全く関係ないのに一方的に巻き込まれたとしか言いようのない
ぬるめの修羅場をひとつ投下させていただきます。
私R(女)20
S(男)20
T(女)16(Sの彼女)
K(女)20
4年前、神奈川の短大に通っていた私は年末に帰省。
地元で開かれた同窓会で小学校が一緒だったSと再会しました。
小学校の時のイメージとあまり変わらない上、趣味の話で盛り上がった私達はアドレスを交換。
その後、私が神奈川に帰っても割と頻繁にメールや電話のやり取りをしていました。
内容は主にSの彼女のことでした。彼女に対しての相談とか、彼の大学の話とか
そんな雑談ばかりでした。
しかし、一ヶ月程が過ぎると次第にディープな内容に。
S「実はオレ、浮気してるんだ」
彼氏もまだ居なかった上、女子高・女子大。
間違った純正培養されていた私にとってはそれだけでショキングな告白でしたが、
さらにSが言うことには、
S「Kって言うんだけど、あいつにも彼氏が居て、しかも二人ともクラスの友達なんだ」
マジですか!?そんな濃い内容を何故、ろくなアドバイスすら出来そうにない私に話すのかは、
甚だ疑問でしたが、
「友達にこんなこんなこと話せない。幻滅される。Rにしか話せない」
と変な具合に頼られてしまい、ばっさり切る訳にもいかず相談に乗っていました。
浮気は良くないよ。位のアドバイスしか出来ませんでしたが。
そんな具合で2ヶ月ほど経ったある日のこと。
S「浮気がKの彼氏にばれた」
唐突なSからの電話に私の方が動揺しつつも、
私「ちゃんと謝って、この際、浮気なんかから足を洗ったら?」
というとSは、
S「Kはオレの方が好きだって言ってるし、Kの彼氏は最低なヤツなんだ。
だからオレは謝ることは謝るけど、Kを諦める気はない!」
おいおい、彼女はどーしたよ…。
S「とりあえず、明日Kとその彼氏に呼び出されてるから会ってくる」
展開についていけず、ただ「いってらっしゃい」と言うしかありませんでした。
>>613
メールで勝手に言われてもこっちは困るよねw
>>615困りましたね。私も恋愛景観豊富ではなかったので。
ところが、次の日。夜になってもSからの報告が無いので、
軽く心配になった私は電話を入れてみました。
私「大丈夫?生きてる?」
S「今、海岸。ポコポコにナ.グ.られた。動けない」
典型的な修羅場というか、サスペンス劇場みたいだなぁ。と思いつつ、Sを説得。
私「もう、ホントやめなよ。あんた女で身を滅ぼすよ」
S「でもKのこと諦められない。あいつ一緒に謝ってくれたし、いいやつなんだよ」
こいつバカだ…。究極のバカだ。
何言ってもムダだと思ったので、脱力しながら電話を切りました。
その後もSは改める様子もなく、彼女のTと結局彼氏と別れたKと二又ライフを送っていました。
勝手にするがいいと思っていたのですが、それから更に2ヵ月後再び巻き込まれる羽目に…。
S「浮気がオレの彼女にばれた」
聞いたことのある電話に、凍りつくことしばし。
S「彼女、めちゃめちゃ泣いてる。Kと話したいって言ってるんだ。どーしよう。
Kはオレに彼女がいるって知らなくて、自分がオレの本命だと思ってるんだよ」
この男は…。と腹立ち紛れに、
私「どっちにも謝るしかないでしょう。私に言ってもどうにもならないよ」
S「だからさ、Kのふりして電話をかけてくれない?
このままだと、彼女もKも傷つけちゃうし、彼女ちょっとメンヘラ気味なんだよ。
目の前で何回かリス力されたこともあるし、Rなら高校で演劇やってたし、上手くやってくれるだろ?」
そんなことで頼られても全く嬉しくなかったのですが、
私のせいでタヒ人が出ても嫌なので、しぶしぶ承諾。
あくる朝、彼女のTさんに電話することになってしまいました。
ひたすら、タヒなれませんように。と祈りをささげながら、Tさんに電話。
私「もしもし?Tさんですか?」
T「そうです。Kさんですね。Sから聞いてます。どうしてあんなことしたんですか?
私のことちっとも考えなかったんですか?自分のやったこと分かってるんですか?」
初っ端から飛ばし気味のT。
私「本当に後悔しています。出来心でTさんを傷つけて、Sも巻き込んでしまったこと、
遅いけれど、今になって深く反省しています。申し訳ありません」
巻き込まれたのは私なんだけど、と思いつつ謝る私。
T「いつから浮気してたんですか?Sとはどこで知り合ったのですか?」
ええ~!?予想外の質問だよ…。
私「Sとはかくかくしかじかで…」
受験より頭をフル回転させて、Tを刺激しないようなライトな浮気話をでっちあげ。
T「分かりました。でも、私、これからどうしていいか分からない。
Sのことすごく大好きで、浮気の話を聞いたときにはタヒんでしまいたいと思って。
一晩、辛くて。私の気持ち分かりますか?」
号泣しながらのTの語りに、思わず貰い泣き。
泣きながら謝る私。別の意味で必タヒさが伝わったようで、
T「もうSとは会わないでください。お願いします」
と電話を切ってくれました。
刃傷沙汰にならなくて良かったです。終了と同時に腰が抜けました。
もうあんな修羅場は本当にごめんです。
Sとは別のことから会わなくなってしまったので、今は音信不通になっていますが、
相変らず女ったらし人生を歩んでいると聞きました。
小学生の時は地味だったのに人は変わるものですね。
以上、長い上につまらない修羅場体験話でした。読んでくださった方ありがとうございます。
皆様も巻き込まれ修羅場にはお気をつけください。
終わり
めんどくさいこと承諾しちゃったねーw
うむ。
迷惑こうむったのは可哀想だが、馬.鹿男のフォローしちゃいかんなあ
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