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【代表Column】  memo

『保険会社で働く医師たちが患者の命を奪っている恐怖の実態』 映画『シッコ(sicko)』評より

 

国民皆保険=健康保険は、ハイエナ民間医療保険が商売でもうけるチャンスを邪魔している。つまり、非関税障壁である。

保険金の支払いは “医療損失” 医療・保険を民営化するということは、命よりお金を優先する社会を選択するいうとことである。

(原発・再稼働も、命よりお金を優先する社会を選択することであるが、、、)

2011/10/23   【川崎泰彦 記】

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Yoshimi  bluerose_smell さんの

2011年10月23日(日)  tweets より

http://twilog.org/bluerose_smell/date-111023/asc

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【抜粋 引用開始】

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ヤッシーの日本サイコーのTPP特集はお勧めですね。特に、米国通商代表部に行かれた小野寺議員との『TPPアメリカの真の狙いは』は超お勧めですhttp://j.mp/hoRMQb RT @kamitori ”TPP”が日本を潰す! http://bit.ly/fadXL9

posted at 01:00:05

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米国の医療 一番高額の医療保険を契約すれば、どんな病院にもかかれるし、どんな治療もうけられる。でもそれを選べるのは収入と社会的地位による。一番安い医療保険を選べば、特定の病院にしかかかれないし、受けられる治療の種類も内容も限定される。例えば癌になっても、高度先進治療は受けられない

posted at 01:17:50

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米国の医療2 家族を抱えていれば、年間の保険料は安くても100万円単位。失業したりリストラにあったら、とても支払うことは出来ない。その結果、保険のない無保険者となってしまう。米国ではこのような無保険者が人口の2割いる。5人に1人は医療保険に入っていない。 #anti_tpp

posted at 01:26:41

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米国の医療3 医療保険に入ってても… 【個人破産の半数は医療費が原因】 『米国内で破産した人の半数が、医療費が原因で破産しており、病気のために自己破産に陥った人々の大半は中産階級で医療保険加入者であることが判明』http://j.mp/qxoLFu #anti_tpp

posted at 01:36:19

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米国の医療4 米国では医療費に地区による差も大きく、NYが最も高額 NYとNY医療費 盲腸・4日入院費用 NY180万円 LA150万円   骨折・2日入院費用 NY120万円 LA105万円  TPPで日本の国民皆保険がなくなれば米国と同じに状況に。#anti_tpp

posted at 01:49:10

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【TPPを知るために観るべき映画】

★TPPで日本の医療はこうなる…マイケルムーア『シッコ』 http://j.mp/ptIlMa

★TPPで日本の食文化はこうなる…モンサント他『フードインク』 http://j.mp/gGYd2U

 #anti_tpp

posted at 02:07:07

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【引用終了】

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◆ アメリカ:個人破産の半数は高額な医療費が原因

暗いニュースリンク

2005/02/07

http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/02/post_3.html

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【引用開始】

ロイター通信2005/02/02付け記事より。以下に全文を翻訳。健康保険加入が基本である日本人にとっては驚きのニュース。


個人破産の半数は医療費が原因(Half of Bankruptcy Due to Medical Bills — U.S. Study)

By マギー・フォックス、医療科学専任記者:ロイター通信2005/02/02付け記事

米国内で破産した人のおよそ半数が、医療費の高騰が原因で破産

しており、病気のために自己破産に陥った人々の大半は中産階級で医療保険加入者であることが調査で判明した。

Health Affairs誌上で発表された研究によれば、医療費が原因による自己破産により、債務者や、約70万人の児童を含む扶養家族など、毎年約200万人の米国民が影響を受けていると見積もられている。

「研究結果は恐ろしいものでした。ビル・ゲイツでもない限り、誰でも深刻な病気にかかったりしたら破産しかねない」研究を指揮したハーバード・メディカル・スクールのデビッド・ヒメルスタイン医師は語る。

「医療費が原因で破産した人のほとんどは、たまたま病気になった平均的アメリカ人でした。医療保険はほとんど役に立たなかったのです」

調査担当者達は、カリフォルニア州、イリノイ州、ペンシルベニア州、テネシー州、テキサス州の裁判所で、931人の個人破産記録を入手する許可を得た。

「調査対象のおよそ半数が医療費を破産原因として挙げており、

全米で190万から220万人(破産者とその扶養家族)が医療費破産を経験している

と推定される」と研究者達は指摘している。

「病気から自己破産に陥る者のうち、病気になってからの個人負担費用平均額は1万1,854ドルであり、病気に罹患した際に保険に加入していた者は75.7%だった」

調査対象となった破産者は、医療保険に加入している場合、平均して1万3,460ドルを患者負担費用、免責費用、保険対象外サービス費用に支払っている。保険未加入者は平均して1万893ドルを自己負担費用として支払っている。

医療保険に加入する中産階級の家族でさえ、病気にかかれば、しばしば経済的災難へ陥ることになる」調査担当者は報告する。

破産の専門家によれば、それらの数値は聞きなれたものであるという。

「1982年から1989年に、私は南カリフォルニアで申請された自己破産について調べましたが、その結果自己破産には大きく二つの原因があるという結論に達しました。医療費と離婚です」コロンビアを拠点とするネルソン・マリンズ・リレイ&スカボロー法律事務所の弁護士ジョージ・コーセン氏は説明する。

「南カリフォルニアの自己破産のうち、その二つがそれぞれ1/3づつを占めています」

コーセン氏の話では、クレジットカード破産は破産者全体のわずか1%以下とのことである。「あれは本当に神話なのです」電話インタビューに彼は答えた。

自己破産者のうち中産階級家庭が多数を占めるとの報告を聞いて、コーセン氏は驚くこともないと語った。

「通常は、何か守るものを持つ人々が自己破産を申請するのです」コーセン氏は言う。「本当の貧困者路上で見かける人々には、救済策は一切ないのです」

ハーバード大学の助教授で全国民医療保険加入を訴える内科医のステフィー・ウールハンドラー医師は、研究結果が医療改革の必要性に繋がるとしている。

「保険未加入者を保護するだけでは不充分なのです。医療保険加入者に対しても、継続的な保護が必要なのです」ウッドハンドラー医師は表明している。

彼女の話では、雇用側と政治家は、彼女の言うところの“必要最低限の、

患者負担分や保険適用除外や例外だらけの、深刻な病気から自己破産へ直行させる医療プラン

”を強要しているとのこと。

【引用終了】

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◆ 映画『シッコ(sicko)』の素晴らしさについて

文芸ジャンキー・パラダイス

http://kajipon.sakura.ne.jp/cinema/sicko.html
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【引用開始】

『シッコ』は公開時に医療ドキュメンタリーと聞いて“退屈そう”と思い、結局観に行かなかった。こんなに良い作品なら足を運べば良かった!なんと米国では同時期に上映された『ダイ・ハード4』よりも観客が入ったという。

この映画が素晴らしいのは、医療問題を描きながら最終的には人間の生きる姿勢”にまで踏み込んでいること。拝金主義・弱肉強食の社会はもうこれくらいにしようと思わせる強烈な力がある。しかもユーモアを交えて語っているので全く説教くさくない。

多くの国では国民の誰もが加入できる健康保険があるけど、

米国は先進国で唯一国民皆保険”の制度がない。

人々は民間の医療保険に入るんだけど、高い掛け金や持病の問題で加入できない人が全米で約5千万人もいる。

米国の乳児生存率は西側諸国で最低だ。映画の冒頭に事故で指を手術した人が出てきて「2本の指を切断したんだけど、接合費は中指が6万ドル(630万円)、薬指が1万2千ドル(126万円)と言われ、金がないので薬指だけにした」と苦笑い。そしてスーパーの倉庫で働いている79歳のお爺さんが登場。いわく「妻の腰痛の薬を買おうとしたら213ドル(22000円)と言われて絶句した。死ぬまで働くしかない」。

ところが保険に入っていても安心できない。保険会社は何だかんだと難癖をつけて保険金を払ってくれないからだ。

手術費用が出ない為にガンが転移して死んでいった人や、子供が発作を起こしたのに保険会社の系列病院に行けと命令され、最寄りの病院に行けなかった為に死亡した親、交通事故に遭ったのに事前許可のない救急車の使用には保険が下りないと言われた人(信じられん!)、その他、保険が支払われなかった驚くべきケースが次々と紹介される。
治療費を払いたくない保険会社は、契約書の小さなミスを見つけたり、加入者ですら知らない既往症(きおうしょう、保険に加入できない持病)を徹底的に調べ上げて、申告漏れを理由に契約を破棄する。ある元保険会社の社員は、加入者から治療(支払い)の申請を受けても、ノルマで最低10%以上は否認する必要があったと実態を暴露する。
米下院公聴会である医師(審査医)はこう証言した「私の唯一の任務は医師としての専門知識をいかし、保険会社に利益をもたらすことだった」。

手術を拒むことが保険会社の利益になるので、否認率1位の医師には業者からボーナスが出たという。

保険金の支払いは業界用語で“医療損失”

と呼ばれ、保険会社はあらゆる手段を使って支払いを拒否し、空前の利益を上げている。

病院に行くのに契約保険会社の許可が必要ということにも唖然。

保険会社で働く医師たちが患者の命を奪っている恐怖の実態がここにある。

“国民皆保険”制度があると良いのに、政治家が保険企業と癒着しているので、何年経っても制度ができない(製薬会社とグルになり、薬を不必要な量まで処方し儲けている問題もある)。

・・・以下略・・・

【引用終了】

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4件のコメント on 【#TPPの未来:病気になれば破産=米国医療の惨状】個人破産の半数は医療費が原因-深刻な病気から自己破産へ直行させる医療保険プラン+リストラ・失業で無保険者が人口の2割・・・『国民皆保険=健康保険は、非関税障壁』『医療・保険を民営化は、命よりお金の思想』 – Yoshimi bluerose_smell さん10/23 tweets より

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