フリーチベット聖火リレーin JAPAN

 

 北京虐殺五輪悪魔の聖火リレーが世界各国で猛烈な抗議行動に遭遇して大失敗に終わり、中国共産党の面子が丸つぶれになったのは記憶に新しい。特に長野とソウルでは中共洗脳カルト信者たちが暴動を起こし、多数の日本人、韓国人が負傷する血の海地獄と化してしまった。中国国内では大地震の影響で日程が変更にはなったものの大きなトラブルなく進んでいたが、チベットの首都ラサでは聖火リレーの最後の式典で張慶黎チベット自治区共産党書記がダライラマを批判する演説を行ったという。チベット国民にとって虐殺五輪聖火リレーなど屈辱と陵辱以外の何ものでもなかった。

 実は虐殺五輪聖火リレーと同じ時期に世界各地でフリーチベット聖火リレーが行われていた。インド、アメリカ、カナダ、フランスなどを通過し、このたびついに真の聖火リレーが日本に上陸した。

 7月13日午前11時、東京渋谷の宮下公園でチベット独立聖火リレーの開会式が始まった。日本チベット友好協会の田中健之氏、世界ウイグル会議日本代表のイリハム・マハムティ氏、民主中国陣線の王進忠氏、モンゴル自由連盟党幹事長のダイチン氏、自由チベット協議会の酒井信彦氏らが演説を行った。田中健之氏は、チベット人の間では独立か自治権獲得かで意見の相違があるが、しかしそれで対立を深めているようでは中国共産党侵略政府を利するだけであり、主義主張の違いを乗り越えて皆が一致団結しなければならないと主張した。酒井信彦氏は、チベット問題とは単なる人権問題に留まるものではなく、民族独立の問題であり、中国共産党による侵略問題であることを強調した。

 そして点火式が行われ、トーチに聖なる火が灯された。警察の指導により点火したまま行進はできないことになっていたので、すぐに聖火は消された。そして11時半、聖火リレーはいよいよ宮下公園を出発した。参加者は約200人。多数のチベット国旗と東トルキスタン国旗がはためいた。今回のコースは宮下公園を出てすぐに左折し、また左折して渋谷の中心街を行進した。200人の参加者は「フリーチベット、フリーウイグル、フリーモンゴル、フリー中国」などのシュプレヒコールを叫び、渋谷駅前では大勢の歩行者の注目を集めた。

 渋谷駅前で左折して宮益坂を上り、そのまま青山通りをしばらく行進して国連大学や青山学院大学の前を通過した。表参道の信号あたりでは待ち構えていた支持者たちがチベット国旗を持って声援を送ってくれた。その後表参道を左折して緩やかな坂を上り、神宮前の信号で左折した。ここでも支持者が歩道橋の上からチベット国旗を掲げて我々を歓迎してくれた。

 明治通りを行進した後、最後は右折して宮下公園に戻った。約1時間20分ほどのコースであった。閉会式ではチベット人たちがチベットの国歌を熱唱し、その後はしばらくフリーチベットコールが続いた。10分ほどの休憩の後、ペマ・ギャルポ氏が演説を行い、中国が今までチベットに行ってきたことを考えれば、そう簡単に騙されてはならない。中国そのものが国際社会の常識を守り、法律を尊重する国にならなければならないと強調した。午後1時半ごろ集会は終了した。

 今回は参加者数はそこそこといった感じだが、保守派からリベラル派まで様々な思想、及び立場の人たちが集まっていた。例えば民主中国陣線の王氏は、まずは中国共産党を打倒して中国を民主化し、言論や宗教の自由を実現しなければ何も目的は達成できないことを演説で強調していた。王氏は別にチベットや東トルキスタンの独立を支持しているわけではないだろうし、参加者たちもそれは概ね分かっているはずだ。そもそもチベットにしたって独立か自治権獲得かで意見はわかれているのだ。にも拘らず我々がこうして一致団結できるのは、皆が「正義」という信念に基づいて行動しているからではなかろうか。右も左も親中も反中も関係なく、正義と自由と平和と幸福を望んでいる人たちがこの聖火リレーに集まっている。一方で暴力や独裁や虐殺や恐怖を好む人たちは今回の聖火リレーを苦々しく思っていることだろう。

 マスコミは最近チベット問題をあまり報道しなくなったが(NHKは多少取り上げている)、民衆による運動は衰えることなく確実に広がりを見せている。8月3日にはウイグル団体主催のデモ行進が予定されている。もちろんチベット、モンゴル、台湾の国旗持参も可能なので多くの方々に参加していただきたい。また、北京オリンピックが終わったらチベットのブームも終焉すると予測する人もいるようだが、私はむしろ逆で、北京オリンピックが終わってからこそいよいよ運動が本格化すると見ている。とはいっても状況はやや複雑なのだが、オリンピックが終わったら中国共産党暴虐独裁政権はもはや社会の安定を維持できなくなると思う。そうして幅広く中国共産党に反対する運動が日本で、世界中で、そして中国国内で本格化するというのが私の分析である。

 

日本チベット友好協会田中健之氏   世界ウイグル会議日本代表イリハム・マハムティ氏

 

民主中国陣線王進忠氏 モンゴル自由連盟党ダイチン氏 自由チベット協議会酒井信彦氏

 

聖火リレーに点火する瞬間。

 

いよいよ宮下公園を出発

第一走者

 

渋谷の中心街、マルイの前を行進。

第2走者

宮益坂から青山通りへ

 

 

 

沿道から声援を送ってくれる支持者たち。

   

 

 

神宮前の歩道橋からも支持者たちが声援を送ってくれました。

 

 

チベット、東トルキスタン、日本、参加国の国旗がたなびく

デモ隊の最後尾

もうすぐ宮下公園に到着、酷暑の中大変お疲れ様でした。

 

 

 

演説をするペマ・ギャルポ氏

宮下公園での集会の様子

 

You tube動画 宮下公園での集会の様子

 

You tube動画 フリー・チベット聖火リレーin JAPAN2

 

You tube動画 フリー・チベット聖火リレーin JAPAN3

 

You tube動画 チベット国家斉唱とフリー・チベットコール

  

 

 


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