精神病質と鑑定されたSは精神病院に措置入院となり、病院内で知り合った女性がロボトミー手術により人格が変わってしまい、その後自殺したことに激怒、執刀医に詰め寄ったことで危険だとして自分も騙されロボトミーの一種、チングレクトミー手術を強行される。
退院後はスポーツライターに戻るも、感受性の鈍化や意欲減退などでまともな記事を書けず、後遺症に悩まされ強盗事件を起こす。出所後はフィリピンで通訳となるが反政府運動に巻き込まれ国外追放となる。帰国後、「ロボトミー手術の問題点を世間に知らしめる」として犯行に及んだ。
裁判で再び精神鑑定を受け責任能力有りと判定されたが、脳内に手術用器具が残留しており、脳波に異常がある事も明らかとなった。Sは「無罪か死刑でなければロボトミー手術を理解していない」として無罪か死刑のどちらかを望んでいたが、1996年、最高裁で無期懲役が確定となった。
Sは、近年、服役中に体調不調により生きていても仕方がないと考え、刑務所で自殺を主張し、「自死権」とそれを認めない精神的苦痛により160万円を国に求める裁判を起こしたが、2008年2月15日、仙台地裁の近藤幸康裁判官は、自死権は法的に認められてないとして訴えを棄却した[1]。
背景 [編集]
施術当時の精神医学界ではロボトミーなどの精神外科手術が“画期的な治療法”として脚光をあびており、欧米を中心に多くの医師によって積極的にこの手術が行なわれた。しかし、人格の変化を伴うという重大な人権侵害の存在や、有効性への根本的な疑問などもあって、1970年代以降はほとんど行なわれておらず、1975年には日本精神神経学会で「精神外科を否定する決議」が可決された。
妹夫婦と口論になった件は、よくある身内のトラブルとして公訴自体は短期間で取り下げられたが、仕事を考え釈放を求めたことから、反抗的であるとして精神鑑定を受けさせられる。ところが、Sが受けた精神鑑定は医師1人が短時間で問診するのみというあまりに簡易なものだった。その上、強制入院させられた精神病院も医師による権力支配がひどく、後年、Sは「刑務所より酷かった」と語っている。
【引用終了】
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精神外科手術(ロボトミー)の復活と子どもの未来
2008.02.19 Tuesday
by mamoru
リンク先のブログ精神科医の犯罪を問うより転載です
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【引用開始】
精神外科手術の復活と子どもの未来
2008/2/17(日)
精神医療産業の戦略
・・・略・・・
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精神医療現場での被害の報告を受け付けています。
特に、その被害に関して何らかの行動(刑事告発、民事訴訟、内部告発、行政交渉、マスコミへの周知、法律改正の働きかけなど)を起こしたいという方、一度ご相談下さい。
特に情報を集めている事例
・子どもの被害事例(投薬や受診の強要、不当な診断、向精神薬の副作用など)
・抗うつ剤(特にSSRI)を服用後に自殺行動を起こした事例
・精神科医からの暴力や性的虐待事例
・診療報酬などの不正請求事例思い当たることがあれば、こちらまでご報告下さい。
kebichan55@yahoo.co.jp
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/40161729.html
【引用終了】
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