治療抵抗性および再発中高悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫の患者さんを対象とした臨床試験「治療抵抗性および再発中高悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫に対する自家末梢血幹細胞移植の前処置としてのベンダムスチンを含む多剤併用化学療法の安全性の検討 (臨床第I相試験)」が、2013年10月21日付で登録、公開され、「限定募集中(参加医療機関受診中の患者が、基準を満たす場合に被験者になれる)」となっていますので、お知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。
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自家末梢血幹細胞移植の前処置としてベンダムスチンを含む化学療法の臨床第1相試験

▲自家末梢血幹細胞移植の前処置としてベンダムスチンを含む化学療法の臨床第1相試験
(UMIN CTR 臨床試験登録情報)

この臨床試験の対象は、「1つ以上の多剤併用化学療法に抵抗性もしくは再発した中高悪性度B細胞性ホジキンリンパ腫」「サルベージ治療によりPRまたはCR」など、一定の条件を満たす患者さんとされています。この臨床試験の目的は、「治療抵抗性および再発中高悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫に対する自家末梢血幹細胞移植の前処置としてのベンダムスチンを含む多剤併用化学療法の安全性を検証し、ベンダムスチンの至適用量を決定すること」とされています。

この臨床試験の概要は、「自家末梢血幹細胞移植の前処置としてのベンダムスチン、エトポシド、シタラビン、メルファランによる多剤併用化学療法」とされています。この臨床試験の実施責任組織は「慶應義塾大学医学部血液内科」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

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(国立がん研究センターがん情報サービス)

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