はるのブログ

オトコ、汗、タックル、涙
サッカーの特集でないナンバーを買った
大学ラグビーの特集だった

早稲田と関東学院の大学ラグビーの決勝

病院のテレビで観てた俺
きっとほとんどの視聴者が早稲田有利と思っていただろう
試合は21-0と関東学院に引き離された早稲田だったが
前半のうちに12-21と喰らいつたが26-33でノーサイド
勝ったのは関東学院大学だった
そのノーサイドの笛が鳴った時
早稲田の15人の中で膝から崩れ落ちた選手がいた
そして男の涙を見た

俺が高校のラグビーをやっていた時の三重県大会の決勝
ノーサイドの笛がなった時、膝から崩れ落ちた選手がいた
しかし俺の涙は出なかった、キャプテンも涙はなかった

3年間しかやっていないラグビーだが
死ぬほど辛い練習をやってきた
スタンドオフという、おいしいポジションもやらせてもらった
「アップでバテる」と言ったらOBにしばかれた事もあった
自分よりスゲェ大きいやつにタックルもしなきゃいけない
試合が終われば身体は痛いし、汗臭いし、怪我なんて当たり前
でも自分の中でのラグビーが終わってみれば
これぞオトコのスポーツだと感じた
振り返ればスゲェ楽しかった3年間
でも、それじゃ涙は出ない

ロッカールームに戻るとマネージャーを含め
3年生のほぼ全員が泣いていた
人それぞれの涙の意味があるから
皆の涙の意味はわからないけど

俺、本当は優勝したら泣こうと思った

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