最初に……関西弁圏にお住まい、出身のかたごめんなさい
不快かも知れませんのでその場合はスルーしてください
関東にある本社から飛ばされてきた関西出身のA
飛ばされてきた理由は部下に対する横暴な態度のようで
本人はその理由すら理解していないようでした
いち平社員として飛ばさてきたはずのAはここでも横柄でした
口を開けば「俺はエリート」「ここに来たのは視察と指導のため」が口癖のようでした
Aが来て2ヶ月前後、今から半年ほど前になります
社内でちょっとした問題が起こり、Aはたまたま不在で
私達だけで収集にあたり、事態は速やかに解決しました
そこにようやくAが…「おうおう、こりゃまたおおごとやで~」と、
新喜劇で見たような登場の仕方であらわれました
もともとたいした問題でもないものをさも鬼の首でもとったかのように騒ぎたて、
挙げ句「迅速に解決したのも普段の俺の指導のおかげ」
この2ヶ月で蓄積された私たちのイライラもそろそろ限界でした
そこにAの追い打ち、普段の不満をつらつらと愚痴ったあと最後に
「お前ら、今度から俺の前では関西弁で話してもらう」
どう言う流れでそう言われたのか正直よく覚えていませんが、こう言われました
一同呆れかえってぽかんとしてると、同僚のB君が「わかりました、明日からそうさせてもらいます」
私たちさらにぽかーん
しかし当然ながらB君には思惑がありました
Aが帰ったあとにB君から提案された案を私たちは実行することにしました
A「おう、おはようさん」
B君「おはようございますやで」
A「バイトのCは来とらんのか、サボリかい、ガハハ」
Dさん「いえ、Cは休みですやで、サボりじゃありませんよやで」
A「茶入れんかい、ドンくさいな」
私「すみませんやで、すぐ入れますやで」
A「何やおまえら、バカにしとんか!」
B君「関西弁を使えと言ったのはAさんですよやで」
私「私ら全員地元の生まれですんでやで、関西弁詳しくないやでから
Aさんを参考にさせてもらってますやで」
Eさん「関西弁って面白いですねやでw」
Aのキツい関西弁は文章上に再現しきれませんでしたが、
私達はとにかく語尾に「やで」をつけるだけのエセ関西弁にもなってない
言語を彼の前で繰り返すようにしました
当然Aは怒り心頭でした
Aは上司に抗議をしたようですが、上司にはすでに根回し済み
「関西弁がいいと言ったのはAなんだろやで?
そっちに合わせてやってるB君達に感謝したらどうだやで?」
と返されたと聞いて爆笑しました
Aは荒れ狂い、本社に報告だの俺が出世したときは~だの言いましたが、
飛ばされてきてその理由も理解してないような人は怖くもなんともありません
何か言われる度に「やで」語を繰り返し、
それからAの口数は次第に減り、少なくともこちらの仕事の邪魔をすることはなくなりました
しかし横柄へ横暴な基本的な部分は変わらず、数ヶ月でまた飛ばされて行きました
根本的な解決にはなりませんでしたが、被害は減らせたのでよかったかなと思っています
以上です
いったいどこに飛ばされていったんだろう…
常駐1名の出張所でもどっかの無人島に新設しておいておけばいいのにと思った
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