2020年の東京五輪でストリートバスケットボールを実施する可能性が出てきた一方、
日本代表はバスケットボール競技の出場そのものが危ぶまれている。
国際バスケットボール連盟(FIBA)のホラシオ・ムラトーレ会長は、国際オリンピック委員会(IOC)の改革案の中で、
ストリートバスケットボール(3×3)を新たな実施種目にする可能性があることをAFPに明かした。
野球・ソフトボール、空手、スカッシュなどの競技が、追加提案に向けてすでにロビー活動を開始している。
競技単位ではなく、種目数を制限するというIOCの改革案は、ムラトーレ会長のような連盟のリーダーに希望を持たせている。
また、開催国はIOCの承認を条件に1競技を追加提案できるようになる。
ムラトーレ会長は、IOCのトーマス・バッハ会長が提案した40項目の改革案は「大成功」を収めたとし、
3×3の追加を推し進める上で、バスケットボール競技にとって「非常に重要な」ステップになったと表現している。
ハーフコートで慌ただしく行う3×3は、すでにユース五輪の実施種目となっており、
6月にアゼルバイジャンの首都バクーで行われるされる。
ムラトーレ会長は、「3×3に可能性が出てきた。2020年大会での実施に向け、良い兆候だと思う。
3×3が世界的に広まり、五輪種目になるのがわれわれの目標」と話している。
「南京で行われた前回のユース五輪で、普通の5人制では聞かないようなアンドラ、イラク、カタール、グアムといった名前を聞いた。
小さな国々が国際的な舞台に上がっているんだ」
2014年のFIBA 3×3世界選手権では、カタールが男子を、強豪の米国が女子を制した。
コービー・ブライアントやレブロン・ジェームズが5人制を支配する一方で、
3人制で存在感を放つのはセルビアのドゥサン・ドモビッチやデヤン・マイストロビッチといった選手となっている。
■日本は「後戻りできない状況」
日本では、男子のトップリーグが併存する状況が続いている。FIBAはこの問題について改善を求めており、このまま変化がなければ、
2016年のリオデジャネイロ五輪で競技に出場させないとしている。
日本バスケットボール協会(JBA)と話し合いを持っているFIBAだが、ムラトーレ会長は、JBA幹部が「積極的に」改革を進める姿勢をみせていると評価した。
「FIBAは、後戻りできない状況まで問題を放置したことを本当に悔やんでいる」
「FIBAの要求の多くが満たされていない中、この問題は解決される必要があった」
ムラトーレ会長は、「2020年の夏季五輪開催が、日本のバスケットボール界にもたらす機会を利用することが最も重要」だとし、
「2020年大会で、日本が男女ともに競争力のあるチームを作れることが望ましい。日本が五輪に出ないわけがない。それまでに解決してくれるだろう」と話している。
FIBAは、日本バスケットボールリーグ(JBL)と日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)を統合するため、特別委員会を設置した。
ムラトーレ会長は、「日本の重要性を考えても、状況は好転することを信じている。JBAとは常にコミュニケーションや話し合いを持ってきた。
複雑な状況を打開するのが最優先。われわれも問題解決に向けて尽力するし、日本側から受け取っている信号も好意的なものだ。
日本のバスケットボール界の利益を考え、状況を変えたいと考えていることが伝わる」と締めくくった。
1月1日(木)16時34分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150101-00000020-jij_afp-spo
フットサルも追加で、冬季五輪は球技がないのでつまらない
ほぼ同じ。ただ、国際統一ルールとしてFIBAがルールをまとめた。
バスケより短時間で気楽にみれそう
どだい崇高な理念で運営してないし
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