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yukiko_kajikawa 梶川ゆきこ 

ショック・ドクトリン的手法と専門領域化された官僚制度が「民主主義」という支配システムの中核である。 QT @newtonrikigaku :映画Thriveを観て3~少数のエリートたちの共謀による世界支配が成立するのは何故か? rui.jp/ruinet.html?i=…

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【映画Thriveを観て1~4】 るいネット山澤貴志氏のまとめと感想より

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1.フリーエネルギー議論

世界は本来、トーラスという自律的なエネルギーの循環構造を持っている。

2.貨幣を制するもの

信用創造により市民から借り入れた何倍もの紙幣が供給できるという金融のからくり。

3.共謀による世界支配

少数のトップエリートの常套手段は分割して統治する。

共謀を実行に移しているのは、銀行や個別化された学会や企業群で働く準エリートたちである。彼ら準エリートたちには、トップエリートから全ての情報を与えられるわけではなく専門領域に関わる分断された情報しか与えられていない。この情報の分割配布によって支配の全体像を描けるものは少なく、従って、業界の利益や私企業の利益といった矮小化された目標のもとに共謀は末端へと伝達され、実施されていく。

4.新しい世界を

古い存在を糧にしてその中から新しい存在が登場する。

軍やウォール街を守るために使われているお金を庶民に配れ。


行政の肥大=権力の集中の抑止。

合気道や禅といった東洋的知性の世界、内面の声に従う世界へ。

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映画Thriveを観て1~フリーエネルギー議論を封印しているのは誰だ?

るいネット

世界を動かす陰の支配勢力

260847

山澤貴志 ( 46 鹿児島 ITコンサル )

12/01/25 PM07

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=260847

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【引用開始】

映画Thriveを観た。この映画はその製作者Foster Gamble(フォスター・ギャンブル)の自己紹介、つまりP&Gの御曹司でありながら、世界的飢餓の問題を問い続ける中から、科学の道を歩み始め、世界は本来、トーラスという自律的なエネルギーの循環構造を持っているという確信を得たというところから始まる。トーラス(Torus)とは、細胞~人体、果物、地球、銀河、宇宙を貫くモデルであり、彼はこのトーラス構造を持ったエネルギー発生装置を開発することで、無限エネルギー=フリーエネルギーを供給できるようになれば飢餓を克服できるが、それを拒む既得権益勢力がいるということに気付く。

その最初の例が、フリーエネルギーの生みの親というべきニコラテスラの悲劇的死である。エジソンを凌ぐほどの発明家であったにも関わらず、彼が開発しようとしたエネルギーシステムは「お金を回収する仕組みを欠落していた」が故に、開発資金を提供していたJPモルガンから資金を引き上げられ事業は頓挫。しかも死後、彼の研究成果はFBIによって押収されてしまったという。

テスラだけでなくアダムトロンブロイ等もブッシュに妨害された経験を持っていることが語られる。

(以下、私の感想)

このフリーエネルギーに関する議論は地球外生命体の話なども絡まり、一体、どこまで本当やら、という印象を受けるのも事実だが、少なくとも、フリーエネルギー研究者が異端視され、迫害されてきたという事実は、こうした研究を好ましく思わない勢力が存在していることを暗示するし、「少なくともフリーエネルギーに関する議論をオープンに」という呼びかけには全く異論がない。現代は政治家のみならず科学者たちもが、金融勢力の御用学者となり、目先の利益追求に対立する学説を迫害している(してきた)という事実を知った以上、フリーエネルギー論議はもっと真剣に検討していくべきであろうと思った。

またトーラスという世界イメージが古代エジプト技術にまで遡って追求されている点も面白いといえば面白いし、どこか欧米人に固有なイデア思考のような壁を感じなくもない。しかし、トーラスは一種のフラクタル理論でもあるし、るいネットでも追求している電磁学や宇宙論の領域とも重なる議論である。素人による科学追求という点でもオカルト視して終わりではなく追求すべき、学ぶべき課題が多々あるように思われる。

【引用終了】

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映画Thriveを観て2~貨幣を制するものが世界を制するオカシナ中央銀行制度

るいネット

世界を動かす陰の支配勢力

260848

山澤貴志 ( 46 鹿児島 ITコンサル )

12/01/25 PM07

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=260848

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【引用開始】

本当に飢餓をなくすための研究ではなく、むしろ貧困を再生し、支配を永続させるための研究だけが続けられているという事実は、エネルギー領域のみならず医学や農学の分野でも見られる。

一方で、緑の革命から遺伝子組換食品、種の特許化(知的財産権化)、ターミネータ・テクノロジー(F1種による世界の食料資源の独占)という流れがある。

他方で、健康を損なう会社や製薬会社が医学学会をバックアップしており、自然療法の研究やインディアンの知恵を追求す【る】学者は排除されている。

このような医学や食やエネルギーといった産業群をさらに上位から支配しているのは、金融資本である。

そこでは信用創造により市民から借り入れた何倍もの紙幣が供給できるという金融のからくりがあり、しかもその信用創造権を司る中央銀行が実は一民間銀行でしかないという支配の構造が存在している。この民間銀行によって、バブル景気がつくりだされ、そして金利操作にるバブル崩壊から、企業買収という形を通じて、銀行だけがさらに焼け太り、現在、ますます顕著になっている格差の拡大という仕組みにつながっていることが明かされる。

(以下、私の感想)

信用創造、中央銀行制度の仕組み等、映像を使った分かりやすい説明が多く、経済学の欺瞞に気付くための非常によくできた教科書となっている。FRBの成り立ちについては英国系(ロスチャイルド)と米国系(ロックフェラー系)の共謀、とのスタンスで、どちらかに偏った内容とはなっておらず、金貸し支配について勉強されてきた人には見慣れた内容も多いが、頭の整理にもなる。陰謀論のカリスマ=デービッド・アイクも登場するが、ここでは逆にオカルトチックな話はなく、違和感なく視聴できる。

【引用終了】

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映画Thriveを観て3~少数のエリートたちの共謀による世界支配が成立するのは何故か

るいネット

世界を動かす陰の支配勢力

260849

山澤貴志 ( 46 鹿児島 ITコンサル )

12/01/25 PM09

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=260849

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【引用開始】

ギャンブルはさらに、人類に情報チップを埋め込む技術の開発に自分の親の会社でもあるP&Gが関与していたことも暴露している。またFEMAなど、大衆支配の計画やインターネットの監視等、エリートたちによる支配強化が進んでいることから、エリートたちは「大衆は愚かであり自分たちエリートが管理しなければならない」と考えていると類推している。

しかし、ギャンブルはそこで、彼らエリートがそのように考えたとしてどうして少数のエリートたちの共謀による世界支配が可能なのか?という疑問に直面する。

それに対する彼の回答はこうである。

「少数のトップエリートの常套手段は分割して統治する」である。つまり擬似的な対立を作り出して軍事独裁を強化するという方法である。「問題をデッチあげ、メディアを使って偽の解決策を与え、人々が金貸したちの戦略を追従するように仕向ける」911によって演出されたテロの脅威はその典型である。

またこうもいっている。

「少数のトップエリートによる共謀を実行に移しているのは、銀行や個別化された学会や企業群で働く準エリートたちである。彼ら準エリートたちには、トップエリートから全ての情報を与えられるわけではなく、専門領域に関わる分断された情報しか与えられていない。この情報の分割配布によって支配の全体像を描けるものは少なく、従って、業界の利益や私企業の利益といった矮小化された目標のもとに共謀は末端へと伝達され、実施されていくのだ」

たとえば、炭素税というのは、そのような世界支配の全体像を描いた少数のトップエリートたちのよって共謀されたアイディアのひとつで、一種のトロイの木馬であるが、全体が見えない準エリートたちは、「地球を救うよいアイディアだ」と誤認して共謀に加担していくのである。

(以下、私の感想)
いわゆるショック・ドクトリン的手法と専門領域化された官僚制度が「民主主義」という支配システムの中核であるということを、ギャンブルは正確に見抜いている。この論点は、Thriveの中でも最も見ごたえのある部分である。ただ、NWO(新世界秩序)という概念が強く打ち出され、金貸し同士の対立構造等への踏み込みがない点は、ややものたりない印象を受けるが、そこは視聴者自身によって補っていく部分であろう。

【引用終了】

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映画Thriveを観て4~古い世界の真っ只中から新しい世界をつくりだせるか?

るいネット

世界を動かす陰の支配勢力

260850

山澤貴志 ( 46 鹿児島 ITコンサル )

12/01/25 PM09

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=260850

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【引用開始】

ギャンブルは金貸し支配がいかに恐ろしいかを語る一方で、それに対する抵抗の手段もあることを強調する。まず彼は、大手銀行から金を下ろし、地域の信用金庫で運用することを推奨する。さらに、インドでは「特許」という概念を否定し、種の独占を許さないとするフリーダム運動等の動きをはじめ、世界中で、脱金貸し支配の運動が拡大中であることに注目する。そしてギャンブル自身、リンク を運営し、そこで、事実を集め、よくするためのアイデアを結集しようとしている。

そして今後、展開されるべき運動とは基本的にはエリートがいうような「大衆は欠乏と恐怖にしか反応しない愚かな存在ではない」ことを証明する戦いであり、非暴力あるいは否定ではない運動であるという。何故ならば暴力や否定にたよる運動は支配階級に支配の口実を与えるだけだからである。また「サナギからチョウが生まれるように古い存在を糧にしてその中から新しい存在が登場する」イメージが語られる。

最後に、ギャンブルはアメリカにおける政治展望を語る。ここで彼は「非侵害」という概念を打ち出し、あくまでも個人を原点におくというスタンスを述べる。しかし、まずは、金融危機を背景にした場合は、アメリカ民主党的な分配強化を打ち出すことを主張する。軍やウォール街を守るために使われているお金を庶民に配れということだ。しかし、それによって貧困を解決したら、続けて行うべきは小さな政府の実現であり、行政の肥大=権力の集中の抑止であるとする。こうした「非侵害の原則」と二段階政策によって、アメリカの長年の悩みであるリベラルと保守の対立という構図からの脱却が可能だと提案する。そしてその先に展開されるのは、ギャンブルが追求している合気道や禅といった東洋的知性の世界、内面の声に従う世界であると締めくくっている。

(以下、私の感想)
冒頭同様、最終章もやや違和感の残る部分である。非侵害という概念はもっと単純にいえば「私有権の保障」あるいは「私権の共認」ということであろう。るいネットで勉強してきた私には、ここに欧米人の発想の限界を感じざるを得ない。(もしかするとペイパーマネーによる金融支配を見切った欧州の資産家たちのバックアップがあるのかもしれない)しかし、「古い世界の真っ只中から新しい世界をつくりだせるか?」という問いの立て方は従来の否定の運動ではなく実現派の運動だという印象を受ける。また彼らが最終的には東洋的叡智に期待していることは可能性でもある。ここは欧米批判よりも、彼らの東洋に対する期待の方にこそ注目すべきであろう。欧米のエリート主義者とは別の、東洋にあこがれる良識派欧米人たちがいるというに、世界が滅亡から免れえる可能性を感じたし、彼らの期待に応えるべく東洋、とりわけ日本人の覚醒が期待されているということなのだ。

最後に、今回Thriveを観て一番驚いたのは彼がインターネット上で統合サイトを運営しているという点である。これはまさに米国版るいネットではないか!という印象を持った。

是非、多くの皆さんにこの映画を観てもらい、またいっしょに追求して行ければと思う。

【引用終了】

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2件のコメント on 【映画Thriveを観て1~4】ショック・ドクトリン的手法と専門領域化された官僚制度が「民主主義」という支配システムの中核 1/25るいネット山澤貴志氏のまとめと感想より

  1. 山澤貴志 より:

    山崎様、紹介頂きありがとうございます。私もこちらのサイト、よく参考にさせていただいております。これからもよろしくおねがいします。多くに人々が金融資本家たちの詐術から目を覚ますようにお互い発信を続けていきましょう!

  2. [...] 【映画Thriveを観て1~4】ショック・ドクトリン的手法と専門領域化された官僚制度が「民主主義」という支配システムの中核 1/25るいネット山澤貴志氏のまとめと感想より [...]

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