「騙されたmも悪かったし、今回は無かったことにします。
それから、mはサークルを辞めますから、
他の皆さんにそう伝えて下さい。
あと、今後mに近づく様なことがあれば、
何をするか分かりませんので。」
俺は そう言って受話器を置いた。
その後、俺の知らない男友達の電話番号が書かれている物全てを
処分することにした。
一人一人俺が確認を取りながら該当ページを破らせ、
ベランダで燃やさせた。
mは、罰を受けるのは仕方が無いと思っていたのだろう、
表情を変えずに 淡々と作業を進めていた。
一方、俺のほうは、心の狭い情けない自分に気付いて泣きそうだった。
「二度目は無いからな!」
と強がるのに精一杯だった。
数週間後、bの件について聞いてみた。
「b君って無害な人でしょ?
食事奢ってくれるっていうから御馳走になっちゃった。
私達が付き合ってるの知らない人もいたんだぁと思って
ちょっとふざけてみました~。」
・・・あほくさ。
mは既に元の明るさ、無邪気さを取り戻していた。
この日、やっと彼女を抱くことができた。
お互いが以前と変わっていた。
人前でベタベタするのが苦手だった彼女が、
自分の方から積極的に腕を組んできたり、
「今日は帰らないで。」と甘えたりするようになっていた。
俺の気持ちを繋ぎ止めておきたかったのだと思う。
mの我が儘も復活してきたが、トゲトゲしさが和らいでいるように感じた。
それに、俺に尽くしてくれているんだなぁと感じる事が多くなった。
俺は、元通り振り回されるようになったが、また浮気されるかも?という
不安感から束縛するようになっていた。
付き合ってから1年と数前ヶ月が経った。
mは大学の方が忙しくなり、既にバイトは辞めていた。
俺も大学の方は忙しかったが、事情があってバイトは続けていた。
都合の良い日が合わずに、2ヶ月近く会ってなかったから、
電話で話をしてもmはイライラしていることが多く、
俺は「ごめん」と謝るか、
「mとの結婚を夢みて頑張っているから我慢してくれ。」
(本心でした。)
と言ってなだめるぐらいしかできなかった。
余裕がなかった。
そんなある日の夕暮れ時、mが大学の裏門から出ていくのが見えた。
駐輪場にいた俺には気が付かなかったようだ。
mのアパートは全く反対の方向。
何処に行くのか興味が出てきてこっそり後をつけようとしたら、向か
いの学生専用マンションに入り、3階の一番奥の部屋に入っていくの
が見えた。
確認してみると男の部屋(名前はc)だった!
胸が苦しかった。
実はこの日、会えなかったお詫びとしてmにプレゼント(イヤリング)を
渡すつもりだった。メッセージも箱の中に入れていた。
使えるお金が限られていたので、高い物は買えなかったが、
自分なりに頑張った方だと思う。
それに、バイトも休みを貰っていた。
無理を言って大学の忙しくない日だけにしかバイトに来てなかったから、
これ以上の休みはあてにならないという事で、本店から
支店へ移ることになった。
通勤時間が20分延びることにはなるが、休みが比較的自由にとれるので、
mと会う時間時を作ろうと考えていた俺にとっては、
働かせてもらえるだけ有り難かった。
mを驚かすために、mのアパートに行こうとしている時に起きた、
思いもよらない出来事だった
駐輪場に戻って30分位待っていたが、出てこなかったので俺は覚悟を決めた。
何も無いことを期待しながらチャイムを押して、ドアが開くと強引に入った。
ベッドの上で布団にくるまっているmを見つけ布団を無理矢理引き剥がした。
mはネ果だった。下着をつけてなかった!
その後、俺は静かに玄関に向かって行き、
「お邪魔しました。」
と言って帰って行ったらしい。orz
コメント
股ゆる知恵遅れ女に価値はないだろ
はっきりいうと
一回目の浮気の時点で、きっちりと別れておけば、この報告者も大学を辞めることにもならず、人生を棒に振るようなことにもならなかっただろ
再構築がほとんどの場合、サレが全ての負を飲み込んで、シタ側が何も支払わず(というと語弊があるかもしれんが、実際そうだよな)再構築されるという事実を考えたら、まずほとんどがそれを選択した時点で破綻してんだよな
これはその最たる事例だわ
極々極々極々稀には例外もあるだろうが、再構築なんてしても百害あって一利なしだ
公衆便所女って変な病気持ってるから近づかないほうがいいよ
馬鹿な男だなという感想
浮気は一発アウトだぞ
回数とか関係なく浮気できるクズなんだからさ