なんかニュースとかあったらここに書こうかと思ってますよ。とりあえず、おいらのブログ
トムとジェリー : knot
knot (knot) 投稿者,
@ 2006-08-26 23:03:00
トムとジェリー
「トムとジェリー」って作者が三人いるんですね。
私は原作者二人の別名「Fred Quimby」の作が大のお気に入りでして。
このシリーズの舞台はあくまでも「日常」。
ジェリーのいとこが出てきたり冷凍庫のコンプレッサーでスケートリンクを作ったり
基本的に彼らの住む家の中が舞台で、絵柄もずば抜けてジェリーが可愛いんですよ。
いつも登場時にニコニコ歩いて出てきます。
歌を歌っていたりウクレレを弾いていたり。
表情も豊かでストーリーもどこか優しさに溢れていて。
ところが「Chuck Jones」のシリーズではこれが一変します。
表情はなんか毒々しく、舞台も工場や未来都市だったり。
動きも(Fred Quimbyに比べて)雑な感じ。
ストーリーのテンポも冗長でブラックなテーマが多すぎ。
で、他の日常系アニメを観察してみました。
・となりのトトロ
入院中の母に元気になれるトウモロコシを届けたい一心のおさなごが
道に迷ってしまうはなし
・ドラえもん
ぐうたらな少年と、偉大な道具をくだらない目的で使うロボットのはなし
・アルプスの少女ハイジ
アルムの山で暮らす少女と老人の日常
こうやって書いてみると面白い。
ドラえもんはドラえもんズとか出てきてぐだぐだになりつつありますけど。
彼ら作者さん達は日常にすらドラマを見つけていたんだなぁって思って。
それをほんの少しだけ踏み出して物語を構成していたみたいな。
面白いストーリーにはかならずしも突飛な設定が必要なわけでもないんだよな、と。
ただそれだけなんですけどね。