523:おさかなくわえた名無しさん:2014/10/03 (金) 02:55:00.73 ID:NXGfpLqi
ちょっと前の話をみていて吐き出したくなったのでお付き合いください
多少フェイクがありますが
元彼が浮気をしている証拠を掴んだので、浮気相手とのデート帰りを捕まえてたたき付けてやろう、としてた日の出来事
長くなるので浮気発覚の経緯や証拠云々の話は省略
ある日に元彼が友達と釣りに行くと言うので送り出した
しかし実際は浮気デート
既に突き付けるべき証拠の数々は用意してあったので、あとの諸々を情報元であり協力者の元彼の友人Aと一緒にスタンバイをしていた
この日は大型の台風が来ると言う前日の話で、元彼曰く「こう言う日だとよく食うんだよ(魚)」
本当に釣りに行くのなら「危険でしょ」と止めるんだけど
確実にデートだとわかっていたので止めない
ところがこの台風、どうやら急に加速したようで
予報などで聞いていたよりもやたら早く暴風に
ここで一応心配するふりをして電話
しかし、不通
それもそのはずこの元彼、携帯を忘れて出て行ってる
元彼の部屋のテーブル下から携帯を発見
まあ、本当に釣りに行ってるわけではないので危険も少ないだろうと放置
しばらくして夕方頃になってAの携帯に着信
相手は元彼の実家…
2ばんめ
「元彼と連絡がとれない。何かあったんじゃないか、心配だ、みんな続々と集まっている。Aくんも来てくれないか」
と言うような大袈裟な電話だった
なお元彼はこの日のデートのためか、方々に「釣り」と言い張っていた様子
そりゃあ連絡はとれないだろうなあ……と元彼携帯をクルクルと回して遊んでると、とりあえずAの提案でその集まりに出てみよう、ということになった
正直なぜそうするのかわからなかったが、乗ってみた
集合場所は元彼実家近くの公民館のような場所
着いてみて驚いたのは、既になかなかのおおごとになっていて、かなりの人数が集まっていた
多分、合計20人前後
元彼両親、その親戚、元彼の古い友達や関係者が数人
そして驚いたんだけど、浮気相手の両親、浮気相手友人関係者など……
浮気相手の関係者がいたのは、
2人の共通の友人という元彼の友人Bを通じて、浮気相手関係者に伝わっていたから
私たちが到着するまでの間に、「元彼と浮気相手は付き合っている」「この日ふたりはデート」「行き先は釣り」「ふたりとも連絡がつかない」までのことが関係者全員に伝達済み
要するに、「微笑ましいふたりの恋人のデートが、台風のせいで一転、行方不明に」という悲劇の集会になっていた
幸か不幸か、私が元彼と付き合っているということはA以外ここにいる誰も知らない
3ばんめ
行方不明からたった12時間でよくもここまでおおごとになったなと思った
やっぱり「釣り」というデート内容と「台風」という天候の組み合わせがそうさせるのかな
浮気相手サイドの友人たちは何人かもう泣き出してる
浮気と無関係な彼女たちは可哀相で、何度か「彼らは浮気デート中で、行き先は釣りですらない」と話してしまおうかと思ったけど、
Aに止められたこともあり、伏せたままで進んだ
とりあえず私の存在はここでは不自然だったので、Aの恋人で元彼の友人ということに
だけど友人たちの話しから、なぜか話題がふたりの馴れ初め、みたいなことになってて
当事者たちにとっては相当な修羅場のはずのところ悪いけど、私はあまりの茶番にずっと微妙な表情しかできなかった
話し合いはやはり捜索願ということになり、この日の24時までに連絡がつかないようなら…ということになった
なお、あとからわかったんだけど、浮気相手にも連絡がつかなかったのは、このとき浮気相手も元彼の車に携帯を置き忘れていたから
そしていざ24時を迎えようか、という所で浮気相手サイドの友人に着信
もちろん浮気相手から
携帯にどっさりメールがきてることに気づいたらしいね
悲喜こもごものやりとりがあったのだけど、とりあえず「ここ(集会場所)にふたりで来なさい」ということに
ああ、Aはこれを狙ったのか、とやっと気付く
4ばんめ
元彼、浮気相手と連れだって登場
私とAは給湯室に隠れる
ふたりは両親を中心に、無事を喜ばれ、また叱られたりもしている
浮気相手は「ごめんごめん」と言いながら友人たちとの再会を喜んでる、泣きながら
そこにAが静かに登場
この集まりの中で、浮気相手が元彼の本当の彼女でないと知ってるのはAだけなので、元彼動揺
Aが暗に「彼女変わったの知らなかったぞ、○(私)はどうしたんだよ」のようなことを言うと元彼が
「ああ、ああ…先月くらいに一方的に捨てられたんだよ。そのときにこいつ(浮気相手)と出会って…」
と言ったところで私に我慢の限界が
「お前は一方的に捨てられた相手と一緒に暮らすのか、たわけ」と言いながら私の登場
元彼はカエルのような鳴き声をあげた
そもそも先程までの馴れ初め大会で、元彼と浮気相手はすっかり1年も前から付き合ってることになってたので
いろいろ馴れ初めに矛盾が生まれ、どういうことだという空気に
そこで用意しておいた数々の証拠の登場
内容は伏せるけど、私との同棲中に浮気相手との浮気三昧の事実は明白
それなのに浮気相手の母親から「お前が浮気子から元彼男をとったのよー!」と迫られたのをきっかけに修羅場に…
5。最後です
「やった」の「やってない」のを証拠の前で展開
元彼はありがちな言い訳のオンパレード
浮気相手「私とは遊びだったの!」→元彼「当たり前だろ!」
浮気相手友人は浮気相手の援護を
元彼友人は元彼を叱りつけたり…
さっきまではまるで婚約したかのムードだった両家の親類同士は、お互いを罵りあってる
正直付き合ってられなかったので、「もう別れるのであとはご自由に」と私は退散した
と言うよりAが連れ出してくれた
元彼が引き止めようとしてきた際に、号泣する浮気相手に「行がないでえー」と脚掴まれてすっ転んでたけど、知らない
みんなの話と比較するとたいした話じゃないけど
実は元彼をそれなりに心配してたり、ネタバレ後の展開は個人的にこれを越える修羅場がいまだないので…
でもこれくらいことで済んでよかった、とも今は思ってる
台風で本当に何かあったら、暴露どころじゃなかったし…
Aが素敵。
Aと結婚した?
>>529
残念。Aはなぜか妹と付き合ってます
ちょっとなっとくいかない(・x・)
でもふたりとも幸せそうなんで
>>523元彼、浮気相手?の彼女の交際は
元彼両親、浮気相手彼女両親、友人たちに知られているのに
A以外には存在・交際が知らされず、ひたすら存在が隠されている>>523が凄い気の毒だ
別れられて良かったーー
>>540
元彼があまり人との交際を他人に触れ回るような性格でなかったのでこういうことになったのだと思います
今思えば逆にひとりでも真実を知ってるひとが来ていたら、行方不明対策のときから修羅場に落ちていた可能性があったので
逆によかったかなとも思います
ケータイは携帯しようというお話でした。
コメント
A「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」