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作業員「政府ウソばかり」

東京新聞 TOKYO Web

2011年12月17日 朝刊

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011121702000035.html

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【引用開始】

 「冷温停止状態」を通り越し「事故収束」にまで踏み込んだ首相発言に、福島第一原発の現場で働く作業員たちからは、言っている意味が理解できない」「ろくに建屋にも入れず、どう核燃料を取り出すかも分からないのになどと、あきれと憤りの入り交じった声が上がった。

 作業を終え、首相会見をテレビで見た男性作業員は「俺は日本語の意味がわからなくなったのか。言っていることがわからない。毎日見ている原発の状態からみてあり得ない。これから何十年もかかるのに、何を焦って年内にこだわったのか」とあきれ返った。

 汚染水の浄化システムを担当してきた作業員は「本当かよ、と思った。収束のわけがない。今は大量の汚染水を生みだしながら、核燃料を冷やしているから温度が保たれているだけ。安定状態とは程遠い」と話した。

 ベテラン作業員も「どう理解していいのか分からない。収束作業はこれから。今も被ばくと闘いながら作業をしている」。

 原子炉が冷えたとはいえ、そのシステムは応急処置的なもの。このベテランは「また地震が起きたり、冷やせなくなったら終わり。核燃料が取り出せる状況でもない。大量のゴミはどうするのか。状況を軽く見ているとしか思えない」と憤った。

 別の作業員も「政府はウソばっかりだ。誰が核燃料を取り出しに行くのか。被害は甚大なのに、たいしたことないように言って。本当の状況をなぜ言わないのか」と話した。

【引用終了】

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  1. Name より:

    なぜだ?「東京新聞」が『東電・原発おっかけマップ』(鹿砦社)の広告掲載を拒否!(「デジタル鹿砦社通信」より)(神州の泉)
    http://shimotazawa.cocolog-wbs.....-9dd5.html

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