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【代表Column】

311の原発震災によって放射性物質の拡散した核汚染列島の住人として、

内部被曝によるガンや白血病の可能性が、

これまでの原発周辺から、日本全国に広がるというおそれがあるということを、

私たちは認識・覚悟しなければならない。

2011/6/10 【川崎泰彦 記】

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記事(2)より 

バスビー博士:

 (体内に入った)数ミリグラムのアルファー線を発する小さな粒子(放射能)の崩壊が

何百ミリシーベルトもの放射線を生じ、

ある線量はとても簡単に胎児を滅ぼしたり

ガンや白血病につながる可能性のある突然変異を引き起こす。

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記事(1) 玄海原発

 中村隆市ブログ 「風の便り」

玄海原発周辺で白血病が増加 全国平均の6倍

2011/06/09

http://janjan.voicejapan.org/world/0812/0812110292/1.php より、全文転載

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【転載開始】

原発は、事故を起こさなくても周辺住民の病気を増やしています

ドイツ政府の調査では、原発から5km圏内の小児ガンは全国平均の1.61倍、 小児白血病は2.19倍となっていますが、日本国内ではどうなっているのか、佐賀県の玄海原発で調べました。(疫学調査の専門家の皆さんは、ぜひ全国の原発周辺の調査をして下さい)

1998年~2007年まで10年間の数値を調べて分かったことは、玄海原発に近いエリアほど白血病が多く、だんだん増えてきていることです。

<1998~2002年の5年間平均> <2003~2007年の5年間平均>
全国平均       5~6人            5~6人     
佐賀県全体     8~9人           9~10人
唐津保健所管内 12~13人         15~16人
玄海町       30~31人         38~39人
(人口10万人あたりの白血病による死者数)

この5年では、原発がある玄海町の白血病による死亡者は、全国平均の6~7倍ということになります。

この情報をぜひ多くの人に伝えて下さい。 

佐賀県だけでなく全国の原発立地県で本格的な疫学調査を行う必要があると思います。

佐賀県と唐津保健所管内と玄海町の白血病による死亡の状況
(人口10万人あたりの白血病による死者数)

             佐賀県   唐津保健所管内   玄海町
平成10年(1998年) 8.4      12.5      26.5
平成11年(1999年) 8.2        9.1      26.6
平成12年(2000年) 8.9       16.3      43.0
平成13年(2001年) 8.9       12.1      28.7
平成14年(2002年) 7.2       11.4      29.2
(98~02年の平均) (8.3人)    (12.3人)   (30.8人)

平成15年(2003年)7.8        13.6       0(
平成16年(2004年) 10.0      19.5       88.3
平成17年(2005年) 10.7      15.3       14.9
平成18年(2006年) 8.5       13.9       30.1
平成19年(2007年) 9.2       16.3       61.1
(03~07年の平均) (9.2人)    (15.7人)   (38.8人)

玄海町の人口は05年現在で約6700人で、03年は白血病の死亡なし
厚生労働省人口動態統計より

【転載終了】

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記事(2) 独・原発周辺で小児白血病の多発

JANJAN NEWS 2008/12/12

ドイツ連邦政府環境省・原発周辺で小児白血病の多発を立証 

5km以内に住む5歳以下の子どもの発症に原発との相関性あり

桐生広人 2008/12/12

http://janjan.voicejapan.org/world/0812/0812110292/1.php

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【引用開始】

バスビー博士、胎児期の胎内被曝は白血病の誘因になると指摘

 LLRCのバスビー博士は、昨年12月のドイツ環境省の報告に関して、ドイツ当局がすすめる議論は常に同じだろうと述べている。

つまり「病気を引き起こすには被曝する線量があまりにも小さいとされるだろう」と。

それは現在使われているICRP(国際放射線防護委員会)の不完全なリスク・モデルに基づいて評価するからだ、と言う
 ・http://www.llrc.org/rat/ratframes.htm

 バスビー博士によれば、現在のリスク・モデルは、日本の原爆ヒバクシャが莫大で急激なガンマー線被爆を受けた吸収線量に基づいているが、

0から4歳までの子どもに関係する病気は子宮で誘導され、おそらく胎児発育の早い段階では、吸収される放射線量の概念は原爆ヒバクシャとは比べられない」と言う。

 (体内に入った)数ミリグラムのアルファー線を発する小さな粒子(放射能)の崩壊が何百ミリシーベルトもの放射線を生じ、ある線量はとても簡単に胎児を滅ぼしたり,ガンや白血病につながる可能性のある突然変異を引き起こすことができると博士は指摘している。

 SSKの報告について、12月16日にボンで市民との公開討論会が開かれる予定で、ドイツでは大きな関心を呼んでいるが、日本の主要メディアの報道は皆無のようだ。

【引用終了】

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記事(3) 独・原発周辺のガン

南ドイツ新聞 原発周辺のガンの危険性

安藤 多恵子/市民エネルギー研究所
(翻訳協力)田代 和温
「地球号の危機ニュースレター」No.331(2008年1月)掲載

http://www.priee.org/modules/pico2/index.php?content_id=12

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【抜粋 引用開始】

ドイツ連邦放射線防護庁は原発周辺のガンの危険性、特に幼児の確率が高いという調査結果のレポートを発表した。以下の記事は南ドイツ新聞(SuddeutscheZeitung)の記事からの翻訳である。

■原発周辺のガンの危険性(ドイツ連邦放射線防護庁)

   重大なのは16の原子炉がある周辺地域で
   幼児がガンにかかる確率が高いことが明らかになったこと

・・・

原発との近ければ近いほどリスクが高いという関連性は証明された。しかも今回の結果は、クリューメルのような1カ所で沢山の白血病が発生したのではなく、全ての原発立地地区でこの結果がでた。

・・・

■原発周辺の信じられない危険(ドイツ連邦放射線防護庁発表)

   原発推進も反対も調査方法に同意、全く危険がないという地域での低線量被曝の実体

Werner Barten(ベルナー・バルテン)/南ドイツ新聞記者・医者
この健康へのリスクは、原発にたよることを否定してしまうほどのものである。3つのK、kinder(子ども)、krebs(ガン)、kernkraft (核の利用)は、原発周辺に住む人々、原発を推進する側の人々、政治家にとってこの3つに関する問題がおきると、微妙な動揺をさせれられるものである。

・・・

「今まで知られていなかった原発の危険性はない」といってしまうこれまでの傲慢さは、この調査の結果で誰も持てなくなった。(了)

【引用終了】

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記事(4) 浜岡原発

Liberal Utopia 持続可能な世界へ

浜岡原発を考える会・伊藤実さん講演(4)異常出産が多発する地元の病院

2009年8月21日 10:01

http://ihope.jp/2009/08/21100147.html

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【抜粋 引用開始】

 ある看護婦さんに聞いたら、異常出産が非常に多いらしいんですよ。他の地域の病院の経験もあるその看護婦さんは、産婦人科でこんなに多数の障害を持った赤ちゃんを見たことがないと言っていました。

 ガンの発症だとか、生まれつきの障害だとか、調べていくと原発の中で働いているご主人がいる家庭に多いということが分かってきました。原発の風下の駿河湾の榛原病院の看護婦さんも言ってたそうです。

 去年と一昨年、静岡県議選に出た人も看護婦さんで、その方も原発の従事者の赤ちゃんに非常に障害が多いということを言ってらしたんですね。ですから、被曝という問題が浜岡原発の中で起こっている。

 私たちは、原発の排気筒が100メートルある意味をどう考えたらいいでしょうか。別に煙を出してるわけでもないのに、あの100メートルの煙突は何のためにあるんだと中部電力に聞きますと、あそこは中の空気を入れかえているのだと言いますが、それならそんなに高くなくていいじゃないですか

 あそこから放射能を出してるんですよ、毎日。強い西風の時は八割方東京方面に、雨降りの時は名古屋、京都に来ている。中電も今はこれを認めるようになりました。フィルターで濾せる放射能はいいけど、キセノンだのクリプトンのような気体の放射能はどうしようもないんですね。

【引用終了】 

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■ 初掲載 2011/6/10 15:24

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