長いです。ごめんなさい
うちは兄と私がまだ小さい頃に両親が離婚した。原因は母の浮気
母は浮気相手と結婚したいばかりに私達を父に託して家を出た
父は子煩悩が服を着て歩いているような人で、自宅を兼ねたアトリエ(借家)で仕事をしていたので
貧乏だったけどまったく寂しくはなかった
むしろ赤ん坊だった私を父に任せきりで出歩いてばかりいた母よりも父の方に二人とも懐いていた
母は子供の私から見ても美人で、いわゆる美魔女というタイプ
アイドルに出たこともあり、父と離婚してから3回も結婚している(子供はいません)
もう50を過ぎているが、実業家と結婚して、都内の一戸建ての家に住んでいる
兄も私も成人して仕事に就き、一人暮らしを始めてもう数年が経つ
先日、仲が悪いわけではないが普段はあまり連絡を取ることもない兄から連絡があり
結婚するので両家親族顔合わせに出るようにとのこと
そして昨日、指定されたレストランに向かった
兄の結婚相手にも興味はあったけど、忙しくて春から会えてなかった父に会う方が楽しみだった
父に渡す手土産を片手に到着したら、そこにいたのは母とその再婚相手で、父の姿はなかった
事情を聞こうと思ったが、全員揃っていたので、とりあえず空気を読んでその場をやり過ごした
会食の間中、母の再婚相手は私達の「父」として振る舞っていた
(長いので切ります)
無事に終わってから兄に話を聞いたところ信じられない言葉が
「相手の家は資産家だし、いまだに独身で借家暮らし、財産もないような父親だと釣り合わないから
お母さん夫婦に頼んでもらった。お父さんからもお母さん夫婦に直接頼んで、あちらも快諾してくれた」とのこと
呆気に取られてると、そのアイディア自体を出したのは父自身だという信じられない話が続いた
兄が父に婚約者を紹介しに行ったところ、父もたいそう喜んだものの、「こんな貧乏な独身の父親がいたら反対されるだろうから
今からでもあっちの養子になってあっちの子供として結婚しなさい」と言ったそうです
その言葉に兄は流石に怒ったようで、婚約者も是非父にと説得を続けたものの
「あなたのご両親を疑うわけではないけれども、やはり万全を期した方がいいし、何より堅苦しい席は苦手」と頑として断ったと
兄の婚約者のご両親を悪く言う気はないけれど、会食の間もあちこちに仕事や資産の自慢が出ていて
そのたびに婚約者が苦々しい表情をしていたので、父の読みは当たっていたのかも知れないと思うと同時に涙が出てきた
その後、兄と婚約者と私の3人で父の元を訪れ、久しぶりに父の手料理でおシ酉を呑んだ
婚約者もすごく楽しそうだっで、父は「孫が生まれたら内緒で見せに来て」と笑っていた
父は終始嬉しそうだったけど悔しくなかったのかなと昨日からずっと思っています
私のときは絶対に父に出てもらおうと思っていますが、その前に相手を見つけないと
父の神経がわからんって話?
自分と子供を捨てて行った女に頭下げたのかーその時の気持ち思っただけで涙出そうだわ。
兄が言い出したのかと思ってナグりに行く準備してたけど
そうじゃなかったんだな
でもその流れだと結婚式にも出ないんだよね?
そしてその再婚相手が父親として並ぶわけか
お父さんはそのときに釣りにでも行ってそうだ(なんとなく)
>>399
とても優しいお父さんってことは分かってるけど、もしかしたらお父さん自身も肩身が狭かったのかも。
子どもから見た視点と親になってからの視点は違うし。
コメント