結婚の話が出始め、両家とも挨拶をしてそろそろ日取りを…
という段階で彼が「インドに行きたい」と言い出したこと。
結婚の話が出始め、両家とも挨拶をしてそろそろ日取りを…
という段階で彼が「インドに行きたい」と言い出したこと。
あとで知ったが、うちの親は
「結婚が嫌になって逃げる気だな…」と思ったそうだ。
でも彼は私に「一緒に来てほしい」と。
「し・仕事は!?」と聞くと、朗らかに
「半年は行きたいからやめる!」宣言。
無職になってインドに行って帰国して無職同士で新婚生活おくれってか?
ていうか私の胃腸がかなり弱いことを彼は知っているのに。
長く話し合ったけど、決意は固く最後は
「ついてきてほしい。いや、ついて来い!」
しか言わなくなった。
そして「仕事辞めてきた、これで覚悟決まったよね!?」
と迫られて、
相手の両親交えて話し合い、結婚の話は流し、関係も終わった。
最後の言葉は「待っててね!」だった。
誰が待つかよ…。
一年ほどして彼は帰国、なんか薬物中毒になっていた、と風の噂で聞き、
その後さらに半年ほどして
「薬物所持で捕まって実刑食らうのほぼ確定」
とかなり信用できる筋から聞いた。
いまだに独身だけど、こいつと結婚すること思えばはるっかにマシ。
こんな人じゃなかったんだけどなぁ…と。
インドにはまる奴の話はよく聞くけど、
真っ当な人間だったらあそこにはまったらヤバイのは理解出来るはず。
タイにも日本脱出して日本人相手にプラプラ暮らしてる奴らがコミューン作ってたけど、
皆世捨て人だよね。
結婚ではっちゃけたのか、まあ振って正解だよ。
新しい出会い頑張ってね。
どこに書いていいか分からなかったので
ここでちょっと追記させてください。
先ず彼が捕まったのは今から少し前のことです。
もしかしたらもう出所しているかもしれませんが、
接触はないです。
私もほかの理由で引っ越しをしているので、そのせいかもしれませんが…。
あと彼がインドに行くと言い出してからは3~4か月話し合ってました。
「行くにしても再就職のあてはあるのか」とか
「滞在費を計算すると退職金(若かったので雀の涙)も貯蓄も使い切ってしまうけど、
戻ってきてからどうやって生活するのか」とか、
何より私は本当に胃腸が弱いので、
インドなんて行ったら死ぬんじゃないかと
不安でたまらない、とも言いましたが
「大丈夫」とか「人生変わるよ、きっと」とか
「インドって人生で一度は行くべき国だと俺は思ってる」とか
何と言うか抽象的?ふわふわした返答ばかりで、会うたびに喧嘩してました。
そんな中で私はもう愛情が冷めはじめ、彼も首を縦に振らない私にイライラしはじめ。
そして彼の会社辞めてきた宣言。
「崖っぷちになればうんと言ってくれる」という魂胆が見え見えで完全に冷めました。
続きます
「自分の好きな作家がインド旅行記を書いていて、自分もそんな経験をしたい。
一人だと寂しいし、間が持たない」
というものでした。
作家の名前は知りません。
もたない間を薬で埋めたんでしょうね。
情けないです。
「観光として一週間くらい行くのではダメなの?」
と私も彼の両親も言ったんですが、
「滞在しないと本当のインドは見えてこない」そうです。
「一年ほどして帰国」と書きましたが、
「最近帰国したらしい」と聞いたのが
彼がインドに旅立ってから一年くらいだったので、もっと早かったのかも。
薬物所持は使用だけではなく販売もしていたとかで実刑確定だろうと。
初犯かどうかは知りません。
日本で付き合っていた時は少なくとも薬物中毒ではなかったと思います。
最後の2年は半同棲状態だったので、
さすがに気付いたと思う。
今はとにかく
「巻き込まれなくてよかった…」としか思いませんが、
当時は「私が見捨てたせい?」とちょっとだけ、本当にちょっとだけ悩みました。
「ほらwあのw インド彼ーwwwww」
と言うので、それも地味に毎回修羅場です。
薬中になって帰ってきたと聞いたときは生きた心地しなかったんだよ。
笑い事じゃねーんだよ、と。
「インド彼ー」って
いや、まあ友人もあなたがそんな人と別れて正解だったし
一緒にいられる喜びからその台詞が出てるんだと思うよ
はやくあなたの中でも笑い話にできるといいね
なにはともあれお疲れ!