公園の低い垣根の向こうでザシュザシュ!ザシュザシュ!って砂利を踏むような音がした。
最初はマラソンしてる人の足音かと思ったけど、遠のくでもなくむしろこっちに近づいて「えっ」てなった。
ものすごくビビって固まった私と、垣根を飛び越えてきたジャージ。
私の脇をすり抜けようとしたチャリが多分グリコジャージを見てびびって、転ぶまでは行かないものの、チャリだけ転倒。
転倒したチャリにスネぶつけられて「ンゴッ!」と低い声で吠えた加藤諒似の私とモロに目があってビクッとしてバランスを崩したジャージが着地点を誤って垣根に足を突っ込んで私に降ってきた。
その後の瞬間が微妙に覚えてないんだけど、多分チャリの人とは謝罪合戦しあって、ジャージはその間に逃げたのか、気づいたら走り去る背中。
と、いう話を翌日にパート先でしたら、仕事上がりの時にパート仲間が更衣室で「たぶん娘だと思う。本当に申し訳ない。いま厨二真っ盛りで私さんに先月借りた漫画に影響されてしまったようで、ここしばらくそんなことをやっているのは知っていたがまさか外でやっていたとは…」と謝罪とともに漫画も返された。
後日、娘さんが連れられてきて、改めて謝罪を受けた。
本当に普通の子で、母親に日頃の言動も暴露されて恥ずかしさでうつむいたまま涙声で謝られた。
思えば私は中学か高校の頃あの漫画を読んで初めて「掌底」という言葉(技?)を知ったのですが、ジャージ娘さんも同じだったようです
ジャージ母が言うには「家ではよくきえきえ言いながら押し出しみたいなことを兄弟にやっていた」そうです。
擬音がクレイモアと同じで笑ったw
作風変わりすぎだろw
正解教えてくれてありがとう
やっと検索して中身を知れた
エンジェル伝説ですね
クレイモアは読んだことないから読んでみよう
女子中学生が反省してるといいな
外で北野くんしてたこと、私を下敷きにしたこと、逃げてしまったこと、何度も何度も謝られました。
受験のストレスもあって、大声で「きええええ!」って叫ぶとストレス発散になっていたらしいのですが、家でやるとうるさいので外で人のいない時にやっていたらしく…
ふと道路の方を見たらまさかの通行人(私)がいてパニックになりよくわからないまま突進してしまったのだそうです。
謝罪の流れで母親に、最近寝起きは別人格が出てくること、満月の夜はなぜかベランダで物憂げな顔をしながら寒そうに座ってること、時折飼い猫に低く深刻な声で「わかってるよ、自覚してる」と話しかけてることなどを暴露されて「もう二度としない、もう二度としない」と半泣きになっていました
寝起きの別人格は、単に設定忘れてるだけだなw
自分の学生時代はそんなんだったか…?
ドンマイ!