Wednesday, January 12th, 2011

ミニ銀河でも中心巨大ブラックホール

 地球から約3000万光年離れた矮小(わいしょう)銀河の中心に、質量が太陽の約100万倍もある超大質量ブラックホールがあることを発見したと、米国立電波天文台(NRAO)とバージニア大の研究チームが12日までに英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
 地球がある銀河系(天の川銀河)など、巨大銀河の中心には超大質量ブラックホールが存在する可能性が高いことが近年分かってきた。しかし、「バルジ」と呼ばれる中心部の膨らみさえ発達していない矮小銀河で、超大質量ブラックホールが見つかったのは初めて
 これまでは銀河が成長してから中心に超大質量ブラックホールが形成されるとの見方が強かったが、逆に、超大質量ブラックホールができてから銀河が成長する可能性が出てきたという。
 この矮小銀河の直径は約3000光年と、銀河系の約10万光年に比べて非常に小さい
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201101120006.html
 このニュースで驚くべきポイントは二つの数字だ。
まず距離、3000万光年ということは、観察しているのも3000万年前の出来事だが、太陽系の歴史ですら45億年あるのだから宇宙のタイムスケールではほぼ現在の出来事だ。
つまり、大宇宙形成の過程で昔はあったというのでなく、今も巨大銀河を成長させる元になる巨大ブラックホールが活動中というわけだ。
それと直径、3000光年は銀河系の3%しかなく、形状が相似なら体積は3万分の1以下と、殆ど無いに等しい。
これから星間ガスを吸い寄せて星を作り、ときにははじき出して勢力圏を形成していくのだろうか。
 ところでこのブラックホールはどこでできたのだろうか?。
ビッグバン直後から種になる質量はあったが、偶然成長が遅れたのか。
それともどこかの銀河で出来たブラックホールが、中心ブラックホールにはじき出されて独立したか。
あるいはいくつかの巨星がはじき出され、銀河間空間でブラックホールに進化したのち合体したか。
いやもしかしたら、銀河内で出来たブラックホールがワームホールに落ちて、遠くに飛ばされたのかも知れない。
 移動方向などもそのうち判るのだろうか。
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Monday, December 20th, 2010

400年前なら航海記録とか残ってないのかな

 天空に浮かぶクリスマスの飾り? これはハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、地球から約16万光年離れている大マゼラン雲で起こった超新星爆発の痕跡だ。丸く半透明に見えるリングは、爆発で生じたガス。リングの直径は23光年(1光年=約9兆4600億キロ)で、毎秒5千キロの速さで拡大しているという。
 爆発は約400年前に起こったと考えられており、NASAは「かなり大きな超新星爆発だったとみられ、1600年ごろの南半球では見えたはずだ」としている。


 400年前の南半球だと文書に残しそうな住民は少ないだろうが、洞窟壁画とかを調べたら描いてないかな。
南蛮船が来航している大航海時代だから、天測で見かけて日誌に書いた航海士とかも居そうなものだが。
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Sunday, December 12th, 2010

鉄球に皮

 地球内部の深さ約3千キロの部分に、周囲とは組成が異なる厚さ約300キロの未知の層があることを、金島聡九州大教授(固体地球物理)らが発見した。約46億年前に生まれた地球がどうやって今の姿になったか解明する手がかりになるという。9日付の英科学誌ネイチャーに発表する。・・・

 核にまつわるネタというと、地球型惑星というのは巨大な鉄球に石が降り積もったもので、目方は殆ど鉄球のサイズで決まるとか、水星は太陽風に吹かれてあんまり積もらなかったから殆ど鉄球むき出しで小さい割に重いとかは有名だけど、その皮に注目かぁ。
ずいぶん、細かいことを調べる人がいたものだ。
 なるほど鉄球の表面はさびていて当然だし、溶けていれば表面に浮き上がって集まるわな。
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Friday, October 1st, 2010

また賑やかになってきたグリーゼ581

 ここは可住惑星候補が密集した星系になってきたなぁ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BC581
6惑星が見つかり、うち3個もハビタブル候補。
ことに第4惑星のgは、巨大すぎずハビタブルゾーン中央の円軌道という好条件だ。
悪条件は自転が公転と同期している点だけだろう。
最初に騒がれたcは、近すぎるがなおも雲の状態次第で適温の場合もあるとされる。
楕円軌道のdも近星点でハビタブルゾーンにあり、公転周期が84日と短いから冷え切る前にまた夏が来る。
またこの惑星は楕円軌道惑星1個でなく、2個の円軌道惑星である可能性もあり、その場合は片方が完全にハビタブルゾーンに入る。
複数惑星で生物が存在する可能性もあるわけで、
もしもそれぞれが異文明を持っていたら近いから惑星間戦争も容易に出来る。
恒星からの距離の違いは当然生物の形態を違えるから、相互理解は難しく必ず戦うだろう
あるいは最初に発達した星が他を制圧してしまって戦いにならないか。
それなら支配文明と奴隷惑星があるのだろうか。
支配者はやはり最も好条件なg文明か。
それとも過酷な温度差を克服し、大重力に慣れて力も強いd文明か。
あるいは恒星に近く、高い突然変異確率のため進化が早かったc文明か。
妄想は尽きない。
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Friday, June 11th, 2010

ほぉ~、開いたか
http://www.asahi.com/science/update/0611/TKY201006110120.html
帆
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Thursday, November 12th, 2009

おむつリサ大尉有罪

米フロリダ州オーランドの裁判所で10日、三角関係のもつれから恋敵の女性を連れ去ろうとして、誘拐未遂の罪などで逮捕・起訴された米航空宇宙局(NASA)の元宇宙飛行士リサ・ノワク被告(46)の罪状認否があり、同被告は有罪を認めた。
同被告は検察側との間で、一部の罪を認める代わりに求刑を軽くしてもらう司法取引に応じ、禁固2日、保護観察1年などに処せられることが決まった。
ただし未決勾留(こうりゅう)期間が長かったため、収監はされない。
http://www.asahi.com/international/update/1112/TKY200911120187.html
有罪実刑、但し禁固二日!!司法取引激甘判決キタコレw。
結局のところ、地位ある白人は何をしても臭い飯食わなくて済む訳ね。


お馬鹿パロディ・おむつリサシリーズ
「暴走おむつ飛行士」http://pinksaturn.h.fc2.com/hokanko/pink/003.htm
「おむつリサ月面へ」http://pinksaturn.fc2web.com/tanpatuneta/omuturisagetumennhe.htm
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Saturday, September 12th, 2009

H2B&HTV打ちage成功おめ

無人機とはいえ先端の与圧室はドッキング中荷下ろしのために人が入る。
つまり、信頼性を抜きにすれば往路だけなら実は人が運べるわけだ。
大気圏突入用耐熱カプセルの方は、はやぶさのサンプル回収が成功すれば小さいがとりあえず実績が出来る。
これが安定して7回続けられれば、自前有人飛行の可能性も見えてくるかも。
シャトル引退後は、HTVが最も大きな荷物を上げられるからISS運用での発言力も強まるだろう。
まあ、食料のラーメン比率を増やすとかいう程度かも知れないが、アポロ時代ほどではなくても宇宙飛行はまだまだ世界から注目されるから文化的影響は大きい気がする。
ラーメンばかりでなく、イスラム教徒に好まれる鰹出汁の蕎麦とか豆腐料理なども入れれば、米露欧にはない独自色が出せそうだ。

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Tuesday, September 8th, 2009

11人目がいた・JAXA飛行士に海自軍医

宇宙航空研究開発機構は国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する新たな宇宙飛行士候補に、千葉県出身の医師で海上自衛隊第1術科学校(広島県江田島市)所属の1等海尉の金井宣茂(かない・のりしげ)さん(32)を選ぶ方針を固めた。
8日午後に発表し、金井さんが会見する。宇宙機構が選んだ日本人の飛行士・同候補としては11人目になる。
http://www.asahi.com/science/update/0908/TKY200909080031.html
将来の月資源利用や火星探査を考えたら長期宇宙滞在が人体に与える影響の研究は必要だ
閉鎖環境である艦艇の医務室勤務経験を有するであろう海自軍医なら適切な人選だとは思う。
一点気になるのは、この人の年齢だ。
仮にストレートでも防衛医大の義務年限9年を終えていないのは確実だ。
同じ国家機関のJAXAとはいえ、これはいかがなものか。
今年度末に9年到達なら、せめて年度末まで任用を待つべきではないだろうか。
ところで、宇宙飛行士11人目といえばこれを思い出す。
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Wednesday, April 15th, 2009

スペース・ダイヤモンド

おうし座の方向にある太陽の約2倍の質量を持つ恒星「イライアス1」では、ダイヤモンドの微粒子が、太陽系なら海王星ぐらい離れた領域に分布することが分かったのだと。
http://news.livedoor.com/article/image_detail/4110485/
MAPSのリプミラ号が積んでいた巨大ダイヤはあるかな。

マップスとは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9
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Friday, March 20th, 2009

こうもり

 宇宙密航を目指したコウモリ
http://www.asahi.com/science/update/0319/TKY200903190044.html
こうもりw

 そういえば最近はテロ対策で警戒厳重になったせいか聞かなくなったが、以前は東南アジアや東欧からの出稼ぎ目的密航者が飛行機の車輪室に潜んでいて、着陸後に死体発見とか生きていても凍傷でぼろぼろなんて事件がよくあったなぁ。
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Monday, February 16th, 2009

割と高性能だったまいど1号

ふむふむ、上手く写っているじゃないか。

予想より上出来だと。
 画面中段左隅が九州、ど真ん中が紀伊半島ね。
しかしこうして見ると瀬戸内海って狭いな。
内海と言うより長い海の細道だ。
こりゃ橋を架けたくなるのも無理ないか。
3ルートもやったのはバカすぎたが、両端2本なら意味あった希ガス。
そのうちゼウスの雷が落ちて1本消えるのかもね。
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Monday, January 14th, 2008

超軽量シャトルへの一歩

宇宙ステーションから投げた紙飛行機が地上に到達できるか実験するそうです。
要するに(翼面荷重が?)軽ければ、空気の薄い高度で減速してしまって耐熱が楽だという理屈。これを同じ翼面荷重で大きくできれば(というのが素材強度的に難しいけど)ガンダムのZ以降に登場したウェーブライダーみたいな物は出来ないかな。

ついでに水星
33年ぶりの探査
一応近いからたまに肉眼で見えるけど、何しろ太陽のそば過ぎてよく見えないわけで、惑星形成時に太陽風でマントルが吹き飛ばされて重いコアむき出しの鉄球惑星になったという仮説がどうなるか見物です。まあ、太陽近くの重力ポテンシャルを出入りするんじゃ大変すぎるので仮に水星が鉄でなく金で出来ていたって経済的意義は無さそうですが。いや、金なら太陽帆船でも開発すれば元が取れるかな?。
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Thursday, December 6th, 2007

銀河系の恐怖

光速の200分の1、超高速で移動する中性子星発見
速いと言っても3700年で20光年。
恒星間飛行にはまるで足りない早さだけど何しろ中性子星。
記事の写真 kwskここをクリック
こんなのが近くを通ったら潮汐力か放射線、超強磁界で瞬殺だね。
さらにもしこれが他の大きな星に遭遇したら一瞬でブラックホールが出来るからかなり遠くまで重力波の大災害が及ぶかも。
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Tuesday, November 20th, 2007

えええーーっ!! ビッグバン嘘かも知れないの?

ネ申かデムパか見分けるには時間がかかるらしいけど、
ビッグバンの証拠とされてきた観測結果は誤りだと言う論文登場。
ビッグバンの証拠と言われる観測結果
もし、こっちが正しかったら宇宙年齢が140億年という前提が崩壊、今までに蒸発した巨大ブラックホールは一個もないとかいうのも嘘に。
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Saturday, November 10th, 2007

宇宙ファッションねぇ・・・

どうもいまいちなんだな。

プロのデザイナーとモデルで派手にやった割には、コミケを超えていない希ガス。
どうせなら、こんなの(しつこくガイシュツだけどw)がイイと思うのだが。
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Thursday, September 6th, 2007

科学に関連した入れ墨!イイ!

イイ!

 やくざのこけおどしと違ってセンスが良い。
こういうところで日本は後進的すぎる。
やくざが居るせいで刺青のイメージが悪く、彫り師もそれ向けが多い。
 ニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/3296242/
 おおもとの写真サイトはここ
http://www.flickr.com/photos/carlzimmer/sets/72157601351535771/
 ちなみにこの話を書いたとき、こんな写真があるのを知らなくて妄想が絵にならなかったが、求めていたイメージはまさにこんなの。
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