感染症マニアの俺が世界の危険な感染症を紹介していく
鳥インフルエンザ(H5N1)
【危険度】★★★★★
鳥インフルエンザは、鳥インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。人間への感染リスクは低いと言われていますが、ウイルスが変異すると、世界で大流行する可能性があります。
【どうやってうつる】
感染した鳥またはその排泄物に近づくことによりうつります。ヒトからヒトへの感染はめったに起こらないとされています。
【症状】
感染して2~7日の症状のない期間があった後、高熱、咳などの症状を示します。急激に全身の臓器が異常な状態になり、死亡することがあります。
【治療】
発病早期に抗インフルエンザ薬による治療を行います。また症状に応じた治療を行います。
【予防】
流行地では鳥を扱っている農場や市場に行かないようにしてください。死んだ鳥や弱っている鳥には近づかないようにしてください。
鳥インフルエンザ(H5N1)発生国及び人での確定症例(2003年11月以降)
2003年11月以降、ヒト患者の発生が報告されている国は、インドネシア、カンボジア、タイ、中国、パキスタン、バングラデシュ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、アゼルバイジャン、イラク、エジプト、トルコ、ジブチ、ナイジェリア、カナダの計16か国です。
結核
【危険度】★★★★
結核は、結核菌に感染することによってかかる病気で、人から人へうつります。
【感染経路/うつり方】
肺結核患者の咳やくしゃみなどによって、空気中に結核菌が飛び散り、周りの人がその結核菌を吸いこむことにより感染します。また、ウシ型結核菌に感染した牛の未殺菌乳から作られた乳製品を食べたり飲んだりすることによって、ウシ型結核菌に感染することもあります。
【症状】
咳、痰(ときには血痰)、胸痛、だるさ、体重減少、発熱、寝汗などです。重症の場合は肺に穴があいて死亡することがあります。
なお、結核菌に感染していても、多くの人は結核を発症しません。結核菌に感染した人のうち、結核を発症する人は約5~10%です。しかし、身体の抵抗力が落ちている人では、結核を発症するリスクが高くなります。
【治療】
抗結核薬を投与します。
【予防】
・日本の定期の予防接種では、生後1歳未満(標準的な接種は生後5か月から8か月の間)の小児にBCGの予防接種が行われています。
・結核菌に感染したことが分かった人に、結核の発病を防ぐために抗結核薬を投与します。
・結核患者とわかっている人(特に結核菌を排菌している人)と、マスクをせずに長時間接触することは避けましょう。患者と接触する医療従事者等は、結核菌の感染を防ぐためにN95マスクなどを着用します。
着用方法に関しては専門家の指導が必要です。結核の発生が多い国の医療機関等で働く場合には、感染症や産業保健の専門家の助言を受けてください。
・ウシ型結核菌の感染を防ぐために、殺菌されていない乳製品を食べたり飲んだりすることは避けましょう。
そんなマニアいたとは
>>11
公衆衛生学を学んでるから
SARS(重症急性呼吸器症候群)
【危険度】★★★★
SARSは新型コロナウイルスがうつることによってかかる病気です。人から人へとうつります。
【どうやってうつる】
SARSの患者の咳やくしゃみなどに含まれる唾液が口に入るとうつります。また患者の大便にもウイルスが含まれているので、患者の大便で汚染されたものが口にはいった場合もうつります。ウイルスをもった動物との接触よってもうつります。
【症状】
2~10日間の症状のない期間のあと、発熱、悪寒、筋肉痛がおこります。さらに1週間ほど後に、咳や呼吸困難を伴う肺炎がおこります。呼吸困難により死亡することがあります。また、多くの場合、水のような下痢が起こります。
【治療】
症状を軽くするための治療が行われます。他の病気(細菌性の肺炎)をともなっている場合には、その病気に対する治療(抗生物質の投与)が行われます。
【予防】
ワクチンや予防薬はありません。患者が発生した場合には、絶対に近づかないようにしてください。流行が始まった地域に滞在する場合には、手洗いを頻繁におこない、マスクを着用してください。人の多い場所には行かないようにしてください。
【危険のある地域】
過去にアジアとカナダで流行したことがあります。
温暖化が進んで温帯地域から熱帯地域になれば杞憂とも言ってられへんけど基本、日本はあんま関係ないから危機感薄いわ
研究施設も一番進んでんの琉球大とかやろ?
>>15
うん。沖縄はそういう研究が盛んだよ。日本も温暖化したらマラリアとか流行るかもしれんな。油断は禁物。
腸管出血性大腸菌O157感染症
【危険度】★★★
腸管出血性大腸菌O157感染症は、食中毒の一種です。
大腸菌のほとんどは無害ですが、なかには下痢を起こすものがあり「病原性大腸菌」と呼ばれています。
病原性大腸菌の中でも特に危険なタイプを腸管出血性大腸菌(ベロ毒素産生性大腸菌)と呼び、ベロ毒素というものを出して、大腸や腎臓を傷つけます。
腸管出血性大腸菌にはO157、O111、O104などの種類がありますが、この中でも特に有名なのがO157です。
【どうやってうつる】
O157に汚染された水や食料を摂取することによりうつります。汚染された手で食事をすることによってもうつります。一部の動物(主に牛)はO157を通常保有しており、糞に菌が含まれています。
【症状】
感染して4~8日間程度の症状のない期間があった後に腹痛や水様性の下痢を起こしますが、「虫垂炎を疑うような激しい腹痛」や「血液の混じった激しい下痢」となることがあります。
さらに腎臓や血液が異常となり、けいれんしたり意識を失ったりすることがあります。重症の場合には死亡することがあります。
【治療】
症状を軽くするための治療が行われます。場合によって抗菌剤による治療が行われます。
【予防】
加熱されていない食品を避けるようにしましょう。便所を使用した後と食事の前には必ずしっかり手を洗いましょう。動物や動物周辺の土と接触した後はかならず体を洗浄し、特に食事前には手をしっかり洗いましょう。
手を清潔にする溶液またはゲル類(60%以上のアルコールを含むもの)を持ち歩くことにより、手洗いの施設がない場合にも対応できるようにしましょう。
大便に大量にO157が含まれていることから、オムツ等や汚れた衣服を洗浄するときは次亜塩素酸を含む消毒液を使用しましょう。
今週感染のテストがあった俺にはタイムリーなスレ
>>17
どうだった?できた?
>>22
割りと余裕
グラム陰性陽性いちいち覚えんのが面倒だった
その上ギムザだのチールニルゼンだのの染色覚えんといけないし対応する抗菌薬も覚えんといけないし
>>29
微生物学だな
俺は公衆衛生は好きだが生化学とか生物学とかはあまり好きではないな
>>30
公衆衛生学も近くテスト何やけどなんかコツとかあります?
>>34
食中毒菌、隔離が必要な感染症、職業病、発がん性物質などをひたすら覚えることだな。
>>36
ふーむサンクス
>>42
ちなみに食中毒菌の特徴ね
腸炎ビブリオ:生の魚介類から感染
サルモネラ:生卵や生肉、サラダなどから感染。動物からの感染例もあり。
カンピロバクター:生肉、特に鶏肉が感染源。
ボツリヌス:空気を嫌う細菌。発生頻度は少ないが致死率は高い。
O157:人から人にうつる感染症としての側面もある。致死率が高い。
あんだけ流行ってて対策もいまひとつってのは怖いよね
>>18
わかる
細菌やウイルスは人間の知識を超えてる
細菌性赤痢
【危険度】★★★
細菌性赤痢は世界中に広く分布する細菌感染症です。
【どうやってうつる】
細菌性赤痢は赤痢菌によっておこる感染症です。赤痢菌には、A群(志賀赤痢菌;Shigella dysenteriae)、B群(フレキシネル菌;S.flexneri)、C群(ボイド菌;S.boydii)、D群(ソンネ菌;S.sonnei)の4種があります。
赤痢菌に汚染された水・氷・食品などを摂取することにより感染しますが、非常に少ない菌量でも感染することから、食器や箸などを介して感染することもあります(経口感染)。
【症状】
1~5日(通常1~3日)の潜伏期間の後、下痢、発熱、腹痛などが起こります。
菌の種類によって症状の程度に差があり、最も病原性の強いA群(志賀赤痢菌)では血便がみられたり、重症化すると腎臓や血液が異常となり死亡することがあります。
他の3種の赤痢菌では血便をみることはほとんどありません。特にD群(ソンネ菌)では症状が軽く、軟便や軽度の発熱で経過することが多いです。
【治療】
抗菌薬などを投与し、下痢や発熱が激しければ、症状に応じた対症療法を行います。
【予防】
赤痢は世界中どこでもみられる感染症で、特に衛生状態の悪い国に多くみられます。旅行中は、生水、氷、生ものは避けることが、重要な予防方法となります。
屋台のヨーグルト飲料や氷で感染した例も報告されていますので、不衛生な飲食店、屋台などでの飲食も避けましょう。
大便に大量に赤痢菌が含まれていることから、オムツ等や汚れた衣服を洗浄するときは次亜塩素酸を含む消毒液を使用しましょう。
コレラ
【危険度】★★★
現在流行しているコレラは、19世紀以前に流行し、たくさんの犠牲者を出したコレラとは異なる型のコレラです。病原性も弱く、死亡率も2%程度と言われています。
【どうやってうつる】
コレラ菌に汚染された水や食料を摂取することにより感染します。
【症状】
感染して数時間から5日間の症状のない期間があった後、軽度の下痢または嘔吐が起こります(何の症状もない場合も少なくありません)。
重症の場合、「コメのとぎ汁のような水様性便」が大量に(1日10リットル~数十リットル)排泄され急速に脱水症状になり、ただちに治療を行わないと死亡する可能性があります。
【治療】
抗生物質の投与と、下痢によって失われた水分を補給するための水分補給が行われます。
【予防】
コレラが流行している国では、生水、氷、生の魚介類を避けましょう。氷の上に飾られたカットフルーツや誤って飲んだプールの水から感染した例もあります。
海外では、コレラに感染するリスクの高い海外渡航者に対し、経口コレラワクチン(不活化ワクチン)も使用されています。日本では承認されている経口コレラワクチンはなく、一部医療機関で輸入ワクチンを接種しています。
腸チフス、パラチフス
【危険度】★★★★
腸チフス、パラチフスは、それぞれサルモネラ属のチフス菌とパラチフス菌による感染症です。口から移る病気ですが、下痢はあまりみられません。菌が腸に入った後、血液中に侵入するのが特徴です。
【どうやってうつる】
感染したヒトの便や尿に汚染された水、氷、食べものを取ることによって移ります。ごく少量の菌によって感染することもあります。
【症状】
腸チフスとパラチフスの症状はほぼ同じですが、一般に、腸チフスに比べてパラチフスの症状の方が軽症です。
感染して1~3週間は症状がなく、その後、高熱、頭痛、全身のだるさ、高熱時に数時間現れる胸や背中、腹の淡いピンク色の発疹、便秘などの症状が現れます。熱が高い割に脈が遅いのが特徴的です。
重大な症状として、腸から出血したり、腸に穴が開いたりすることがあります。
【治療】
効果のある抗生物質を長期間服用します。
【予防】
・腸チフスには有効なワクチン(予防接種)がありますが、日本では承認されていません。一部の医療機関で、外国から輸入したワクチンを接種しています。なお、腸チフスのワクチンには、パラチフスの予防効果はありません。
・十分に加熱された飲食物を摂取しましょう。生水、氷、生肉、生野菜などから感染する可能性があります。十分加熱調理してあるものを食べましょう。発展途上国では、ビン入りミネラルウォーターや、一度沸騰させた水を飲みましょう。
また、カットフルーツなども洗った水が汚染され、感染することがありますので、皮の傷んでいないものを自分でむいて食べるようにしましょう。
・食事の前には十分に手を洗いましょう。
【危険のある地域】
腸チフス、パラチフスは世界中でみられる感染症ですが、特に南アジアでは他の地域の6から30倍高いリスクがあります。他に、東南アジア、アフリカ、カリブ海、中央および南アメリカが危険のある地域です。
ポリオ(急性灰白髄炎)
【危険度】★★★★
ポリオはポリオウイルスによって、急性の麻痺が起こる病気です。
ポリオが流行しているアフガニスタン、ナイジェリア、パキスタンのほか、ポリオが発生している国に渡航する人は追加の予防接種を検討してください。
WHOでは、患者が発生している国に渡航する場合には、以前にポリオの予防接種を受けていても、渡航前に追加の接種をすすめています。
特に1975年(昭和50年)から1977年(昭和52年)生まれの人は、ポリオに対する免疫が低いことがわかっていますので、海外に渡航する場合は、渡航先が流行国でなくても、渡航前の追加接種を検討してください。
【感染経路/うつり方】
ポリオは、ポリオウイルスが人の口の中に入って、腸の中で増えることで感染します。増えたポリオウイルスは、再び便の中に排泄され、この便を介してさらに他の人に感染します。成人が感染することもありますが、乳幼児がかかることが多い病気です。
【症状】
感染しても90%から95%の人は症状が現れずに、知らない間に免疫ができます。しかし、感染してから3日から35日後に、発熱、頭痛、のどの痛み、嘔吐、下痢などのかぜに似た症状が現れることがあります。
さらに、腸管に入ったウイルスが脊髄の一部に入り込み、主に手や足に弛緩性麻痺(だらんとした麻痺)が現れ、その麻痺が一生残ってしまうことや、呼吸困難で死亡することもあります。
【治療】
麻痺の進行を止めるための治療や、麻痺を回復させるための治療が試みられてきましたが、現在、残念ながら特効薬などの確実な治療法はありません。麻痺に対しては、残された機能を最大限に活用するためのリハビリテーションが行われます。
【予防】
日本の定期の予防接種では、平成24年8月までは経口生ワクチンが使用されていましたが、平成24年9月以降は注射の不活化ポリオワクチンが使用されています。ポリオが発生している国に渡航する人は、追加の予防接種を検討してください。
流行している国では、食事の前に手洗いを十分に行い、口からの感染を予防しましょう。
WHOがポリオの予防接種(渡航者への追加接種を含む)をすすめているポリオ流行国(2015年4月29日現在)
ポリオの流行が続いている国(流行国)は、アフガニスタン、ナイジェリア、パキスタンの3か国ですが、その周辺の国でも、海外からの輸入患者の発生が報告されています。
2012年は、流行国のほか、チャドで患者が発生しています。2013年は、流行国の他ソマリアでの多数の患者が報告されました。
2014年になり、感染の拡大が続き、5月5日WHOは現在のポリオの発生状況は国際的な公衆衛生上の脅威のとなる事象(PHEIC)の一つであると宣言しました。
現在、アフガニスタン、ナイジェリア、パキスタン、赤道ギニア、エチオピア、イラク、イスラエル、ソマリア、カメルーン、シリアの10か国からポリオの発生が報告されています。
破傷風
【危険度】★★★★★
破傷風は、破傷風菌がうつることによってかかり、口や手足のしびれがおこる病気です。治療が遅れると死亡することがあります。
【どうやってうつる】
けがをしたときに傷口から破傷風菌が体の中に入ります。破傷風菌は、世界中の土のなかに存在します。特に、動物の糞便で汚染された土壌が危険です。
【症状】
感染して3日から3週間からの症状のない期間があった後、口を開けにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状があらわれます。その後、体のしびれや痛みが体全体に広がり、全身を弓なりに反らせる姿勢や呼吸困難が現れたのちに死亡します。
【治療】
発病した患者には、治療のための血清や抗菌剤を投与します。傷口の治療や呼吸をしやすくするための治療が行われます。
【予防】
予防接種が最も有効です。正しい方法で接種を行うと免疫が10年間持続します。前回の接種後10年をすぎた人には追加接種をお勧めします。犬などの動物にかまれたときは、狂犬病ワクチンと破傷風ワクチンが必要です。
旅行中にケガをしたときにも破傷風ワクチンが必要になることがありますので、早めに医師に相談して下さい。旅行先の不衛生な医療施設では、医療行為で感染することがあります。安心できる医療機関を確認しておきましょう。
感染症ってやっぱりアフリカが多いのか?
>>40
そうだね。基本的にアフリカとか中東とか中南米みたいな途上国のほうが多い。ただし、たまにO157みたいに先進国で多発する感染症もある。
ジフテリア
【危険度】★★★★
ジフテリアはジフテリア菌がうつることによってかかる病気です。人から人へとうつります。
【どうやってうつる】
ジフテリアの患者の咳やくしゃみなどに含まれる唾液が口に入るとうつります。濃厚な身体接触によってもうつります。ジフテリア患者の唾液等がついた物品をさわることによってうつる場合もまれにあります。
【症状】
1~10日間の症状のない期間のあと、発熱、のどの痛み、倦怠感がおこります。のどや鼻の粘膜上に膜のようなものができ、無理にはがすことにより出血します。重症になると、この膜がのどにつまって窒息することがあります。
【治療】
抗血清と抗生物質の投与による治療が行われます。
【予防】
ワクチンの投与が効果的です。ワクチンは適切なスケジュールで接種を行わないと効果が期待できません。詳しくは医師にご相談ください。
【危険のある地域】
アフリカ、中南米、アジア、中東および東ヨーロッパに流行が見られます。
やっぱどれもアフリカばっかだな
この前だって何かあったみたいだし、生活環境とか衛生意識も悪そうだから余計大変そう
>>44
アフリカはマジで暗黒大陸だな
マラリア
【危険度】★★★★
【どういう病気?】
マラリア原虫をもった蚊(ハマダラカ属)に刺されることで感染する病気です。
世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、2013年12月に公表された統計によると、1年間に約2億700万人が感染し、推計62万7,000人が死亡しています。日本でも100人近くが輸入感染で発症しています。
1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。
マラリアには4種類(熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリア)あります。その中でも、熱帯熱マラリアは発症から24時間以内に治療しないと重症化し、しばしば死に至ります。
脳症、腎症、肺水腫、出血傾向、重症貧血など、さまざまな合併症がみられます。
【マラリアにかからないようにするために!】
・ハマダラカは主に夕暮れから明け方にかけて活動します。長袖・長ズボンを着用し、できる限り肌の露出を少なくしましょう。防蚊の最善の策は蚊に刺されないことです。
・虫よけスプレーやローションが使われています。国内で販売されている製品は、DEET(ディート)という有効成分が12%以下ですが、海外では、濃度が高い製品も使用されます。
濃度によって、効果の持続時間が異なりますので、こまめに塗る必要性など、予め情報を入手しておいてください。
・マラリアには予防薬があります。マラリア流行地へ渡航する際は、抗マラリア薬の予防内服を行うことが望ましいとされています。マラリア予防薬は、医師の処方が必要です。
渡航先の流行状況や滞在期間、活動内容、基礎疾患の有無などによって適応となる予防薬が異なります。ご自分の体調や渡航先について事前に専門医と相談し、必ず専門医の指示に従って服用してください。
予防薬を服用していても防蚊対策は必要です。
【速やかに治療することが必要です!】
・流行地に入ってから7日目以降にマラリアを疑う症状が出た場合、速やかに医療機関を受診してください。
・予防薬を内服していても感染することがあります。
・マラリアと診断されたときには抗マラリア薬を投与します。感染した地域やマラリアの種類によって使用する薬剤が異なります。予防薬と治療薬は別と考えてください。
・海外で症状が出たときのために、渡航先の医療事情を確認しておくことを勧めます。
黄熱
【危険度】★★★★★
【どういう病気?】
蚊(主にネッタイシマカ)に刺されることで罹る全身性の感染症です。 発熱、寒気、頭痛、筋肉痛、吐き気などの症状が出ます。 有効な予防接種があります。ワクチン接種は指定された施設のみで実施されています。
感染症法では4類に分類されています。人から直接は感染しません。
【黄熱にかからないようにするために!】
黄熱に感染する危険のある地域に入国する前に、黄熱の予防接種が推奨されています。1回の接種で、接種後10日目から10年間有効です。
高齢者では副作用が起こりやすくなります。接種後の十分な観察期間がとれるようにしましょう。また、生後6か月未満の乳児への接種は禁止です。
黄熱ワクチンは黄熱予防接種証明書(Yellow Card)の発行を伴うために各検疫所又は検疫衛生協会での接種となります。指定された施設以外の病院、クリニックでの接種はできません。
また、黄熱ワクチンは生ワクチンなので接種後28日間は他のワクチンを接種することができません。トラベルクリニックなどでワクチン接種の順番を相談したうえで黄熱ワクチンを接種することをお勧めします。
黄熱に感染する地域の多くは、同じく、蚊によって感染するマラリアやデング熱などの流行地でもあります。予防接種を受けても、蚊に刺されないように予防することが必要です。長袖・長ズボンを着用しましょう。
虫よけスプレーや防虫ローションなどをこまめに使用しましょう。但し、海外では、国内で販売されているものに比べ、有効成分濃度の高い虫よけ製品が販売されています。肌に刺激のないものをこまめに使用しましょう。
【感染が疑われたときは!】
通常3~6日の潜伏期間の後、発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐、下痢をおこします。重症化するといくつもの臓器からの出血や黄疸をおこします。致死率の高い病気です。
特別な治療法はなく、症状を軽くするための対症療法が行われます。早期治療で体力を保つことが重要です。
※発熱などの症状がでた場合、速やかに医療機関を受診してください。
※海外で症状がでたときのために、渡航先の医療事情を確認しておきましょう。
黄熱予防接種の推奨地域
2014年のデータ。アフリカ中央部と南米は黄熱予防接種の推奨地域です。
※黄熱ワクチンは、黄熱ウイルスへの暴露が低い地域(ヒト黄熱症例の報告がなく、過去に黄熱ウイルスの伝播が低レベルであったことを示唆する証拠がある)では、一般的には推奨されません (generally not recommended)。
しかし、この地域への渡航者の中で、蚊への暴露のリスクが高くなる渡航者または、蚊による刺咬に対して忌避措置がとれない少数の人に対しては、考慮することも可能である。
すべての渡航者について、予防接種を考慮する場合には、1)黄熱ウイルスによる感染を受けるリスク、2)各国の入国条件、3)ワクチン関連の重篤な副反応を起こしうる国々のリスク要因(年齢、免疫状態など)に留意しなければならない。
狂犬病
【危険度】★★★★★
狂犬病は年間5万人以上が死亡する人畜共通感染症です。発症するとほぼ100%死亡します。狂犬病はほとんど全ての哺乳動物から感染する可能性があります。感染症法では4類に分類されています。
【感染経路】
ウイルスは感染動物の唾液に含まれます。哺乳動物に咬まれたり、傷口、目や口の粘膜をなめられたりすることで神経系の細胞に感染します。動物は前足をなめるので、ウイルスの付いたツメで引っかかれても感染を考えなくてはなりません。
【症状】
ウイルスが直接中枢神経を侵した場合、10日目あたりから、発熱、頭痛、全身倦怠や嘔吐などを起こします。一方、末梢の神経線維に感染した場合には、ウイルスは非常にゆっくりと脳へ向かうので発症までに数年の年月を要します。
発症後は、ものを飲み込みづらくなり、液体を飲もうとすると筋肉がけいれんするため、水を恐れるようになります(恐水症)。やがて昏睡状態となり、呼吸が麻痺し死亡します。
【治療】
哺乳動物に咬まれたときには、できるだけ早く病院を受診してください。
同時に、狂犬病のおそれのある動物に咬まれたら、傷口を石鹸と水(できれば流水)でよく洗い、消毒液で消毒します。空気に触れると直ぐに感染力が弱まるウイルスです。
粘膜から感染する可能性があるので、決して傷口を口で吸いださないでください。
医師はWHOが定めた基準に沿ってワクチンの必要性を判断します。咬まれたときの状況、咬まれた後の処置の仕方などをできるだけ詳しく説明してください。
ワクチン接種が必要と判断されたときには、医師の指示に従ってワクチンを接種してください。接種は複数回を受ける必要があります。
症状が発現したときには確立された治療法はありません。これまでに100万人以上の人が命を落としており、助かった人は数名しかいません。
日本でも、2006年に狂犬病の輸入感染例がありました。しかし、その前の発生例は1970年です。日本に狂犬病を診た医師はほとんどいないので、診断と治療が遅れる可能性があります。そのためにもワクチン接種は大切です。
狂犬病の発生がない日本では、常備されているワクチンは限られています。接種対象者が予めワクチン接種が可能であることを病院に確認し、病院の指示に従って受診してください。
日本での暴露後接種は0日、3日、7日、14日、28日、90日の6回です。
地域によってワクチンの種類、接種方法、接種回数が異なりますので、海外ではワクチンの種類と接種方法の情報を聞いておくことが重要です。
ワクチンの種類と回数によっては、最初から接種し直すこともあります。
【予防】
全ての動物からする可能性があります。動物にむやみに手を出さないようにしましょう。
渡航地で動物と接する機会が多い場合には、暴露前接種という方法があります。暴露前接種は初回接種を0日とすると0-28-180の3回接種となります。
こちらも、海外での接種方法とは異なります。海外で追加接種を受ける場合には確認が必要です。
狂犬病のリスクのある国
アフリカ、アジア、中南米のほとんどの地域で流行しています。台湾は狂犬病のない地域とされていましたが、2013年7月台湾で狂犬病の野生動物が確認されています。
狂犬病のリスクのない国が減ってきていますので、渡航先の情報には注意してください。
炭疽
【危険度】★★★★★
炭疽は炭疽菌がうつることによってかかる病気です。人から人へとうつることはありません。
【どうやってうつる】
炭疽にかかった動物や炭疽で死亡した動物に接触することによりうつります。炭疽で死亡した動物の肉、臓器、皮や毛に接触したり、食べたりすることによってもうつります。
【症状】
1~7日間の症状のない時期のあとに、皮膚の異常(皮膚炭疽)、消化器の異常(腸炭疽)や呼吸器の異常(肺炭疽)がおこります。
皮膚炭疽の場合には、まず痒みがおこり、続いてイボ状のできものができ、それが水ぶくれになって大きくなり、えぐれて潰瘍になり、最後にはくぼんで硬い黒いかさぶた状のものになっていきます。発熱、倦怠感や頭痛を伴う場合があります。
全く治療を行わないと、20%程度が死亡します。
腸炭疽の場合は、発熱、激しい腹痛、吐血、血便が見られます。50%程度が死亡します。
肺炭疽では、発熱、咳、呼吸困難や嘔吐がおこり、90%程度が死亡します。
【治療】
抗生物質による治療が行われます。
【予防】
ワクチンが存在しますが、副作用等の理由から通常用いられません。流行地においては動物に近づかないようにしてください。また、肉、臓器、皮や毛などに触らないようにしてください。屠殺時に健康であったことが証明されていない肉などは決して食べないようにしてください。
【危険のある地域】
中南米、サハラ以南のアフリカ、中央~南西アジア、南ヨーロッパおよび東ヨーロッパで見られます。
HIV感染症・AIDS(後天性免疫不全症候群)
【危険度】★★★★
HIVウイルスに感染し発症すると、他の病気に対する抵抗力がなくなって、いろいろな病気にかかります。病気が進行すると死亡することがあります。
【どうやってうつる】
HIVウイルスに感染した人の血液、母乳、精液、膣分泌液などの様々な体液によって感染します。キス、抱擁、握手といった日々の接触や個人で使用する物、食品、水を共有することでは感染しません。
【症状】
感染して数週間から十数年の症状のない期間があった後、発熱、のどの痛みや倦怠感などの症状が出ることがありますが、この症状は1~数週間で自然に治ります。
その数年後に、リンパ節の腫れ、発熱や下痢を発症し、さらに進行すると肺炎や皮膚病になったり、腫れものができたりします。
【治療】
定期的に医師の診断を受け、症状を軽くする治療を受けます。ウイルスを完全になくすことはできませんが、いろいろな薬を使うことによってウイルスを抑制し、病気の進行を大幅に抑えることができます。
【予防】
不特定の人との性交渉は避けましょう。コンドームを正しく使用しましょう。途上国では医療器具が汚染されていることがありますので、安心できる医療機関を確認しておきましょう。
ペスト
【危険度】★★★★★
ペストはペスト菌による感染症で、ヨーロッパで大流行が繰り返され、皮膚が黒くなって亡くなるため、「黒死病」として恐れられてきました。現代では抗生物質のおかげで治療できる病気ですが、地域での流行がみられる国があり、毎年2,000人程度の患者が報告されています。
【どうやってうつる】
感染したノミに咬まれることによって人へうつります。また、肺に感染すると患者の咳によって、容易に人から人へとうつります。
【症状】
最も多いのが、ノミに咬まれた場所に関係したリンパ節に感染が起こり、腫れと痛みをきたす症状です。その後、高熱や皮膚に出血をともなう発疹がみられ、治療しないと高率で死亡します。
肺への感染が起こると、発熱、咳、痰など肺炎の症状が出現します。人への感染力が強く、放置すると100%死亡します。
また、血液中にペスト菌がばらまかれ、ショックをきたし、死亡する状態が10%程度にみられます。
【治療】
できるだけ早く抗生物質を投与することで治療できます。また、ペストの患者に接触した人には予防のために抗生物質を投与します。
【予防】
現在使用可能なワクチンはありません。
ペスト菌を持つノミは、ネズミによって運ばれます。このため、感染が起こる地域では、ネズミが生息している場所に立ち入らないことが重要です。
肺ペストが流行している地域には立ち入らないようにします。流行時は、激しい咳をしている人には近寄らないようにして下さい。接触してしまった場合には直ちに医療機関を受診し、予防のための抗生物質服用について相談してください。
エボラ出血熱
【危険度】★★★★★
エボラ出血熱はエボラウイルスによる感染症です。感染症法では1類の感染症に分類されています。
【感染経路】
エボラウイルスに感染した動物や感染した人の体液に、傷口や粘膜が接触するとウイルスが侵入、感染します。
また、症状が出ている患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)や体液等に汚染された物質(シーツ、衣類、医療器具、患者が使用した生活用品など)に傷口や粘膜が触れても感染することがあります。
現在は、未発症の患者からは感染しないと考えられています。ウイルスは飛散しにくい形状なので、通常は空気感染も起こりません。しかし、直接、飛沫を浴びた場合には感染する可能性があります。
【症状】
2~21日(通常7~10日程度)の潜伏期間の後、38度以上の高熱、頭痛、筋肉痛、のどの痛みなどの風邪様の症状で始まります。
続いて、嘔吐、下痢や内臓機能の低下がみられ、さらに進行すると身体のいろいろな部分から出血し、死に至ります。致死率が非常に高い(50%以上)病気です。
【治療】
特別な治療法はありません。症状を軽くするための補液と対症療法を行い、生存の確率を高めるための治療を行います。早期に安静を保つことが有効であり、早期発見が重要と考えられています。
【予防】
ワクチンはありません。感染が疑われる人との接触、流行地域での行動は可能な限り避けてください。感染防御対策を行っている多数の医療関係者でさえも感染しています。
壁や机に付着した体液に触れるなど、予想もしないところが感染源になることがあります。周囲に付着したウイルスは感染力を保持していると考えて行動してください。
動物も感染しますので、動物の死体に近づくこと、触ることも避けましょう。加熱処理の信頼できない肉(Bushmeat)を食べることは論外です。
一方、未発症の人は血液や体液にウイルスが出ていないので感染させることはありません。流行地に滞在した健康な人がウイルスを持ち込むこともありません。
善意を持って流行地を支援する人々には過剰な懸念を抱くことなく、冷静に対応しましょう。
アルコールなどの消毒薬だけでなく、石けんでも感染力をなくす効果があります。もし、感染の可能性のある患者と接触した場合には、直ちに石けんで体を洗うことを考えてください。
【感染の危険のある地域】
アフリカ中央部で発生しています。2014年3月にはギニアで集団発生が報告され、西アフリカ(ギニア、リベリア、シエラレオネ)では夏以降に爆発的な流行がみられています。
周辺国や医療支援を行った国でも感染例が報告されています。
マールブルグ病
【危険度】★★★★★
マールブルグ病はマールブルグウイルスがうつることによってかかる病気で、人から人へうつります。アフリカの一部の国で発生したことがあります。
【どうやってうつる】
病気を発症した患者の血液、唾液や排泄物に直接触れたときに、皮膚からウイルスが体に入ります。病気に感染した動物に触れたり、食べたりすることによってもうつります。
自然界のコウモリがこのウイルスを持っているのではないかと言われており、コウモリの排泄物を吸い込んだり、接触したときにうつる可能性があります。
【症状】
3~10日の症状のない期間があった後、発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、吐き気や嘔吐をおこします。発病して1~3日目に水のような下痢を起こし、意識が遠くなり、発病後5日目頃に体中に斑点状の発疹が現れます。
さらに進行すると体のいろいろな部分から出血し、ひどい場合には死亡します。死亡する確率は30%とされています。
【治療】
特別な治療法はなく、症状を軽くするための集中治療が行われます。
【予防】
ワクチンはありません。流行地域に立ち入らないことと、コウモリに近づかないようにすることが重要です。
【危険のある地域】
過去に、ウガンダ、ケニヤ、コンゴ民主共和国、アンゴラ、ジンバブエで発生しています。
何このスレこわい
消毒が必要だな
>>68
せやな
クリミア・コンゴ出血熱
【危険度】★★★★★
クリミア・コンゴ出血熱は発熱と出血をきたすウイルスによる疾患の一つで、世界に分布しています。多くの動物に感染し、人がかかると死亡する可能性が高い重大な疾患です。
【どうやってうつる】
ウイルスを持ったダニに咬まれることにより感染します。また、感染した動物や患者の血液や体液に直接触れることにより感染します。
【症状】
ダニに咬まれてから通常1~3日、感染性の血液に触れてから通常5~9日で、突然の発熱、頭痛、筋肉痛、リンパ節の腫れ、発疹、血便、吐血、鼻血などの出血症状がみられます。
症状出現後2週間程度で約30%が死亡します。回復する場合には、症状出現後9~10日で症状が改善します。
【治療】
特別な治療法はなく、症状に応じた治療が行われます。
【予防】
ワクチンや予防する薬はありません。
ダニが特に活動が活発化する時期(春から秋)、ダニが多数生息する地域への渡航を控えます。屋外ではDEETを含有する虫よけスプレーを使用し、衣服や肌にダニが付いていないか確認し除去します。
流行地域では家畜を含む動物にむやみに近づかないようにします。また、動物の血液に触れてはいけません。
ラッサ熱
【危険度】★★★★★
ラッサ熱はラッサウイルスがうつることによってかかる病気で、人から人へうつります。
【どうやってうつる】
病気を発症した患者の血液、唾液や排泄物に直接触れたときに、皮膚からウイルスが体に入ります。
自然界ではヤワゲネズミ(マストミス)というネズミの一種の体内にウイルスが存在し、このネズミを触ったり、糞や尿によって汚染された食品の摂取、食器の使用、塵や埃を吸いこむことによってうつります。
【症状】
1~3週間の症状のない期間があった後、徐々に発熱し、体のいろいろなところが痛くなったり、咳、嘔吐、下痢、顔のむくみ、粘膜からの出血がおこります。耳が聞こえにくくなったり、手足が震えたりします。
いろいろな症状が現れるため、症状だけでラッサ熱であることを見分けるのは困難です。ひどい場合には死亡することがあります。
【治療】
抗ウイルス剤による早期の治療が行われます。それに加えて症状を軽くするための集中治療が行われます。
【予防】
ワクチンはありません。ヤワゲネズミが生息している西アフリカでは、ネズミに噛まれないように、ネズミの糞尿による汚染の可能性がある所を触らないようにしましょう。患者から空気感染することはないと言われています。
【危険のある地域】
ヤワゲネズミが生息している西アフリカ地域が危険です。
南米出血熱
【危険度】★★★★★
南米出血熱は、アルゼンチン出血熱、ブラジル出血熱、ベネズエラ出血熱およびボリビア出血熱の総称です。中南米で見られます。
【どうやってうつる】
ウイルスを保有しているネズミ類との接触(ネズミの糞尿を吸いこむ場合も含む)、ネズミによって汚染された食品の摂取、食器の使用、塵や埃を吸いこむことによってうつります。また患者との接触によってもうつります。
【症状】
7~14日の症状のない期間があった後、発熱、筋肉痛、悪寒、頭痛、嘔吐やめまいをおこします。さらに進行すると体のいろいろな部分から出血したり、呼吸が苦しくなったり、意識が遠くなったりします。死亡する確率は30%とされています。
【治療】
特別な治療法はなく、症状を軽くするための集中治療が行われます。ワクチンはありません。
【予防】
流行地域ではネズミ類がいるような不衛生な場所に近づかないようにするか、ネズミの駆除を行います。
【危険のある地域】
南米
海外では動物はあらゆる感染症の感染源となります。気をつけましょう。
参考リンク
http://www.forth.go.jp/
FORTH 厚生労働省検疫所
http://www.anzen.mofa.go.jp/
外務省 海外安全ホームページ
虫歯がNO.1やろ
>>76
まあたしかに物が食べられなくなるからな
いろいろ調べてみたいけど
一回炭疽菌調べてみたときの画像検索がグロすぎてもうね…
>>78
エボラもヤバいよ
寄生虫なしかよ
>>79
マラリアは一応原虫だけどな
>>79
寄生虫はトラウマレベルの画像が出てくるからな
エキノコックスが脳に入ったやつとかドン引きしたわ 一応マラリアも原虫だから寄生虫っちゃ寄生虫
>>85
マジで寄生虫に関しては画像検索したら後悔する
炭疽菌は実際に細菌テロで使われるからな
>>80
わかる
使用頻度と重篤性を考慮すると炭疽菌が一番怖いテロ兵器だな
なんでこういうのって地図の左下の方に多いの?
>>87
アフリカは
・衛生環境が非常に悪いので病原体が多い。
・ジャングルなどの未開の地が多く、開発の度に未知の病原体が発見される。
・人々の栄養状態が悪いので免疫力が弱い。
>>88
なるほど
これから発展してけば減りそう
>>99
せやな
実際、東南アジアや韓国なんか、経済発展に伴って衛生環境も良くなったし
真菌編オナシャス!
>>91
カビ興味ない
>>94
ワロタ
まぁ日和見以外は水虫くらいだもんねえ
>>96
一応クリプトコッカスは発症したら怖いけどな あー、でも、めったに発症しないから除外だな
ちなみに日本は衛生環境が良すぎるから、日本人の免疫力は世界最低クラスな。欧米の水道水すら、日本人は飲んだら腹壊すし。
外国に旅行した時に真っ先に感染症になるのが日本人。
性病ランキングオナシャス!
エイズはまぁ一番として個人的には耐性菌増えてきた淋病が怖い
>>98
梅毒もヤバいな
特別な治療法はありません
特別な治療法はありません
特別な治療法はありません
もうちっとやる気出せや
>>101
有効な治療法が見つかると良いな。
ウイルスは細菌と違って抗生物質が効かないから、点滴でしのぐしかない場合が結構多い(自然治癒力に任せる)。
原発性アメーバ性髄膜脳
危険度☆☆☆☆☆
これは中枢神経系が冒されることで、始めは嗅覚認知(匂いや味)の変化が起こり、続いて吐き気、嘔吐、発熱、頭痛などを示し、急速に昏睡して死に至るものである。
このため”殺人アメーバ”と呼ばれる事もある
人食いバクテリアとか言う
誰でも保有している菌で発病して手足などが壊死する上に重症化が早く壊死した部分は切断をしなければ進行を止められずすみやかに治療を行わないとほぼ死ぬという時限爆弾
この2chスレまとめへの反応
観光立国とか言って海外から沢山旅行客とか来るようになったから、日本では今までなかった病気とかも来るかもしれないね・・・