A太に電話。メールのやりとりを伝えると、
「俺に出来ることってないかな?」と。
…でもこいつぶっちゃけ何も出来ることないので
「B男と上手く接して昨日どこでナニしてたか聞いてくれ。
完璧なのはボイスレコーダーとかで録音とかじゃん?」
と適当に伝えた。
仕事中にもK美のメール。
『今日会える?』『待ってるよ』
『もう絶対に浮気なんてしないよやり直せて嬉しい』
俺はやり直すなんて一言も送ってないがどこで脳内変換したんだ?
仕事を早めに切り上げB子に電話。
「もしもし、M吉ですが」
B子「どうも…」
M吉「朝メール見ました。携帯の中身、全部取ったんですか?」
B子「はい…メールを見るかぎり、昨日会ってたんですね…」
うはwwwww馬鹿かB男wwwww
証拠消せよwwwwwうぇwwwww
M吉「知ってたんですね。辛かったでしょう、あんなメール見るのは。
…実は昨日2人が一緒にいる現場に俺も居ました」
B子「え?」
M吉「たまたま近くのコンビニにタ.バ.コ.買いに行ったらいました。
写真もあります。現像してませんが」
B子「…そうですか、すみま…」
電話越しに泣き出すB子。
M吉「お一人では辛いでしょう。
A太とD部長さん呼んで再び話し合いましょうか?」
B子「…ごめんなさい。家は無理です。B男が帰って来ます」
M吉「あぁそうでしたね。どうしましょうか?
居シ酉屋かファミレスにでも行きますか?
それとも今日決着つけますか?」
B子「…置き手紙置いて行きます」
M吉「合点了解。無理そうなら連絡下さい」
時間潰して、A太、D部長と合流。今までのやりとりを説明。
M吉「D部長さん、ぶっちゃけいけますか?」
D部長「集めるだけのものは集めた。後はB男次第だろう」
M吉「A太、B男なんだって?」
A太、だまって何かのスイッチを入れる。
聞き覚えのある声が聞こえる。
A太「お前のいうとおりにしてみた。何かの役に立つか?」
ボイスレコーダーだ。こいつホントにやりやがった。
B男は昨日は実家で両親と談笑して、そのまま寝たと。
嘘だ。
M吉「いけんじゃねぇのこれ?」
D部長「そうだな」なんだそっけないな。A太シカトだし。
どうでもいいが勝手に録音していいものなのか?
B子と約束したファミレスに到着。
正直居シ酉屋の個室とかの方が
プライバシー守れるんじゃないかと思ったが、
シ酉が入ってグダグダになるのも困る。
B子は既にいた。店内は家族連れが多い。嫌な思いをさせたかな?
M吉「こんばんは。お早いですね」
B子「あまり長くはいられませんので…」
M吉「そうですね。じゃ今後どうするか決めましょか」
カメラ、ボイスレコーダーを出し、
週末にK美を呼び出し話し合い。
その時はまだ弁護士は呼ばず。
(けど事前に今日集めた証拠を見せ、離婚に向けて話すそうだ)
話し合いで離婚が決まったら、
弁護士同席の元早急に離婚、慰謝料請求
K美、B男共にダダこねて収集つかないようなら、
追い出して今後は弁護士を通して離婚、慰謝料。
B子の要望はこんなもんだ。
別に俺は異論ないし、
慰謝料は勝手にやってくれて構わない。素直に同意。
A太達も同意して颯爽と帰宅。
俺は週末にK美を呼び出すだけとなった。
そういやメールほったらかしてた。読まずにメール。
『今週末、空いてる?』と。
メールを読み返すと、連絡待ちやら
許してくれてホントに嬉しいやら、
勘違いメールだらけ。許す訳ない。
紫苑
それにしても脳内変換すごいな
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