「再発・治療抵抗性リンパ芽球性リンパ腫StageⅢ/Ⅳに対するDexICE治療の有効性及び安全性を検証する多施設共同第Ⅱ相臨床試験」が「一般募集中(参加医療機関受診により、基準を満たせば被験者となれる)」となっていますので、ご参考までにお知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。

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再発・治療抵抗性リンパ芽球性リンパ腫StageⅢ/Ⅳに対するDexICE治療の有効性及び安全性を検証する多施設共同第Ⅱ相臨床試験

▲UMIN CTR 臨床試験登録情報ホームページ

この臨床試験の対象となるのは、「非ホジキンリンパ腫で新WHO分類のPrecursor B/T-cell lymphoblastic lymphomaであることが組織学的、または細胞診で確認されている症例」「回寛解導入治療中(初期治療不応)の進行例、あるいは再発してStageⅢ/Ⅳの状態である第1再発期以降の症例で、かつ中枢神経浸潤のない症例」初発LBL診断時年齢が1歳以上17歳以下で、かつ初期治療不応・再発での登録時年齢が19歳以下であること」など、所定の条件を満たす患者さんです。

この臨床試験の目的は、「初期治療不応、および、第1再発期以降の治療抵抗性・再発小児リンパ芽球性リンパ腫(LBL)に対するデキサメサゾン(DEX)、イホスファミド(IFO)、カルボプラチン(CBDCA)、エトポシド(VP-16)の4剤併用化学療法(DexICE治療)の有効性、安全性を評価する」とされています。この臨床試験の実施責任組織は、「日本小児白血病・リンパ腫研究グループ」、研究費提供組織は「厚生労働科学研究委託費(革新的がん医療実用化研究事業)小児造血器腫瘍(リンパ系腫瘍)に対する標準治療確立の為の研究班」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

(※)上記の内容は、このページに掲載された時点での情報に基づいています。また、リンパ腫などに関する臨床試験の情報を提供することを目的としており、特定の臨床試験への参加を推奨することを目的とはしておりません。

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