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泊原発:元検査員が記録改竄を実名で内情告発
LunaticEclipsNuclea8 さんが 2011/10/02 にアップロード
元検査員、記録改ざんを告発
http://www.news24.jp/nnn/news881826.html
http://megalodon.jp/2011-0930-2255-39/www.news24.jp/nnn/news881826.html
mms://wm.stv.jp/stv/news/2011/09/30/20110930-05.wmv
原発元検査員が内情告発
http://news.hbc.co.jp/09301913.html
mms://vnc01t05.h-ix.jp/nas/t05/fast/t05-6_01_014.wmv
私が命じられた北海道泊原発の検査記録改ざん 週刊現代
http://www.nexturayasu.jp/press/infdata/21.pdf
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@ja2343長田賢治 より
「泊原発3号機・検査結果は真っ赤な改ざんです。」
と検査官の下請けさんが内部告発。
http://blog.goo.ne.jp/uhi36845-002/e/76972e1cc28588f7d60959a4b1e479df
「権力とマスコミの横暴を正し、人権を守る国民の会」in入間
全国に呼応し、入間でも、立ちあがります。
埼玉県入間市野田712-3
田中洌
04(2932)4828
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転載ー「私が命じられた北海道泊原発の検査記録改ざん」
【引用開始】
2011年08月13日 18時51分06秒
(告発した藤原節男さん、隣は奥さんの修子さん。)
「私は原子力発電所の安全性を高めなければならないと思うからこそ、厳しく検査し、検査でおかしなことがあれば、それを記録に残しておくべきだと考えてきました。しかし、私が所属していた原子力安全基盤機構の上司は、不都合な検査記録は改ざんしろと命じたのです。それを拒否した結果、私は組織から追い出されることになってしまいました」こう語るのは、独立行政法人「原子力安全基盤機構」の検査員として、全国の原発の安全検査を行ってきた藤原節男氏(62歳)である。
藤原氏は名門・灘高校から大阪大学工学部原子力工学科に入学したエリートエンジニア。同窓生や恩師には「原子力村」の大物たちも多い。大学卒業後は、三菱原子力工業(後に三菱重工に合併)の社員として、日本原子力研究所への派遣などを経験し、2005 年に原子力安全基盤機構に入社。原発との関わりは大学入学から実に40年以上に及ぶ。
ちなみに、藤原氏の実兄の守氏も大阪大学核物理研究センターの准教授で、福島第一原発事故後に周辺地域の汚染マップを作るべく研究者たちに呼び掛けたメンバーの一人である。
兄弟揃って原子力や核の世界で生きてきたエキスパートと言えるが、冒頭で藤原氏が語るように、上司の記録改ざん命令を拒否したことをきっかけに、氏は勤務先である基盤機構を追われることになった。
この記録改ざん命令の詳細について語る前に、藤原氏が昨年3月まで在籍していた原子力安全基盤機構について簡単に紹介しておく。
(中略)
臨界事故の危険性
藤原氏は三菱重工を55歳で退職した後、同機構に再就職。
検査業務部の調査役を務めていた。その藤原氏が上司から検査記録の改ざんを命じられたのは、2009年3月のことだった。
藤原氏の告発を聞こう。
●当時、北海道電力の泊原発3号機は、建設が終わり、使用前検査の段階に入っていました。私は電気工作物検査員として、同原発で3月4日と5日の2日間にわたって『減速材温度係数測定』という検査を行ったのです。これは原子炉内で何らかの原因で冷却材の温度が上がっても、原子炉出力を抑えることができるかどうかを判定する基本的な検査で、どの原発でも、この検査なしでは運転することは許されません。
(中略)
この段階では、私が主張した事故原因も推測の域を出ませんでしたが、後に泊原発2号機で同じ事故が起き、私が言っていた事故原因が正しかったことが明らかになった。
しかも、後でわかったことですが、三菱重工ではこの誤った事故原因の裏付けを取るために実験を行ったところ、期待どおりの結果にならなかったので、実験データを改ざんした。これは別の三菱重工の社員が2002年9月に保安院に内部通報しています。
私が泊3号機の検査で、不合格の検査記録を残すことにこだわったのも、このときの経験が大きい。危険性があったことを放置したり、なかったことにしてしまうと、日本のどこかの原発でいつまでも同じような事故が起こり続けることになってしまう」
これでは事故はなくならない。
こう語る藤原氏は、日本の原発事故に対する処理方法を、わかりやすい言葉で喩えてみせた。
「工場のライン上を次から次に製品が流れてくるところを想像してください。そのなかに、部品が一つだけおかしい不良品が混じっているとします。
そのとき、部品だけを取り替えて、対症療法で問題は解決したというのが、いまの処理方法。しかし、本当にやるべきなのは、なぜおかしな部品が作られたのかという根本原因を突き止めることでしょう。それが検査員として私がこだわってきたことなんです」
保安院などに内部通報した④についても、問題は大きい。たとえば、簡易書式に書かれた検査ミスのなかには「判定基準が間違っていた」「検査結果の数値が一部間違っていた」などと、検査の信頼性そのものを失わせる記述がある。
だが、これらの内部通報は、保安院でも安全委員会でも「原子力安全に関わる問題ではない」という回答で、調査が行われることはなかったという。
原子力安全基盤機構に、藤原氏の主張について問い合わせたが、こちらは「藤原氏とは係争中のため、取材には応じられません」(広報室)と答えるのみ。
「日本の原発は、検査方法から徹底的に見直さないと、いつまでも事故はなくならない」と語った藤原氏。40年以上にわたって原発を見てきた藤原氏が危惧する検査態勢。いったい、原発の安全性は誰が担保しているのだろうか。
【引用終了】
2011/8/25
[...] 【参照リンク→ 110813 泊原発3号検査改ざん】 [...]